「オーシャンズ11」
Oceans 11
軽快で、お洒落で、派手で、いい意味で最高の娯楽、「オーシャンズ11」
音楽とテンポがとてもいい。映像もキレイで、見ていて飽きない。
ジョージ・クルーニーの兄貴ぶりもなかなかいい。マット・デイモン演じる青年をイッパシの「オトコ」にしていくという、言わばアメリカ文学の好む「イニシエーション・ストーリー(成長物語)」の構成を踏襲してるあたりも憎い(と少なくとも私は思っている)。
続編の「12」には賛否両論ある様だし、元ネタになった「オーシャンと11人の仲間」の方が作品としては優れているといった批評もある様だが、そんな世間の話はとりあえずこっちに置いといて、気楽に楽しんで頂きたい1本。クリスマスなんかに見るのにも相応しいかも。
ちなみに、「CUT」の記事によると、この映画の中でブラピがしょっちゅう何かを食べているのは、スケジュールが多忙すぎて撮影の合間に食事を取る暇がなかったためらしい。
だから結構美味しそうに食べてるんだ。
しかしまあ、ハリウッド・スターは大変だ。