20世紀初頭までボヘミアン地方で、職人の手によって作られていたガラスなのですが、今となっては材料の配合や製法などが全く伝わっておらず、“幻のガラス”とも呼ばれている稀少な素材なのです。
ある意味、ダイヤモンドよりも貴重な存在といえるでしょう・・・
私は、この魅惑的なガラスの虜になったひとりで、少しずつご縁があるごとに集めてまいりました。
このたび、大切なサフィレットのひとつが、長年Delicaをご愛顧して下さっているお客様のもとに“お嫁入り”することになりました。
貴重な素材を手放すのは、少々寂しい気もいたしますが、お客様の喜んで下さる笑顔は、私の気持ちを補って余りあるほどの嬉しいご褒美です。
作業ボードの上で、このサフィレットと組み合わせるビーズを選ぶひととき・・・
至福の時間です
K様、今しばらくお待ち下さいませ。
このブログをご覧の皆様も、どのようなジュエリーになるか、どうぞお楽しみに・・・
