というわけで6月です。bananafish的にカウントダウンが始まりました。
たまには少し趣の違う文章を書いてみる。
bananafishブログをいつも見てくれている人、もしくはbananafishをいつもチェックしてくれている人であれば知っているかもしれない、bananafishと月見ル君想フとの共同企画“SCROLL!!”。bananafish、月見ル君想フがお届けする渾身のイベント。
今年2月から隔月で始めたイベントも今月で3回目をむかえる。
まだ3回目なのだが、このイベントを楽しみにしてるって人もいてくれて、大変に喜ばしい。これはホントに嬉しい。
はじめに言っておくと、自分はこのイベントについて、一月のワンマン以降、一日も考えてない日はないのです。
そんな“SCROLL!!”に対するbananafishの向き合い方をちゃんと書いたことがなかったので、このタイミングで書いてみようと思う。
文章を書くのが苦手なもんで、とても書くのが億劫なのだけれど、この気持ちを伝えたいという想いがあまりに勝ってしまったので書かせてもらいます。
少し長いので、時間がある時にゆっくり読んでみてください。SCROLL!!がより楽しめるかも。
そもそもこの企画構想は昨年末から始まった。
これから正式に発表するのでまだちゃんと書けないのだけれど、今年の11月にbananafish的一大イベントが、とある場所で行われる。
その一大イベントに向けてbananafishが動き出したそのタイミングに、ライブハウス青山月見ル君想フ店長、寺尾ブッタ氏との間でこの話が浮上した。
※ブッティーこと寺尾ブッタ氏とはbananafishが駆け出しというか、結成して間もないころから面倒をみてくれて、bananafishに多大な影響を与えた人物の一人。泰山に遊ぶのリーダー。中国全般に詳しい。
このイベントを開催する上でのコンセプトは、
「素晴らしいアーティストとその音楽、その他の魅力的なトレンドを巻き込んでいき、ひとつのシーンをつくっていきたい」
というもの。まぁ実に真面目でストイックなbananafishらしいコンセプト(笑)
この文章だと歯が浮きそうな表現ではあるので、要するにbananafishと月見ル君想フとで一年かけて最高にクールでホットなイベントを作りあげようってとこからスタートした。
まぁ、そこから戦いが始まったわけだ。
企画ライブを2カ月に一回打っていくってことは、もし企画イベントを主宰したことのあるバンドマンならばわかると思うのだけれど、それはなかなかに大変なことなのです。
普段からたくさんのミュージシャンとの関わりがある人、もしくはイベンターさんであれば、2ヵ月に一回の企画ライブなんて余裕じゃんって言うかもしれないけれど、bananafish、マジで音楽友達が少ない事で、この界隈では有名(?)なくらいのバンドでした。
その数少ないうちらが本気で好きなアーティスト仲間には、もうすでに昨年まで開催していた“sweet spot”というイベントに出演してもらっていて、新たな繋がりは皆無だった。
社交的な人間の集まりであれば、そこまで大変ではなかったのかもしれないけれど、そんなbananafishが隔月でイベントを行うなんてことは、どう考えても厳しい状況だったわけです。
bananafishのメンバーは一人一人が、音楽に対してそれぞれとんでもないこだわりを持っている。ましてこのイベントには自分達bananafish以外の月見ル君想フの名前も冠している。
例え数が増えたとしても、自分達の企画イベントなのだから、一本たりとも妥協するわけにはいかない。毎回いいアーティストを呼んで注目を集めるようなイベントにしたい。
けれど繋がりはほとんどない。
そんな状況だったので、全くもって不安だらけのスタートでした。
このイベントの基本にあるのは音楽なので、いいアーティストを呼べるかどうかが一つの重要なポイントになると考えていたし、もちろん今もそう考えている。
当然のことながら例えば巷で人気の嵐や、AKB48、もしくは韓流アイドルなどをブッキングできれば集客も注目度も集めることができるだろうけれど、当り前だけどまずできない。
コンセプトから大きく外れるし、bananafishが自信を持って紹介できるか以前に、きっとみんな知ってるだろうしね。そもそも予算もキャパも破壊的に無理。
自信を持って紹介したいからといって、フジロックのようにRadioheadやThe Stone Rosesを呼べるかといったら、それもできない。もちろん一緒に演奏できたら、俺なんかは天地ひっくりかえるほど嬉しいけど、同じく予算もキャパも破滅的に無理。それ以前にいろいろ無理。
