切ない話6 | jyunのブログ

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続きです。


簡単に書くと

姪と一緒にオムライスにケチャップで名前を書いてたんだ。
そしたら呼び鈴が名って出てみると女神様光臨。
でかい発泡スチロールに入れた蟹もって。

驚いて俺の空間が止まったよ。

わざわざ持ってきて貰ったのに、追い返す訳には行かないから部屋に上がってもらったんだ。

蟹なんだがめちゃでかかった。

ちょwwこんなの貰えないよとか言ったけど『気にしないで』の一点張りで貰っちまった。
その後、女神様にお茶を出して談笑しつつ、行儀が悪いけど高速で飯食った。

姪は今回も女神様にアーンを・・・・・・・・・・・俺もしてほしかったなぁ・・・・

蟹は親戚の贈り物らしい。
というか親戚が蟹漁師だって。
女神様一族恐るべし。

その後べらべら喋って女神様が姉に会いたいって言うから、会わせていいかカウンセラーさんに問い合わせた。


その結果、急激な変化はだめと言う事で許可下りず。
仕方ないので炬燵で蜜柑を食べつつ、台湾行きの事とか向こうでの生活についてとかを話した。

姪は女神様に蜜柑を剥いても貰っていた。
羨ましい・・

台湾の話になった時、女神様に見せられたよ。
メ「このメールも本気ですか?」
俺「ちょ、いや、その」
答えづらい証拠を突きつけられた。

メ「私は行ってもいいんですけどねw」
俺「え、ほ、ほんとでにゅか!?」
メ「嘘です」
俺死亡。

姪は女神様の膝の上。
俺もそこに行きたい・・・・

メ「まだ付き合ったばかりなのに行けませんよ笑」
俺「(小、小悪魔め・・・・」

女神様の笑顔に癒されながらも、どことなく脱力感が・・・

台湾の部屋の間取りを見せたら広いですね~とハシャギ。
家賃を言うとビックリしてた。
まぁ、あれだけの広さで月8万ぐらいは安すぎだからな。
日本では絶対に考えられない。




ちょ、緊急!

女神様が買い物に行きませんか?だって。
でも、服がない!

今日は外寒いんだよな。
風強いしたまに雪降ってる。
ダサいと言われてるフリースを来て行っていいかな?
流石に薄着派の俺でもこれは寒い

うし、待ち合わせは2時だけど着替えてくる。

ところでうさぎと猫どっちが好きだ?
姪にかぶらせるニットキャップのデザインなんだがw
ウサ耳と猫耳があるぞw
ちなみにこれも俺の趣味だ

それにしても俺の服少ないなぁ。
姪の服が多すぎるのは俺の親バカか?
台湾に行く前に何着か姪の服は処分しようかな。
姪も成長すれば着れなくなるし。


時間になり出かける。

そして・・・

ヘルプ!
女神様に家に来ないか誘われた!
これは行くべきか?
付き合ってから早すぎる展開なんだか゛…

女神様両親と会わないといけないんだぜ。
俺死ぬかもしれん。


しかし蟹のお礼も言わないと。
でもアウェーだぞ?
何聞かれるかわからん。女神パパになんて言われるのか。特に弟が怖い

だけど怖い
なんてチキンなんだ俺

それに格好が私服。
姪はいいが挨拶はスーツじゃないか?

時間がない。
こうなったら玉砕だ。

俺は華々しく散ってくるかも
骨は拾ってくれ。出来ればTV横の棚の録画アニメ処分してくれると助かる



帰宅後。

女神弟は変な奴だった。
ドキドキしつつ女神様宅に行ってきました。
車中では女神様と姪がプリキュアの歌を歌い賑やかに。
というか女神様、なぜ歌詞を知っている……

会話部分は適当に補ってます。記憶違いがあるかも知れないのであしからず。

到着。
ドキドキしつつ玄関を開けると、女神様ママが笑顔でいらっしゃいました。

女マ「いらっしゃい。急なお誘いでごめんね」

俺 「い、いえ。こちらこそ私服で申し訳ありません。お招きありがとうございます!」

女マ「フフフフフフ、どうぞ」

俺 「お邪魔します…」

その笑いは何なんだ!
と思いつつ靴を脱ぎ、スリッパを履こうとして気がついた!

