勉強法を模索中: 能動的に暗記する | 日々の暮らしの徒然(今はダイエット・美容日記)

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翻訳の仕事をしつつ多言語を勉強している在宅フリーランスの日々の暮らしのこと。

昨日はギャオで見ている韓国ドラマ、『ソドンヨ』に夢中になって
ブログ更新をサボってしまったためいき


予告どおり、ドラマと現がごちゃまぜになりつつあり
夢見がちな毎日を送っている。。。


『ソドンヨ』をすすめてくれた友だちとは夜な夜な感想メールを送り合う仲で
昨日もこんな会話をした。



私、「あーソドンヨ病になったわー。明日まで(新しい回の更新)まで待てんー。」

と、「重症じゃね笑(広島弁)。」

--- 0時を過ぎて次の回を見た友だちから ----

と、「ぬぉー、私もソドンヨ病になりそー。」 

私、「(心の中の声)いや、あんた、仕事中もソドンヨのこと
   考えちゃうって言ってたじゃん。もう病気だよ(笑)」



彼女は元同僚で昔は会社でドラマの話で盛り上がれて楽しかったけど
今はメールでのやりとりしかできないのでちょっと淋しい・・・。


ま、そんなわけで勉強もあまり手につかず・・・。

いけない、いけない。


さてさて、ドラマにはまって抜け殻になる前の一昨日、
図書館で借りたこの2冊の本を読んだ。


マルチリンガル翻訳者を目指す語学オタクの日記**日々、ときどき言語


あんまり参考になることは書いていなかったが、
「英語(外国語)は暗記しろ」という勉強法が紹介されていた。



実はこの本を読んだときは「暗記だけじゃだめでしょう」と思ったけれど
「うん、やっぱり暗記もアリかも」と考え直した。



NHKハングル講座のCDをMP3に入れて
それを聞きながら、掃除や洗濯をしているのだけれど
聞き流しているだけだと受動的すぎて耳に残りはしても
単語や会話を覚えたりすることができない。



「覚えたりすることができない」というのは
「意識的に使えるほど」ということ。

意識的に使うことができなければ意味がない。



例えば何度も同じ曲を聞いていても
歌詞に意識(注意)を向けていなければ
(英語で言うattention)
いざ歌詞カードなしで歌おうと思っても
ところどころしか思い出せない。




それと同じことが「聞き流し」には
起きているなぁと感じた。



今私は韓国語マンツーマンレッスンを受けているけれど
そこで毎回単語テストがあるので頑張って単語を暗記している。



そこで暗記した単語がドラマなどで出てくると
印象が残ってさらに頭に焼き付けられる。



そうやって単語や会話パターンを自分のものにしていくのだ
と実感した。





そして「覚える」こと自体はやっぱり語学の、
特に会話の基本だなとも思った。

覚えていなければ使うことができないのは
誰でも経験済みだと思うし。




そこでやっぱりこの本の言うとおり
「暗記勉強法」は案外効果的かもと思った。



この本でも紹介されているトロイの遺跡を発見した
考古学者のシュリーマンが15ヶ国語を操る語学の天才と
言われているのは有名な話。

彼の勉強法がまさしく「暗記法」で、
古典の本を注意深く読み、
その中から範例を丸暗記することで
15カ国後をマスターした。



聞き流して覚えたものは「意識」を詰め込んでいない
言わば「カラッポ」な産物。

それに反して暗記したものは自分で「無理してでも記憶しよう」
という能動的な行動によって「意識」を詰め込んだものなので
中身の詰まったものなのです。



このことがわかって、
あーそうか、だから今までなんとなく「聞き流し勉強法」に
興味を持てなかったんだなと気付いた。



と、ここまでが理論的に頭で理解できたこと。


では、実際どうしたらいいだろう、と考えた。


私の場合、何ヶ国語か勉強しているが
まず一番に会話が出来るようになりたいのは韓国語なので
韓国語で「暗記法」の成果を出してみたいと思う。


これである程度成功できれば
他の言語も同じように勉強できるし。



では、「何を暗記するか」。


私の場合、単語はたまたまレッスンがあるから暗記しているが
そうでなければ100%の力を出して単語だけ暗記しても
効率が悪いような気がする。


単語だけ覚えていても下の図のように
文が途切れ途切れしか理解できなくて
会話を聞きながら「推測」する手間が出てくるから。


★★★XXX★★XXX。

(★は暗記したのでわかる単語。
XXXはわからない単語や文法的な語尾変化など)


やっぱりシュリーマンのように本から模範的な例文を探して
それを暗記したほうがよさそう。


ただそれをするには本を読まないといけないし
何が模範的な例文かわからない。





そこで私が考えたのはなにか「朗読」的なもの。


今の時代はシュリーマンの時代と違い音声が手軽に聞けるCDもある。


音声が付いていると本を読まなくても内容がある程度
分かるので良いと思うし、自分の気に入った文が選びやすい。


例えば、私はフランス語で読む「星の王子様」の対訳本や
スペイン語のエッセイの朗読CDが付いた本を持っている。


マルチリンガル翻訳者を目指す語学オタクの日記**日々、ときどき言語


マルチリンガル翻訳者を目指す語学オタクの日記**日々、ときどき言語


中身はこんな感じで左ページに本文。
右ページに対訳と語彙が載っている。

マルチリンガル翻訳者を目指す語学オタクの日記**日々、ときどき言語



本文を聞きながら読んだ後対訳も読んでその文章を丸々でも、
気に入った文だけでも暗記してみよう。


この時、出来るだけ「意識」を持って暗記できるように
その文の文法事項はある程度確認しておいたほうが良いように思う。


暗記できるようになるまでは少し時間がかかるかもしれないけれど
CDを聞き続けたり、手で書いて覚えたり、時には単語を覚える時の
テスト方式のようにしてとにかく暗記する。


暗記できたらまた次の暗記。



そうやって次々暗記していくうちに自分の「持ち札」がどんどん増えていって
ドラマや映画、実際の会話などで同じような文が出てきたりすると
いっそう頭に焼き付いて自分のモノのなり、表現の幅も広がってくると思う。


そうやって自分の引き出しを一杯にしていく。



また『ソドンヨ』の話に戻るが、
ドラマの中で登場人物たちは格物致知
(物事の道理や本質を深く追求し理解して、
知識や学問を深め得ること)を学ぶために
論語など、たくさんの本を読んでいる。


チャングムもそうだったけど
論語などの本を何度も繰り返し読み、写し、朗読して
内容を理解しその知識を自分のものにしていく。



昔の人はそうやってまず文を暗記して、
そして暗記した内容を実体験で体験し、
そしてその知識を自分の引き出しに
入れていったのだな~と思った。



そこで私は上の2つの朗読本は韓国語習得の後においておいて
まず韓国語で暗記法を実行しようと思う。


私が選んだ教材は
今聞いているNHKハングル講座の中の
「ハングル一人旅」という短い文章。


マルチリンガル翻訳者を目指す語学オタクの日記**日々、ときどき言語



このぐらいの量なら内容を把握して耳で聞いて
暗記するのもそんなに難しくなさそう。


1回分が暗記出来たら次の回、というように進めていく。


筆記でも暗記出来ればそれもかなりの勉強になると思うけれど
まずソラで言えるようになれるように暗記してみよう。



どんな結果になるかはわからないけれど
数ヵ月後に効果を発表したいと思います!



あ、あと文法の勉強は続けるぞ。



ということで、皆さんも「能動的に」「意識を持って」
頑張ってなにかを暗記してみてください!!!



まだまだ暑い日もあるけれど確実に秋に近づいている感じがします。
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