ではどういうアーティストを集めるかというと、bananafishメンバー全員が自信を持って紹介ができ、かつbananafishがその日一緒にステージに立っても違和感がなく、さらに来たお客さんがイベントの次の日に「あのアーティストは良かった」と誰かに言いたくなるようなアーティスト。さらにこれからブレイクしそうな、もしくは少しブレイクしてるんじゃね?というアーティスト。
当然うちらのイベントだからbananfish目当てに来てくれるお客さんがたくさんいてくれるわけだけど、折角その日のために時間を作って来てくれるわけだから、他にもいいアーティストさんを観れたら最高じゃない。うちらがいい演奏するのは当然としてね。
そうなれば、きっと次のSCROLL!!も観に行きたいってなるしね。
しかし、そういうアーティストを探すのはホントに難儀なことなのです。
もちろんbananafishのメンバーそれぞれの趣味がバラバラで好きなアーティストが異なるってのも一つだけど、うちらが共演したいアーティストって、大概レジェンドと呼ばれるアーティストだったり(特にベースのダイw)、解散したり亡くなっていたり、そもそも日本人ではなかったり、少なくとも名前が売れている人ばかりが挙がってしまう。
呼べるはずのないアーティストの名前を連ねたところで何も始まらないのでね。何を始めたかというと、ひたすらインディーロックシーンを調べることにした。
もともとボーカルの赤芝はインディーロックシーンに割と詳しい方だったので、初めは赤芝の話を参考にしつつ、いろんな音楽をYouTubeで聴き漁った。
他にもネットで最近注目されてるバンドを調べては観に行き、とにかくライブハウスに通うことにした。週3から4はざらで、場合によっては一日に3件ライブハウスをハシゴしたり。
面白いもんで、それくらいライブハウスに通うようになると某メジャーレコードのスカウトの人の顔がわかる様になったり、某有名イベンターさんとよく会ったりして、最近では「この人ココにも目をつけてきたか。」なんていう、謎の競争心を持つようにもなってきた。
俺はスカウトでもイベンターでもないのだけどね。bananafishの角川です。
他にも音楽業界で働く友人の業界裏情報や、ライブハウスのお勧め、足しげくライブハウスに通うお客さんからの情報なんかを頼りに、とにかく現場の生のライブで自分が感動したかどうかを基準に動きまわった。
SCROLL!!への出演をオファーするという目的を忘れて、素で感動する場面もごく稀にあったりもしたけど、まぁホント少ない。
感動したアーティストに出会ったらメンバーに即メールみたいな事をし続け、早5ヶ月。
それを続けるうちに、当り前ではあるけれど徐々にアーティストとも顔が繋がるようになってきた。
そんな中でも、今や東京インディーロックシーンでNo1神イベントとも評される「TOKYO BOOTLEG」主宰のDJアーリー氏との出会いは大きい。元々の出会いはbananafishがアーリー君のイベントに出演したのがきっかけなんだけどね。
TOKYO BOOTLEG
http://www.tokyobootleg.jp/以前ブログの中でも書いたけど、アーリー君のツボと自分のツボが結構似ているというのもあって、この人のお勧めはとても信頼できる。
彼自身オタクとしか思えないほどの音楽知識(特にJロックとアイドルに関しては半端ない)があって、日本中のあらゆる場所にアンテナを立てている(特にネット)。
※ちなみにそんな彼との出会いの中から名前を知ったバンドで、次回SCROLL!!vol3に出演をしてくれるのがGOODWARPです。アーリー君大プッシュ。そしてbananafish大プッシュ。いわずもがな、ホントに素晴らしい。
でも、たとえ日本のインディーロック事情に詳しくなったからといって、当然自分が気に入るものもあれば気にいらないものもあるわけです。
どんなに今勢いがあったバンドであっても、自分が気に入らなければイベントには呼びたくないし、bananafishのメンバーの一人でも気に入らなければ、声をかけるってことはありません。それはSCROLL!!に対する一つのこだわりです。
と、威勢よく書いたものの当然自分達が気に入ったからといって出演してくれるわけでもありません(笑)
繋がりのないバンドの場合はまず自分達の存在を知ってもらうため、音源を直接渡して聴いてもらい、それからラブレター(出演オファーの文書もしくはメール)を渡します。
これもイベントやったことある人ならきっとわかると思うけれど、ホントに男女交際、愛の告白に似ていてねー。
返事が来たら、マジでそのメールを開けるのがドキドキだったりするんですよ。