左右の靴下が違う!!!!
つま先部分の第二間接辺りにあるラインが右が灰色と左が黒の色違いを履いてた。
やべぇ!と思った俺は急いでスリッパにつま先をいれ誤魔化した。
幸い誰も気づいてなくてセーフでした。

ちなみにこの時姪は女神様ママにいくつ?と聞かれていた。
姪は住所氏名年齢俺の携帯電話番号言えます。

そして居間に行ったわけだが、ここで女神様パパがソファーに座って酒飲んでた。

女パ「オゥ、いらっしゃい」

俺 「お、お邪魔します…」
姪 「こんにちは!」

女パ「ん、こんにちは。だけど夜だからこんばんわだよ。パパが間違ってるから……」

俺 「す、すみません」

この間の事を覚えていらっしゃった。
俺の株が下がった。

女パ「まあ座わって」

俺 「はい、あ、私服で失礼します」

女パ「いいよそんなの。姪ちゃんも座って」

ここまでは順調。
姪がソファーのスプリングでボヨン、ボヨンしてた以外は。
すぐに止めさせた。

で、女神様と女神ママは飯食っていけと言って台所に。
ちょww女神様見捨てないでと心の中で叫ぶが気づいてくれず、
女神パパと二人っきりに。
もう、頭の中グルグル状態。
姪は出されたジュースを飲んでた。

とにかく何か言わなくてはと思い

俺 「あ、あの蟹ありがとうございました。美味しく頂かせて頂きます」

女パ「いいよ。いっぱい弟が送ってくるから毎年あまるからね。誰かに上げないと食べきれないから」

俺 「そうですか。大きくてびっくりしました」

女神パの弟さんが蟹漁師というのが判明した

ここでいったん話が止まりシーンとなる。
だって話題がないから。
姪は鉄腕DASH!を見てた。
すると女神パパが

女パ「パパ君も飲む?」

と言ってビールを差し出してきた。

もちろん車で来た俺は飲めない。

俺 「いえ、車なので」

女パ「いいよいいよ。あとで女神弟が運転して家まで送ってやるから」

俺 「そのご迷惑になるので……」

女パ「大丈夫。あいつも息抜きをしないと」

俺の記憶が正しければ今朝のニュースで明日は国公立試験ではなかったか?と思った。

結局強引に進めてくる女神パパに逆らえずビールを飲んだ。
ちなみに俺はほとんど酒飲まない。
20歳になった頃は興味本位でかなり飲んでたけど、姪を育て始めてから2~3回しか飲んだことはない。
さらに俺は酔っ払うと陽気になる人。
泥酔すると脱ぐらしい。

コップ一杯で済ませようチビチビ飲んで時間稼ぎしつつ、空になった女神パパのコップにドンドン注いでいく。
この時、姪はつまらなくなったのか女神様の元へ。
俺の味方がすべて消えた。


そして女神パパが俺に語りかけてきた。
女パ「パパ君はえらいねぇ。子供を育てながら働くの大変でしょう?僕は女神ママがいたから家の事は任せてたからねぇ」
俺 「そ、そうですか?」
緊張しすぎて声が震えまくり、ビールが入ったコップを握り締めて落ち着こうと必死になる俺。
女パ「今うちが成り立ってるのも女神ママのおかげなんだよ。それで……聞いちゃ悪いけど奥さんと何で別れたの?」

うぇ?奥さん?何のこと?混乱する俺。
女神パパは事情を良く知らなかったようで、姪の事を俺の子供と勘違いしてるようだった。
姪が俺の事をお父さんと呼ぶからかもしれん。

俺 「あ、あの子は俺の姪です。ちょっと訳がありまして預かってるんです」
女パ「そうなの?いや、ごめんね。女神様が君の事を詳しく話してくれないから勘違いしてた。
   女神は優しい人とかしか言わないから子供連れてきた時はびっくりしたよ」

女神様、家に招待してくれるのはありがたいけどそこは話して頂けると助かったのです。


その後、夕食が出来たのか姪が台所か走ってきて言った。

姪 「おじいちゃん、ご飯が出来たって」

え、君はいつから女神パパの孫になったの?と思うと同時に物凄く恥ずかしい思いをした。
女神様パパはジーとこっち見てるし、かなり居心地が悪かった。
おそらく女神様か女神ママの入れ知恵と見た。

