主権回復を目指す会(笑) -3ページ目

中曽千鶴子が出馬宣言したようなので

サンデー毎日 10月5日号より書き起こし

買って読めよ!買って読めよ!と大事なことなので2回繰り返す。

その上、で読んでくらさいませ



では



スクープ 国連が激怒 安倍とシンパ議員が紡ぐ極右在特会との蜜月

 在日韓国人らに対する過激なヘイトスピーチを続ける在特会。憂慮した国連が、日本側に早期の対応を求める事態になった。しかし、当の政府・自民党は、今さら簡単に断ち切れないほど関係を深めている。ナショナリズムを政権浮揚に使ってきたツケが回ってきた。

「日本をおとしめるために、情報戦、法律戦を仕掛けられているという観点がまったくない」
「国連に“チンコロ(密告)”しているのはどんな団体か。ネットで調べると、ほとんどが朝鮮総連など朝鮮系の団体だ」
「人権をうたう団体は、日本をおとしめるために人権団体と言っているだけ」

 これらは匿名の人物がインターネットの掲示板などに投稿した主張ではない。れっきとした永田町のセンセイによる、公の場面での発言だ。8月28日、自民党の「ヘイトスピーチ対策等に関する検討プロジェクトチーム(PT)」の初会合。俗語だけでなく、確度が怪しい情報も交えて自説をぶったのは、1期目の“安倍チルドレン”である山田賢司衆院議員だった。

自民党PTは、人種差別を煽動するヘイトスピーチ(憎悪表現)について「国際関係を誠実に築き上げてきた日本の誇りを傷つける」と非難した安倍晋三首相が、号令をかけて立ち上げたもの。PTに当時、政調会長として参加した「安倍シンパの筆頭格」(自民党幹部)の高市早苗総務相は、国会周辺の街宣活動や反原発デモも規制する考えを表明した。ところが、「デモとヘイトスピーチは次元が異なる」などと批判を浴びて4日後に撤回。「ヘイトスピーチそのものから矛先をそらそうとしたのではないか」(自民党ベテラン議員)との声もあるが、もしそうなら、山田氏の発言と重なって見えてくる。

 ヘイトスピーチといえば、日本では極右団体「在日特権を許さない市民の会」(在特会)が主体となり、街頭などで在日韓国人らを激しく攻撃してきた。2013年2月には、コリアンタウンである大阪・鶴橋の街宣で“女子中学生”が登場。「いつまでも調子に乗っとったら、南京大虐殺ではなく『鶴橋大虐殺』を実行しますよ!」と絶叫し、参加者の喝采を浴びた。警備にあたる警察の眼前で、若い女性が堂々とジェノサイド(集団殺りく)を口にするこの衝撃的なシーンは、国連の人種差別撤廃委員会による8月の審査でも映像が流れた。そして、ヘイトスピーチに対する適切な捜査と起訴ができる法規制を日本政府に勧告する、という結論が打ち出された。

国際社会が日本に注ぐ厳しい目—。今秋の臨時国会では、自民党を除いた超党派の議員連盟が、包括的な人種差別禁止法案を提出する見通しだ。議連の中心にいる民主党の有田芳生参院議員が説明する。
「日本は人種差別撤廃条約に加盟していながら、何も具体策を打ち出していません。今回の議員立法では刑事・民事上の罰則は設けませんが、まず第一歩として基本法の制定を目指す。提出後、自民党とも協議していく流れになるでしょう」
 しかし現状は、ヘイトスピーチの位置づけも定まっていない。法整備を担うはずの松島みどり法相は就任会見で「子どものいじめは(ヘイトスピーチの)最たるもの」と“意味不明”の見方を披露したほどだ。


・首相の遊説に駆けつけ盛況演出

 そんな間隙を縫うように、在特会は国会の籠絡工作に乗り出した。在特会関係者が明かす。
「桜井誠会長は、自民党PTの会合に出席してヒアリングに応じ、逆に味方につけようと画策しています。知人を通じてPTの議員に接触しているほか、仲間や支援者にも『俺を会合に呼ぶよう、地元出身の自民党国会議員に圧力をかけろ』と指示を飛ばしました。ヘイトスピーチ規制に前向きなPTの議員が一部にとどまっているため、今のうちに説得を進めようという考えでしょう」

 ただ、桜井氏の思いは取り越し苦労で済みそうだ。自民党PTに加わっている衆院議員が本音を吐露する。
「在特会と関連団体は、あくまで安倍自民党の支援組織という位置づけ。たしかに国連の勧告は無視できないが、かと言って、首相の支援者を排除するような対策を講じれば、いずれ手痛いしっぺ返しを食らうかもしれない。のらりくらりと議論を引き延ばしつつ、なるべく規制を緩く設定できる内容にしたい」

