UVレジンへの不透明な着色方法 | レジンクラフト®

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ビーズママ店長の徒然日記。
レジンクラフト®の紹介を中心に、店長の育児の話など、思いつくままにつづっています。

結構この話題書いてるつもりなんだけど。。。。。

とりあえず、最近、また質問が多いので書いてみました。
1月ごろにドロップ型を使って、ドロップを作る方法をお知らせしましたが、この時に私が失敗した作品を見ていただくと一番わかりやすいかも(-。-;)


透明樹脂・レジンで作るアクセサリー
手前3つはドロップとしては透明感が無くて、失敗ですが、不透明な色という意味では成功なのかしら?!

透明樹脂・レジンで作るアクセサリー
左、透明色、右、不透明色。

使っているのは同じ物で、ピカエース透明顔料のディープレッドです。

ピカエース透明顔料は顔料でありながら、唯一、紫外線を通すように作られている顔料です。今のところ、国内ではこの製品しか紫外線を通す顔料は無いようです。作ってる人が一人の職人さんだからねぇ。。。
ヾ(@°▽°@)ノ

職人技!!すご~い。
(o^-')b


特に黒や白は紫外線を跳ね返してしまいますので、この顔料じゃないと難しいかもしれません。

同じ粉を利用していますが、透明感を出したい時は、微量だけ利用。不透明感を出したい時は、少し多目に利用。とは言っても、たくさん使いすぎると固まりにくくなったり、仕上がりがやわらかくなってしまうので、少し薄めの色を何層かに分けて固めると確実です。

$透明樹脂・レジンで作るアクセサリー

色もたくさんあります。何色か混ぜてオリジナルカラーを作る事も可能です!!


色付けに「染料」を使う方も少なくないと思いますが。。。。これは、店長はあまりお勧めしていません。

特に、ビーズママのお客様はアクセサリー類などを作る方が多いので、少し長持ちさせたいと思っている方が多いはず。色も、なるべく同じ色を保ちたいと思いますが、染料は変色しやすいんです。

それから、レジンとの相性があまり良くありません。色が抜けてしまう事もあります。

特に、薄い色を作ろうと思っている方は変色、色抜けが激しい可能性がありますので注意してくださいね。

工場で作るレジン製品には絶対に染料は使いません。50年以上前の海外から輸入される安いレジン製品には染料が使われていた事も少なくないそうですが、やはり変色や色抜けの問題が大きくて、最近では海外から入ってくる製品でも顔料に変わっているそうです。

という事は、裏を返せば、染料はレジン類の着色にはあまり向いていないという事も言えるかもしれませんね。

ただし、良いこともあって透明感のある色を作るには、染料は素晴らしいです。色が変わる事や抜ける事も踏まえた上で使うのはありかなと。

ビーズママではUVレジンの卸販売を行っています。それとともに、ピカエースの卸販売も行っておりますので、ご用命の方はビーズママよりお問い合わせください。こちらのブログに直接コメントいただきましても、お返事できない事がございますため、ご容赦ください。

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