「申し訳ありません、今回はちょうどレコーディングのタイミングと重なり…」の場合は、ガ―ン。
「お誘いありがとうございます。是非出演させて頂ければと思います。」の場合はハッピー。みたいな。
似てるんですよ。
裏話もしてしまいましたが、そんな風にして出演者は決まっていきます。さすがにこのやりとりにもようやく慣れ始めた。
精査に次ぐ精査。故にSCROLL!!に出演してくれるアーティストはいいアーティストだと自信を持って言えるわけです。
えーと、話が逸れた。
ちなみに前回から登場したフードメニュー“SCROLL!!Sandwiches(バインミ―)”も、そんなライブハウス巡りの中で出会った一品。
あるイベントで出会ったのだけど、今まで食べてきたどんなイベントのフードメニューよりも美味しかったので、これまたラブコールを送ってめでたく出店して頂くことになりました。
次回も引き続きYukiさんには出店して頂きます。前回のSCROLL!!でも大好評だったんだけど、本当に美味しいです。この味はSCROLL!!でしか食べられないのですよ。
これもSCROLL!!へのこだわり、そしてみどころ(食べどころ)の一つ。
以上のように、我々bananafishは月見ル君想フと共にこのSCROLL!!というイベントに対して強い思い入れを持ってやらせてもらっている。
これまでもそうだし、これからの6月、8月、10月、12月(この月に関してはラストなので少し趣向を変えるつもり)の残り4回に関しても妥協なく、回数を重ねるごとにより良いものにしていこうと思っている。
bananafish自体の演奏のクオリティーへのモチベーションを述べるとしたら、そういうアーティストに出てもらいつつ、トリを飾るのが我々のバンドなわけだから、もういい演奏をしないわけがない。
実際イベントの主催者は、最後自分のバンドの出番になるとフラフラになってしまうことも多いんだけど、さすがに最近はそんなこともない。
超いいアーティストさんに出演してもらって、そしてbananafishが最高の演奏をして、それで初めていいイベントになると思っているからね。
長々と書いてしまったけれど、そんなbananafishと月見ル君想フがお届けする渾身のイベントそれが“SCROLL!!”なのです。
もしかすると近い将来、この距離で観れたのが信じられないってアーティストも出てくるかもしれません。
そういうイベントです。
というわけで、次回SCROLL!!の告知。
■2012/6/26(火)
[bananafish×月見ル君想フpresents “SCROLL!!vol.3”]
会場:青山月見ル君想フ
出演:bananafish/GOODWARP/おつかれーず/minimals
open/start:18:30/19:00
前売り2000円 当日2500円[共にドリンク別]
※学生の方は学生証提示にて500円ディスカウント
※先着50名の方にbananafishメンバーのイメージをデザインした缶バッジをプレゼント
◆
minimals- Profile
2009年結成。東京東部発。
三人編成のオルタナティヴなバンド。
シンプルに研ぎ澄まされたメロディとしなやかに波打つファンクネスを探求。
そしてそのサウンドはひたすらウォーム。
自主企画「抱きしめたい」を過去3回開催。
minimals 「みんなわかってもらいたい」
minimals公式ホームページ
http://minimals.jp/◆
おつかれーず- Profile
2007年に結成、メンバーの入れ代わりなどを経て渋谷を拠点に活動を開始する。
2011年10月より、楽曲"向日葵をさがして"がフジテレビ系全国ネット
「奇跡体験!アンビリバボー」のエンディングテーマに決定。
2011年12月12日に渋谷 DUO -music exchange-にて、ワンマンライブを行う。
『向日葵をさがして』 おつかれーず
おつかれーず公式ウェブサイト:
http://otsukarez.com/index.html◆
GOODWARP
- Profile
2011年暮れ、以前から同じバンドで活動していた
吉崎拓也(Vo/Gt)と萩原尚史(Ba)が同バンドの解散をきっかけに結成。
歌って踊れて腰にくる未来型ポップバンド=GOODWARP!!
GOODWARP公式twitterアカウント:
@GOODWARP
GOODWARP音源試聴サイト:
http://audioleaf.com/goodwarp/今回も平日の開催となりますが、それでも来てよかった!と思えるイベント内容をお約束します。
ご予約はホームページライブ欄から、その他DMでも受付ております。
よろしくです。