 実は、安倍首相と側近の“お友達”議員には、在特会や関連団体のバックアップを少なからず得てきた過去がある。とくに顕著なのは、自民党が野党に転落し、再び与党に返り咲くまでの期間だ。
 たとえば11年5月10日夜、東京・六本木の六本木ヒルズにあるホールで、歴史と公民の新しい教科書の出版を記念したシンポジウムが開かれた。登壇した政治家は、安倍首相と下村博文・文部科学相。前出・在特会関係者が振り返る。
「このシンポジウムは、在特会と共同で頻繁にデモや集会を行ったり、桜井氏の講義を受けている女性団体がホームページで紹介し、メンバーに参加を呼びかけていました。つまり、安倍首相や下村氏の講演に、在特会系団体が動員をかけていた構図になります」

 これと前後して、別の在特会系女性団体も、安倍首相だけでなく、山谷えり子・拉致問題担当相兼国家公安委員長や有村治子・女性活躍担当相、古屋圭司・前拉致問題担当相、衛藤晟一首相補佐官、稲田朋美・自民党政調会長らが顔を出す集会を、何度も告知するようになった。さらに、安倍首相が再登板を果たした12年9月の自民党総裁選を機に、在特会系団体は、はっきりと前面に出てくるようになる。在特会幹部が証言する。
「総裁選当日の党本部前に大挙して駆けつけ、安倍首相に“黄色い声援”を送りました。ある女性団体など、のぼり旗も立てて存在をアピールしていたのですが、その付近で安倍首相は車から降りて握手を繰り返していましたよ。その後も、自民党が大勝した衆院選、参院選で安倍首相が東京・秋葉原駅前で演説する際は欠かさず、在特会系団体のメンバーが加わって盛況を演出しています。在特会や関連団体が機関決定しているわけではありませんが、幹部が声をかけて有志を結成して動いていることが多いですね」

『ネットと愛国』などの著者で、在特会やヘイトスピーチに詳しい安田浩一氏は、「安倍首相が在特会を選挙に利用した」と指弾する。
「私も秋葉原の遊説を見ましたが、駅前で旗を振っている在特会会員の姿が目立っていました。安倍首相は、有権者に“ウルトラ・ナショナリズム”が高揚しつつあるのを理解し、それを利用してきたのではないでしょうか。在特会のような活動を政治的なマーケットとして捉えてきたのです」
 安倍首相とシンパ議員が、自民党の浮揚に在特会との蜜月を生かしたわけだ。


・ネオナチも出入りする在特会デモ

 山谷氏が在特会関係者3人と収まった、1枚の写真がある。
 09年2月22日に松江市内のホテルで撮影された。在特会の関西支部長だった増木重夫氏、後に京都支部長になる西村斉氏、在特会の関連団体「チーム関西」のリーダー・荒巻靖彦氏が、山谷氏を囲んでいる。
 増木氏によると、写真は「竹島の日」の式典で講演前の山谷氏と面会した際のものだという。
「山谷氏とは15年ほど前に、別の団体の顧問をお願いしてからの付き合いで、撮影時も在特会のことは話していない。在特会とは、ヘイトスピーチを始めた時点で距離を置いた」(増木氏)

 本誌は山谷氏にも取材を申し入れたが、9月16日に事務所を通じて、「増木氏が在特会関係者と承知していない」と回答。威力業務妨害罪などで収監中の西村氏と荒巻氏との関係についても聞いたが、言及はなかった。
 前出・安田氏が指摘する。
「増木氏は、関西で有名な右派活動家。桜井氏とはケンカ別れしましたが、今も在特会関係者に慕われており、よく一緒に活動しています。それに政治好きで、山谷氏の選挙も手伝っていた形跡があります。在特会カラーがにじむ政治家が、ヘイトスピーチを取り締まる側にいる国家公安委員長に適任とはいえません」

一方で在特会関係者が直接、自民党国会議員にカネをバラ撒いているケースもある。稲田政調会長の資金管理団体「ともみ組」は10~12年、在特会で顧問に近いポジションにいる有力会員M氏ら、在特会幹部とともに活動している8人から計21万2000円の寄付を受けた。稲田氏の事務所は「稲田の政治理念と活動に賛同してくださる個人を対象に、広く浅く浄財を頂いている。事務手続きに必要な事項、法令で定められた事項、政治資金収支報告書に記載された事項以外の情報は確認していない」と言うが、在特会との近い距離が際立つ。

 稲田氏といえば、高市総務相とともにネオナチ団体の代表と撮影したツーショット写真が流出し、2人とも「相手の素性や思想は知らなかった」と弁明した。
 前出・有田氏が述べる。
「在特会のデモには、ナチスのシンボルであるハーケンクロイツ旗を掲げたり、ガスマスクを装着している参加者がいます。高市氏らに寄ってきたネオナチ団体のメンバーである可能性が十分あるでしょう」
 蜜月を紡いできた支援者を排除できるのか—。自民党の覚悟が問われる。

文春9月25日号より書き起こし

みんな買えよ!
ちゃんと買って読むんだぞ!

