「今ＯＯ(私の地元）にいるんです」と突然メールを頂きました。
Ｕターンしてからこうやって何度か知り合いが突然訪ねてきてくれることがあり
毎回とてもウキウキしながらすっとんで会いに行っています
今回も突然のメールでびっくりでしたが
「即行きます！」
とメールを返して会いに行きました。
その日の夜にもう夜行バスで東京へ戻られる予定だったので
ほんの数時間でしたが、大好きな方々なのでもう嬉しくて嬉しくて興奮して
しゃべりまくりました。
思えば、横浜で仕事をしていた時から
色々と会社の愚痴を聞いて頂いていました。
そしてリストラされて真っ先に報告した時に、
新しい人生のスタートを応援してくれた方々でした。
ちなみに
リストラされてショック
、、、という報告ではありません。
リストラされたぁぁぁぁぁーーー
バンザーイо(ж＞▽＜)ｙ ☆
という報告でした。
私はリストラされる1年ほど前から語学にはまり始め、
フリーランスの翻訳者になりたいと考え始めていたのですが
社内翻訳程度しか経験がなく会社をやめてフリーランスになる自信が
なかなか持てずにいました。
会社自体も海外のオフィスでは人が辞めたり移動したりが多かったり、
私は総務で技術的な事やマーケット的なことはわかりませんでしたが、
ソフトウェア開発市場は台湾や韓国、中国に移りつつあったので
日本オフィスもそう長くはないかも・・・と皆感じていました。
（元同僚たちが頑張っているのでまだあるけど・・・）
外資系なので退職金は出ないけど、もし会社がなくなることになったら
何かしらの待遇があるだろうから今やめて、3ヶ月後とかに会社がなくなる
となったら大損だねと同僚とも話していました。
自己退職すれば、もらえるかもしれない退職金も出ないし
失業保険も3ヵ月後から。
会社都合なら、退職金が出るかもしれないし
失業保険は即もらえるし、受給期間の延長もある。
元々超がつくポジティブ思考だし、幸いなことに社内の人間関係が良くて
仕事以外はとても楽しかったので辞めたくてすごくストレスがたまったりとか
辞めたい気持ちが爆発する、といったことはかったけれど
「このままじゃいけないよな～」と思いながら半年くらいのほほんとしていました。
そうそう、仕事も本当につまらなくて、最初は総務の仕事も楽しかったし
やりがいもそこそこあったけれど、だんだんと業務が少なくなって
あれこれ会社の中で出来ることを色々探してやっていたけれど
すぐに終わってしまうので、堂々と語学の勉強とかしていましたね～
上司の何度直訴しても他の事で頭が一杯のご様子で取り合ってもらえない。
何度も「自分で探すものですよ」と諭されて終わりでしたね～。
だから年末に個人面談があった時に思い切って言いました。
「仕事が全くありません。色々と探して自分なりにやってきましたが
もうやりつくしました。今は翻訳の勉強にお金がかかるので
それを稼ぎに会社に来ています。」
辞めたいと言っていた仲のいい同僚も
「リストラするための個人面談ですか？それなら私リストラでもいいですよ」
って言ったそうです（笑）。
そんなこんなで２月だったでしょうか。
とうとう・・・
待ちに待ったリストラ宣告を受けたのです！
「私ですか？ほんとに私でいいんですか？」
本当にそう言いそうになったくらいです。
ちなみに仲良しの同僚もリストラ組でした。
（15人ほどの社員で5人リストラでした。
リストラ組は今は皆それぞれ新しい道に進んで
頑張っています！）
退職金もばっちり
頂きました。本当に私ラッキーだと思いました。
それと同時に自信がないと言ってばかりじゃダメだとも思いました。
このリストラは神様がくれたチャンスで、これからは会社に属さず
自分の力次第で自分の行く方向が決まる生き方をしようと心に誓いました。
そういう生き方の方が自分には合っていると思いました。
会社を辞めてから２ヶ月して、これまた縁あって今お世話になっている翻訳会社さんに
巡り合う事ができ、しかも自信も経験もない私をＯＪＴとして指導してくださいました。
そういう経緯を経て今に至ります。
だから余計に今、これだけ好きなことが出来て幸せです。
都会を離れて大好きな自然のある環境に戻ってこれました。
仕事もしつつ、勉強する時間も十分とれます。
出会いは少なくなって結婚がまた遠のいた感じもしますが（爆）
そして今、1年たってまた新たな転機が訪れそうな予感がしています
今、年内か、来年あたりに向けて何かをやっている予感がします。
うーん、リストラされた時も今後の人生が楽しみだったけど
今も先のことが楽しみで楽しみで仕方ありません。
よくね、「ザ・シークレット」じゃないけど、先のことを今起こっているように
思い描いてその気持ちを味わって、、、そうすれば想像が現実になると
言われますけど、
私は先のことが全く想像できないので、思い描くことが出来ないのです。
何が起こるかわからないのが楽しみで楽しみで仕方ないのです。
すべて神様にお任せして自然の流れに乗って、
起きた出来事を悲観せず、今の現実の一瞬一瞬を
最大限楽しむにはどうしたらいいか考えるのが
最高に楽しいです。
偉そうに言いますが、先のことを考えるのも大事なことだけれど、
それでは自分の無限の可能性を狭めてしまっているかもしれない。
自分の無限の可能性に思いをはせながら今という時間を楽しく生きるのも
おすすめです
