July 5, 2012 Lions at Hawks - Game 69 | Peanuts & Crackerjack

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Dedicated to the Saitama Seibu Lions organization and its players, baseball itself, and those who want to know what counts most in a given situation you are in and to make right decisions in a confident manner everytime. May the 'dose of luck' be with you!




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★ Defense - starting pitcher ★

  今日の一久さんのストライク率は約51.8%を記録、
  残念ながら大きく2/3を下回ってくる非常に物足りない成績に留まる結果となりました。

  20度の打者との勝負をみても、うち2ボールまでいったのがのべ13度にのぼり
  3ボールまでいったのが5度、そして四球も3個奪われていく中で
  1ボール以内での勝負も35%と非常に少ない結果となったため

  今日の一久さんは残念ながら全体として
  ストライク・ゾーンの中で大胆に勝負し続けることに失敗した
と評価できます。

  最近の一久さんの投球の傾向をまとめると
  まず何より前回登板6/28 マリーンズ戦のように速球の球速が数多く130km/h台前半を計測してくるなど
  一時に比べて明らかにその速度を中心とした精度が低下していると共に

  その影響も大きいと言えますが、とにかく右打者の外角へ沈ませるチェンジアップ
  制球・精度ともに思うような水準であるとはとても言えないものとなっており
  ほとんどが大きく制球を乱し、またゾーン近くにいっても手を出してもらえず見逃されるなど

  勝負球として効果をほとんど発揮しない投球となっていますから
  一久さん自身もほとんど利用できなくなっていっており

  結局は多少精度の劣る速球と、そして一久さん自慢の代名詞といっていい
  数種類のスライダー系といった2つの勝負球だけで打者たちと勝負していかざるを得ず

  左打者に対してはそれでもまだなんとかうまくいつも通り自信を持って勝負していけるものの
  右打者に対しては速球は慎重に慎重に、ゾーンの隅をかすめるかのような制球を求めていくため
  残念ながらほとんどがボール球と判定されていくこととなり

  結局は余計なボール球がかさんで数多く打席で忍耐強く闘われ続け
  四球を奪われ余計な出塁を奪われていくと共に

  最終的には相手打者たちに“ゾーンで勝負せざるを得ない状況”に追い込まれ
  スライダー系に頼らざるを得ない投球となりみごとに絞られ狙われて

  長打を始めとした痛打を数多く浴びて早々に大量失点を喫し
  マウンドを降板せざるを得ない、という悪循環に陥る危険性が非常に高い状態が続いているのですが

  今日も同じようにチェンジアップが制球・精度ともに大きくばらつき、自分の思うように操れないままで
  投球の軸としては速球と数種類のスライダー系との2つの勝負球だけを数多く駆使していきながら

  時折遅いスライダー系やカーヴなどで緩急を利用していく投球を展開、

  今日奪ったアウト全15個の内訳を観ていきますと
  三振2個、グラウンドアウト5個、ポップアウト1個、そして外野手の処理したフライアウト実に7個

  今シーズンは安定して、継続して数多くのグラウンドアウトを奪いながら
  イニングを重ねていく本格派グラウンドアウト投手の投球を継続してきたそのスタイルからすれば

  ある程度長打や痛打を数多く浴びるリスクを伴う投球をここ数試合継続していることは現実としてありますが

  ファウル領域でみごとポップフライをスライディングキャッチしアウトを稼いだGermanさんを始めとして
  

  数多く鋭いフライボールを処理し続けアウトを積み重ねていった外野守備陣の、そして
  同じく数多くグラウンドボールを処理し続けた内野守備陣の素晴らしいフィールディングの数々に、

  また数多くフライボールが野手守備陣の処理範囲に飛んでいくという“一握りの運”に、

  そしてマウンド降板後を受け継いでいった十亀さん~涌井さんの数多くの救援投手たちの
  素晴らしい投球の数々に大きく感謝しながらも
  
  結果5イニングを投げて投球数83(1イニング平均約16.6球)に何とかうまくまとめることに成功、
  奪われた出塁も四球は3個と多少かさむもののその他は単打1・本塁打1のみに抑え
  計5個のみにまとめ上げることに成功しましたから

  惜しくも5イニングで降板せざるを得なかったため
  残念ながらQSをクリアしてくるまでの成績を残すことには失敗しましたが

  それでも失点・自責点共にわずかにソロ本塁打の1点のみにまとめ上げることに成功、
  最少失点にまとめ上げていきながらぎりぎり最低限の5イニングは投げ切っていきましたから