…ということを約束した上で読んで欲しい。
文春9月25日号p148より山谷えり子と増木重夫との関係の記事だっ!全文書き起こし!



「20年の付き合い」山谷えり子国家公安委員長と在特会幹部の衝撃写真

 高市早苗総務相や稲田朋美自民党政調会長らが、ナチスを信奉する極右団体男性とツーショットを撮っていたことが、内閣改造直後に報じられた安倍政権。
 さらに新たな衝撃写真が発覚した。写っているのは、警察のトップ・山谷えり子国家公安委員長と、ヘイトスピーチを繰り広げる「在日特権を許さない市民の会(在特会)」の幹部だった。

先日、29日、ジュネーブで開かれた国連の人種差別撤廃委員会。日本において在日韓国・朝鮮人に対するヘイトスピーチが広がっていることに懸念を示し、法律の整備を進めて規制するよう勧告した。
「委員会のメンバーらは、在特会が『出てこい、殺すぞ』などと叫びながらデモ行進するビデオをみて衝撃を受けたそうです。とりわけナチスによる人種差別の歴史を持つ欧州では、法律でヘイトスピーチが厳しく規制されているだけに『日本政府はなぜ取り締まらないのか』と疑問が持たれています」(外信部記者)

 2020年の東京五輪を前に、国際的なイメージ悪化を避けたい自民党もこの問題を検討するプロジェクトチームを立ち上げるなど対策が始まりつつある。
 ヘイトスピーチを規制するとなれば、所管官庁は警察庁。そして今月、その警察庁を管理する国家公安委員会のトップに就任したのが山谷氏だ。ところが、彼女と在特会の幹部だった人物との写真がネット上に掲載されているのだ。

 このHPは当時、在特会の関西支部長だった増木重夫氏が運営するサイト。
「増木氏は、関西では以前から右派の活動家として知られる人物です。関西地区のテコ入れのために在特会の桜井誠会長に請われて08年に関西支部長となったのです。」(在阪社会部記者)

 写真は、09年2月22日に松江市内のホテルで撮影したもの。この日、山谷氏は市内で開かれた「竹島の日」式典で講演を行なった。
〈山谷先生の宿泊されているホテルへ押しかけ、少々遅い「夜明けのコーヒー」。諸々の事案を相談。いつものことながら、先生ハイテンション。(中略)「えりこ先生ホの字の会」(勝手応援団)の設立を検討中〉(増木氏HP)

しかも、この写真に写る在特会関係者は増木氏だけではない。
「後に在特会京都支部長となる西村斉氏と在特会と一体となって活動をしていた『チーム関西』のリーダーの荒巻靖彦氏です。二人は十カ月後、京都市内の朝鮮学校で拡声機を使って『朝鮮学校をたたき出せ』などと大音量で叫んで授業を妨害し、10年に威力業務妨害などの容疑で逮捕されます。この時の動画がネットにアップされ、ヘイトスピーチの悪質性を世に知らしめたのです。二人はこの他にも次々と事件を起こし、収監中です」(同前)

 増木氏に聞いた。
「山谷先生とは教育問題を議論する団体の活動を通して20年来のお付き合いがありますねん。松江では在特会の活動として先生に会ったのではなく、表敬として仲間を引き合わせて、近く予定されていた講演会の件を相談しただけです。
 当時は関西支部長だったとはいえ、現在の在特会が行っているようなヘイトスピーチにはずっと反対。西村や荒巻も後々あんな問題を起こすと知っていたら、先生には会わせんかった」

 一方の山谷氏は、「在特会のことで」と取材を切り出した記者にこう答えた。
「ザイトクカイって何ですか?どういう字を書くんですか?」
 増木氏との写真を示すと、「誰のホームページですか?その方、存じ上げません。いろんな方と写真を撮っていますんで」

 増木氏らとの関係を否定してみせる山谷氏。在特会の名前も知らなくて、国家公安委員長が務まるの?

衝撃走る!ついに増木重夫ネタが全国ニュースに

ついに来ました。

山谷えり子氏が在特会幹部と写真 5年前、関係者がHP公開 - 47NEWS(よんななニュース)

…というわけでネットでは、かなり以前からネタになっていた山谷えり子と増木重夫らの集合写真の一件が全国ニュースとして配信されました!

なお、週刊文春最新号でさらに詳しい記事が掲載される模様。

いわば行動界隈の指導者&タニマチ的な存在である増木重夫が取り上げられるのは感慨深い。やっとか。

マスコミの皆さーん!
増木重夫はもっと詳しく調べるとまだまだ面白い話が落ちてますよ!
是非ともNPO百人の会の実態解明まで話を深堀りして欲しいところだ。

関西行動界隈のドンであり百人の会事務局長として各地の地方議員なんかにも多大なる影響を持つ増木重夫。
このネタはさらにさらに続報があることを願いたい。

[おさらい] 増木重夫 逮捕