ポール・オースター | bananafish blog

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東京都内を中心に活動しているバンド、bananafishの公式ブログ。

bananafishは今、新曲作りに専念してます、とはこないだの日記に書きましたが、それに伴って歌詞を書く作業に追われています。

自分らしい歌詞を書くのって曲を作るくらい難しいと思う。
大体叩き台となる歌詞を作ってからあれこれ変えたりするんだけど、その叩き台となるアイデアがなかなか出てこない。
やっぱり、前に作った曲とは違う事や、同じような内容の曲でも違う視点から見たものであったりするものを歌いたいと思っているため、時間かかる。

そんな時は、基本的に読書や映画に耽ります。
自分の頭だけでうんうんうんうん考えて作るよりも(もちろん、自分の頭だけで考えるのも重要だけど)外から新しい刺激を受ける方が、実はすんなりいく場合が多かったりする。

んで、読み始めたのが、以前から好感をもっていたポール・オースターというアメリカ人作家の本で、
「シティ・オブ・グラス」というもの。

この作家、村上春樹が好きな人ならきっと好きになるだろうと思う。
数年前に村上春樹関係の作家を読み漁ってたころに、興味を持ち、「ムーンパレス」ってのを読んだ。
もちろん翻訳家の力量にもよるところがあるのかもしれないけど、文章の作りが本当にスムーズ。
サラサラ流れるような文章です。大ちゃんから「偶然の音楽」のペーパーバックを借りたけど、さすがに英語で読むのはきつかったので、棚に保存してます。今度もって行きます。大ちゃんごめん。

今回読み始めた「シティ・オブ・グラス」は、彼が1985年から1986年にかけて発表し、ニューヨークを舞台に一連の作品をまとめた「ニューヨーク三部作」といわれるものの一つである。前々から気になっていたのだ。その他2作品のタイトルは、「幽霊たち」、「鍵のかかった部屋」といったもので、なんとなく今作ってる曲に関係付けられそうな内容な気がする。
こんな風に感じたらまず全部読みます。
読んでから歌詞考えますw。


ではうとうとしながら続きを読みながら寝るとします。
おやすみなさい。