ドイツ語の復習もなんとか終わりました。
スペイン語は特に復習したい事項はなかったので、
今回の復習ハイライトはドイツ語で終わりですが、
このドイツ語は復習しなければならない文法事項が
たくさんあって難儀しました
まず、時制からもうダメだった・・・。
英語の時制で考えていたので間違いがたくさんありましたが
ドイツ語の時制は英語のそれとは少し違うようです。
特に現在・過去・現在完了について見てみました。
今日は現在時制の注意点について
以下の参考書からの抜粋です。
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- ドイツ語学概論/相良 守峯
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現在の用法について英語との比較
１）独英ともに現在の動作や状態、習慣的行為、不変の真理を表す
Sie liebt ihre Mutter innerlich.
She loves her mother dearly.
（彼女は心から母を愛している）
２）ドイツ語の現在と英語の現在進行形
現在継続しつつある事柄を表現する（私は読書している、彼は眠っているなど）ので、
英語のように進行形を用いる必要はない。（ドイツ語学概論より）
Er hasst mich ja.
He does hate me.
（彼は私を嫌っているんですよ）
Sie trinkt eben Kaffee.
She is just drinking coffee.
（彼女はコーヒーを飲んでいる）
３）継続的現在
過去に始まって現在まで継続している事柄を表すには、
英語では現在完了、しかも多く現在完了進行形が用いられる。
ドイツ語では schon, bereits ( already ), erst ( only ),
lange ( for a long time ) などの副詞や、
seit ( since ) を含む副詞句を伴う現在が用いられる。
これはドイツ語が現在の過程に重点を置くのに対して、
英語は過程よりも、その結果に重点を置くためである。
◎ドイツ語が現在の過程に重点を置く ・・・ 現在形で過程を強調
◎英語は過程よりもその結果に重点を置く ・・・ 完了形で終了したことを強調
Sie wohnt schon drei Monate nicht hier. （現在形・・・現在の過程重視的）
She hasn't lived here for three months. （現在完了形・・・結果重視的）
（彼女はもう3ヶ月もここには住んでいない）
Ich lebe erst drei Jahre in England. （現在形・・・現在の過程重視的）
I have been living in England only three year. （現在完了進行形・・・結果重視的）
（イギリスに住むようにやってやっと3年です）
４）未来的現在
未来を示す副詞があるときは、未来の事柄でも確定的なこととして、
ほとんど現在形が用いられる。
英語はドイツ語よりも厳密であって、この場合現在を用いることはまれである。
Morgen sehe ich dich noch einmal.
I'll see you once more tomorrow.
（明日もう一度君に会うであろう）
５）歴史的現在
過去の事柄を物語るとき、現在眼前に起こっているかのように、
ありありと描写するために、過去の変わりに用いられる現在。
Napoleon verla:sst Elba, landet in Frankreich und sammelt schnell ein Heer.
Napoleon leaves Elba, lands in France and hurriedly gathers army.
（ナポレオンはエルバ島を去り、フランスに上陸して、急いで軍隊を集めた）
６）命令的現在
現在でもって実行を期待する強い命令に用いられることがある。
英語ではこの用法はまれである。
Du tust er wieder!
Do it again.
いやー、こうやって復習したところをもう一度ブログに書くことで
私にとってもかなりの復習になります。
参考書の説明の抜粋も読むだけだと頭に入らなかったりするのだけど
こうやってブログに書くことすっと頭に入るのでいい感じです