で、テーブルに座ると奴がやってきた。

そう、女神弟だ。
ノソ~と入ってきた女神弟を見てびっくり。めちゃ背が高い。190cmぐらいありそうな身長にビビッた。
なにより服の上からでもわかるマッチョぶり。腕とか首太すぎ。
それなのに全体的にスマート。
最近腹が少し出てきた俺とは大違い。
それにしてもこいつが「姉ちゃんがキスした!」と叫んだ男なのかと思うとギャップが激しすぎて内心ワロタ。

夕食は美味しかったです。
から揚げと白身魚のフライにポテトサラダ、卵スープ?。それと蟹の刺身?と焼いた蟹あと魚の刺身。
蟹が余るぐらいあると言うのに納得がいった。

しかし、女神弟は良く食う奴だった。
1人で蟹の足を5~6本食って飯を3杯おかわりして、から揚げバクバク食うし。
おいおい来客中にその食欲はないだろと思いつつ俺も蟹の身をホジホジ。

姪は女神様と女神ママに蟹を貰ってご満悦。
そういえば姪にとってお婆ちゃんといえる人物はいないからなぁ。
それに蟹も食ったことないし。食べた事があるのは蟹缶と蟹カマぐらい。
本物の蟹を食ったのは姪は始めてだ。

そうして女神弟はさっさと夕食を食べたあと部屋に。
ちゃんと受験生なんだなと思ってたら、下りて来て雑誌読み始めやがった。
勉強しろよ……


夕食後は女神ママに質問攻めに。
仕事とか姪についてとか。あと台湾行きについても話した。
大変ねぇしか言われなかったのだが、俺のリアクションはどうすればいいのだ。
女神ママは姪の事は知っていたみたい。
姪は蟹の鋏に興味を持って触っていました。
あ、小麦の値段が上がるから大変だねみたいな話もした。
女神パパはお茶を飲みつつ姪を眺めたり、たまに話に入ってきたりとゆっくりしてた。

そのうち、いつの間にか姪は女神弟に近づき、女神弟のポケットからでる携帯ストラップ?のモサモサにサワサワってた。
それを許す女神弟は案外子供好きかも。
慌てて姪を俺の横の席に戻したけど。


で、そろそろ時間も遅いから帰ることに。
女神パパが女神弟に車運転しろと言って俺の元に連れてきたので、すみませんお願いしますと言ってキーを渡して玄関へ。
そして俺最大のピンチ。

女神様ご家族の前でスリッパを脱がなくてはいけない。
靴下の左右が違うのを知られる!!!!!

姪に靴を履かせながら逃げ道を考えるも思いつかず
ドキドキしつつ出来るだけ高速で靴を履きました。
気づかれてないと思いたい。
弟のニヤニヤは忘れよう。

で、女神様ご家族に挨拶して、車に乗って女神弟の運転で我が家へ。そして女神ママが後ろから女神家の車で女神パパを乗せてついて来た
車中では姪と女神様が後ろに座って、俺が助手席に座ってナビしていたら女神弟がニヤニヤして聞いてきた。

弟「昨日の夜はどうでした?ww」

おま!何を聞いてくる!
普通は姉の彼氏にそんな事は聞かないだろ。

俺「えーと」

なんて答えて良いのか良いのかわからず、誤魔化そうとしたら女神弟は爆弾を投下した。

弟「楽しかったですか?」

俺「あ、はい」

弟「姪御さんがいない所でしてくださいね」

一気に冷静になった。
恥ずかしいとかじゃなくて、こいつ頭大丈夫か?と俺は思ったんだが。
それと女神様。運転手の頭を叩かないでください。事故を起こしたら怖いです。
ちなみに昨日の夜は川の字で寝たのでドキドキ展開はありません。
いや、俺はドキドキしてたけど。大人な展開はないですよ。

そして我が家に到着。
もう一度女神様一家にお礼を言ってお別れしました。
姪は女神弟からモサモサを貰っていた。
女神弟の性格が掴めない。

と言うのが女神様家訪問でした。

俺の感想は女神様家族はいい人達でした。
付き合いだしてほんの少ししか経っていないのに、家に招いてくれた事や
俺の家庭の事も理解してくれて嬉しかったです。
特に女神ママは何かあったらいつでも頼ってねといって帰りに果物が入った袋を。
恐縮しつつ頂いて来ました。
本当にいいご家族でした。



『翌日』


ちょっと今日は持ち帰り仕事や手続きの書類書いたりと忙しいので一言だけ。

姉が蟹食ってた……orz
それもカニ玉した形跡あり。


これは家事をしたと前向きに取るべきなのだろうか?




続く