管理栄養士&フードコーディネーター&ジュニア野菜ソムリエの
コーゲヨーコです。
昨日のブログの流れだと今回は
「低体温のおすすめランチ」だったんですが、
そのまえに低体温を改善する上で大切なことをいうのを忘れていました。
よって、変更です。
それは、「血液サラサラ」になる・・・ということです。
冷え症改善のためには「サラサラ血」
いわゆる「ドロドロ血」だと
細かい血管を通り抜けられないので、
抹消循環が悪くなって手足が冷えてしまいます。
女性に多い低血圧や貧血なども、
循環が悪くなる原因になります。
男性も「血中コレステロール値が高い」
「中性脂肪値が高い」と診断された方は
「血液ドロドロ」です。
「動脈硬化」にならないためにも食生活に気をつけましょう!
また、「血液ドロドロ」にはこんな症状も!
低体温の人にも多い症状ですよ。
・疲れやすい
・寝つきが悪い
・胃が重たい&消化が悪い
・肩こり・腰痛がひどい
・手足の冷えがひどい
・生理痛・&生理不順
・肌荒れ&抜け毛
・アレルギー疾患
・静脈瘤
では、「何を食べたらいいのか?」ということになります。
どうみなさんにお伝えしたらいいのか・・・
そんなときにいい出会いがありました。
東京女子医科大学付属成人医学センター助教授の
栗原毅先生が提案された食事法をみなさんにお知らせします。
とっても親しみやすく、無理なく実行できていいのではないでしょうか?
毎日の食事に摂り入れたい8品目をわかりやすく説明してあります。
それは、
「おさかなすきやね」です。
以下私の感想も含めてご説明いたします。
お:お茶
お茶の成分「カテキン」には、
コレステロール値や血糖値を下げるほか、
抗酸化作用が。
活性酸素の生成を抑えて白血球の流れを良くしてくれます。
おすすめは緑茶です。
私はコーヒーが大好きなのですが、コーヒーの回数を減らして、
緑茶を飲むようになりました。
ホッとしますね。やっぱり日本人だな~って思いますよ。
また、抗酸化作用で免疫も高めます。
ビタミンCも含まれているので、風邪予防や美肌効果も!
緑茶のカテキンには、発ガン抑制効果に加えて、
ガンの転移抑制作用も期待されています。
口臭を消したり、食中毒の原因になる菌の繁殖を
抑えたりと、殺菌にも大活躍です!
さ:魚
背が青い魚に含まれるDHA(ドコサヘキサエン酸)
EPA(エイコサペンタエン酸)という不飽和脂肪酸には、
血液の循環をよくして、
コレステロールや中性脂肪を下げる作用があります。
最近のおすすめは「鮭」で、抗酸化力の強い
「アスタキサンチン」が今話題です。
ビタミンEの500倍もの強力な抗酸化作用が、
悪玉コレステロールの酸化を抑え、血管壁を保護します。
また白内障や胃潰瘍の防止に効果があるといわれています。
か:海藻
「ヨード」は新陳代謝を活発にし、
ぬめり成分の食物繊維のフコイダンは、
抗ガン・抗菌作用・コレステロール低下などに働きます。
同じくヌメリのアルギン酸は、
血中のコレステロール値を下げる働きをします。
また、海藻にはタバコのタールによって傷ついた肺の粘膜を
保護&再生する働きがあるとされています。
海藻は油との相性がよく、一緒に調理すると吸収率が上がります。
もずくやワカメは酢の効果で食物繊維がやわらかくなり、
フコイダンを摂りこみやすくなります。
昆布を筆頭に海藻類に共通する「ヨウ素」は
子供の成長を促進するので、
ぜひお子さんにも食べさせてあげてくださいね
な:納豆
納豆でしか摂れない「ナットウキナーゼ」という酵素は、
血管の中にできる血栓を溶かしてくれます。
また、エネルギー代謝や細胞の再生に関わるビタミンB2は、
ゆで大豆の6倍もあります。
す:酢
![管理栄養士コーゲヨーコの「バランス喰楽部」脱カロリーで正しい食事指導教えます!-su](https://stat.ameba.jp/user_images/20100531/23/balance-club-yokosan/7b/43/j/t02200311_0557078710568787367.jpg?caw=800)
酸味のもとである「クエン酸」が
血中の老廃物の排出をうながし、
赤血球の変形態を高めます。
とくにクエン酸が豊富に含まれる黒酢に
サラサラ効果が高く認められています。
また摂取した食べ物を体内でエネルギーに変えるときに
体の中にたまった老廃物を排出、
疲労回復やスタミナ増進には欠かせない成分です。
クエン酸には、疲労の原因物質や肩こりや腰痛の
原因ともなる乳酸のもとを分解する働きがあります。
また、ビタミンCの酸化を防いだり、
肥満や過酸化脂質の生成を抑制したりする機能もあるので、
シミやそばかす、ダイエットや生活習慣病の予防に役立ちます。
き:きのこ
免疫機能を活性化するほか、
コレステロールや血糖値を下げる働きがあります。
とくに椎茸に含まれるエリタデニンは、
過剰になった血中コレステロールを
体外に排出する作用があります。
や:野菜
食物繊維が含まれています。
ニンジンやかぼちゃに含まれる
βーカロチンは
悪玉コレステロールの酸化を防止する働きがあります。
いろんな種類の野菜を摂りましょう。
ね:ネギ
長ネギ・玉葱・ニンニクなどのネギ類には、
血液をサラサラにする「アリシン」が含まれています。
また、消化促進・殺菌作用のほか、
血小板の凝集をおさえて血栓を予防する働きも。
玉葱には、血糖値を下げる作用、
ニンニクには赤血球の変形態を高める作用があります。
ちなみに、
生活習慣病予防の合言葉は
「まごはやさしい」です。
まめ・ごま・わかめ・やさい・さかな・
しいたけ・いも
それから前回のブログで
「玄米」おすすめの理由は
ビタミンB1が豊富だからです。
これは、糖質をエネルギーに変えるときに必要なビタミンで、
低体温の人はブドウ糖をエネルギーにかえられない人が多く、
ダイエットで糖質を摂らない人も、そう!
エネルギーを作らないと
温かい血液は循環しないんですよ!
血液をサラサラにするだけでなく、
エネルギーによって体を温めないと
「おさかなすきやね」の摂取も生きてこないんです。
次回は、私が土曜日に久々に外食した
ランチが素晴らしく、
「冷え症(低体温)のメニュー」だったので、
ご紹介したいと思います。
宮崎の口蹄疫その後 ①←クリック!
宮崎の口蹄疫その後 ② ←クリック!
最後まで読んでくださってありがとうございました。
ランキングに参加しております。
大変恐縮ですが、クリックをお願いいたします。
3つあります。
本日「ダイエットランキング40位」
「健康ダイエット第3位!」
「栄養士ブログ第1位!」
いつもありがとうございます!
ランキングはかなり下がってきましたが、
読んでいただいてる方には
ためになる話だと信じて頑張ります。
応援よろしくお願いいたしますm(u_u)m