集客用ブログのカテゴリ分けする前にやるべき事 | 自分で作れるホームページ作成法

自分で作れるホームページ作成法

本業が忙しい人でもビジネス用のホームページを自作する方法をやさしくお伝えします。


前回のブログ記事で


というものを書きました。


狙い通りのお客をブログから集客するために必要な事は

お客様との出会いから成約までの階段を考え、
それを逆算してブログのカテゴリを作っていく

という内容でした。

今日は、ビジネス用ブログのカテゴリ分けをする、
前にやるべき重要な考え方をお伝えします。


■もし、効果的なカテゴリを作る事ができたなら

(1)出会いから成約までの道筋が明確になり、お客様を迷わせないブログカテゴリが作れる
(2)本でいえば目次を決定してから記事を入れる事ができるので自分のブログに足りない個所を発見することができる。
(3)その結果、訪問者に役だつ記事が増えて集客が増える

という未来がまっていますので、是非やってみてください。


■お客様との出会いから成約までの階段を作る理由について

まずは、下記の図をご覧ください。


これは、当社で作成したサポート体制を表した図です。
実際に販売サイトで使っているもので、結構頭ひねって考えました(笑)

この図は右と左で導入前と導入後の比較がされています。

右の頭を抱えている人がシステム導入前で
左の階段を楽しく登っている人がシステム導入後のイメージになります。


そして、階段部分は、お客様が自力で登れる理由を記入しました。

1、必要な知識の共有(体系立てたノウハウ提供や動画マニュアル)
2、システムの提供(当社はソフト販売なので)
3、サポート(できない時は私がついています)


このようなイメージがブログのカテゴリで演出できていれば

お客さんは自分で登る気になってくれます。

そして、どうしても登れない時には専門家としてのあなたに頼る事になり、
有料でもいいのでサポートしてください。

となるわけです。


当社はソフト販売なので2番はシステムの提供となっていますが


もし、あなたが英語教材販売をしていたらこんな感じでしょうか。
1、必要な知識の共有(体系立てた英語勉強法)
2、英語教材の提供
3、サポート

もし、あなたがお客様が自力できない業種、例えば工務店などは
1、必要な知識の共有(失敗しない家作りの7条件等の小冊子)
2、実際の建築(設計、施工)
3、アフターフォロー

の様な感じです。

まずは、あなたの立ち位置がどのようなもので、何を提供できるのかを意識する必要があります。


それでは
お客様が喜ぶカテゴリの作り方についてお伝えします。

▼ステップ1
ブログのカテゴリを作ると言っても全体的な流れが見えていないとその後の成約に結び付きませんのでまずは出会いから成約までの段階を分解することから始めます。

当社で、出会いから成約までのステップについて
図解を作成していますのでまずはご覧ください。

それぞれのステップで狙うお客の行動をマンガ(吹き出し)で説明していますので、解りやすいかと思います。

そして、分解したステップ1つ1つについて
対応するインターネットメディアと役割を確認します。

(1)潜在層を顕在化…ブログでお悩みコンテンツを執筆
(2)顕在層を見込み客へ…メールマガジンに誘導しノウハウ共有
(3)見込み客を顧客へ…ホームページに誘導し販売する

今回は出会いから成約までなので4、5は省きます。

ブログの役割は「あ!これ私に必要かも?」と思ってもらう事です。

以上のステップが確認できたところで、
この流れを崩さないように一貫した内容でカテゴリを組み立てます。


▼ステップ2
分解した流れを逆にして1つずつカテゴリを組み立てる。

成約までの流れを逆から考え始めると発想がしやすいので
簡単なところから取り組む事ができます。

(3)見込み客を顧客にするために
・販売する商品を決定する(ホームページで行う)
 →あなたの商品は誰が買うのですか?
(2)顕在層を見込み客にするために
・商品をお客の悩みと絡ませて紹介する。(ホームページ、メルマガで行う)
 →あなたの商品を買ったお客はどのような未来が待っているのですか?
 初めてここで商品を語るようにする(ブログからはリンクする)
(1)潜在層を顕在化するために
・ブログのカテゴリで記事をまとめる
 →カテゴリを見ただけで、専門家と思ってもらえる構成にする
 →逆に必要の無い人はすぐ帰る=見込み客ではない
・お客様の悩みを解決するブログ記事を書く
 →商品の紹介ではなく飽くまでお悩みを解消する内容にする
 →集客性の高い記事が書ける


ビジネス用にブログ構築の目的は何かしら商品・サービスを買ってくれる見込み客の集客です。
やみくもに集客数が多くても、その場で帰ってしまっては意味がありません。

自分の狙った客をメールマガジンに誘導する事。

さらに濃い情報を提供し、顧客との関係性を構築する事。

そのうえで商品を販売するという流れが最近主流で最もスマートな販売方法となります。

また、重要な点として
ブログではあくまで情報提供に徹し、ホームページで商品を語るという事がポイントです。
興味もない段階で売り込まれたら誰だっていやですよね…

逆に、販売者としても、あまり興味の無い見込み客から変な問合せを受けて無駄な時間を過ごさずに済みます。

ですから、ブログ上では商品のメリットについてのカテゴリは作りません。

以上をまとめますと
ビジネス用ブログのカテゴリ作成で気を付ける点は

・お客様との出会いから成約までの全体の流れを理解したうえで作成する
・ステップの中でブログに掲載するカテゴリからは売り込み要素は取り除く。
・カテゴリを見ただけで、専門家と思ってもらえる構成にする。

▼ステップ3
カテゴリをマインドマップにまとめ、定期的に見直す

うちの会社ではサイトを作るときには、販売の全体的な流れをまず作ってから
ブログに乗せるカテゴリを選んでマインドマップで作成しています。
このブログに関してもマインドマップで作りました。
そして、一度作ったら、お客様からの反応を元に改善しています。
そうする事で精度が上がり、自分の好みのお客さんだけを集める事ができています。


本日もお読みいただきましてありがとうございました。
ホームページ作成アドバイザーの田中がお伝えしました。