  “チームの他のメンバーたち-攻撃陣・守備陣・救援陣-に
  今日のゲームの勝利を掴むチャンスを残す”
という

  先発投手としての“最低限の”しごとは十分にこなせたと
  ある程度高く評価できる投球といっていいでしょう。

  今日の一久さんの、内容としては非常に苦しく、順調にアウトを積み重ねていけずに
  長いイニングを消化していくことには失敗しながらも

  その中でなんとか5イニングを投げ最少失点にまとめあげた要因としては

  もちろん、上述の通り野手の守備範囲に数多く打球が飛んでいったという
  “一握りの運”が一久さんに大きく味方したという要素が非常に大きいものの

  Ⅰ.四球3個は奪われるもの、2つはまったくストライクが入らずに4球で四球を奪われたもので
    残りの一つにしてもこれはフルカウントまで忍耐強く闘われ7球目で四球を奪われたものでしたが

    いずれにせよ、走者を置いて相手攻撃陣の誇る中~長距離打者に対して
    痛打を、長打を浴びることを恐れるがあまりに慎重になり奪われた四球ではなかったこと

  Ⅱ.昨日登板し、素晴らしい成績を残した野上さんと同じように
    多少いつもより精度・制球ともに落ちるものであっても変わらずに

    その持てる速球を信じ続け、特に“ここぞの勝負の一球”で
    痛打されることを恐れることなく数多く選択し続け、駆使し続けていったこと


  この2点が挙げられますね。

  もちろん、何とか早く一久さんがその速球の素晴らしい精度と制球とを取り戻すと共に
  それに伴いもはや勝負球の1つとして特に右打者に対して欠かせないチェンジアップがまた効果的になっていく中で

  数多くグラウンドアウトを奪っていきながら順調にアウトを重ね、
  どんどんとイニングを消化していく素晴らしい投球をまた数多く、安定して魅せ続けてほしいと願っておりますが

  それまでの間、なかなか思うようにその投球を操れない時期の登板時にも
  なんとかその時その時投じていけるベストの速球を数多く駆使し、
  多少複数の痛打・長打を浴びたとしても恐れず変わらずににゾーンに大胆に投げ込み続けていきながら

  なんとか最少失点にまとめていきながら
  チームメイトたちに、“そのゲームの勝利を掴むチャンスを残す”投球
  うまくこなし続けていってほしいと思います。

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★ Offense ★

  

  今日のライオンズ攻撃陣は得点圏にランナーを置いての打席は計13度、
  その内訳は 3-12(うち失策1・三振4)、四球1で得点圏に残塁4・得点4という成績、

  また今日は8安打、2四球で奪った出塁は10、失策による出塁1を加えたその全11人のランナーの行方は
  残塁5、併殺打による二塁封殺1、スクウィーズ犠打失敗による盗塁失敗1で得点4という結果でした。

  今日は8回に7球を費やさせながら二塁打で出塁するなど
  全4打席で23球を費やさせながらその二塁打1で出塁1個を奪うことに成功したナカジさんや

  フルカウントに3度持ち込みそれぞれ6球・6球・7球を費やさせながら四球で1度出塁するなど
  全4打席で20球を費やさせながらその四球1で1度出塁することに成功した巧さん、

  そして8回にフルカウントに持ち込み7球目を弾き返し単打で出塁するなど
  全4打席で同じく20球を費やさせ単打2で2打点を稼ぎながら2度出塁を奪うことに成功したCarterさんなどを中心として

  ホークス先発大場投手に対して6イニングで103球(1イニング平均約17.2球)を、
  またホークス投手陣全体に対しても9イニングで154球(1イニング平均約17.1球)を費やさせる
  まずまず素晴らしい成績を残すことに成功しながら

  奪った出塁も四球2個を含め計10個を記録する
  こちらもまずまず合格点の素晴らしい成績を残すことに成功、

  またナカジさんの1本の二塁打といった
  ライオンズ攻撃陣の本来の魅力である長打をも魅せていきながら
  残塁5個に加え得点も4を記録していくことに成功しましたから

  今日は全体としてうまく、その“しごと”をこなすことに成功した
  高く評価をすることのできるライオンズ攻撃陣でした。

  今後もこれまでと変わることなく、そして効率的な攻撃に頼り過ぎることなく

  まずは数多く忍耐強く闘い続ける打席を創り出し続けていきながら
  初球から積極的に狙い球を絞って鋭く弾き返していく中で効果的に織り交ぜ続け
  
  出塁をひとつひとつ奪い続け、積み重ね続けていき
  その上で得点をスコアボードに一点一点、記録し続けていってほしいと思います。

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