トイレの窓を開けて大掃除していたら、窓からヒョコっと小鳥が入って来てしまい、パニックに陥った小鳥が家じゅうをバタバタと飛び回り、大掃除どころではなくなった我が家。トイレの足下の小さな窓から入るなんて!やっとこさ外へと小鳥が出た後には、トイレや廊下に落とし物が点々と残されていて、更に掃除が増えたと言うお土産付き。


お土産と言えば、前回記事に書いたマンゴーのおじさんからの沖縄土産、石垣島の塩と西表島のスナックパイン。売り子さんバージュ、パインに飛び掛かっています!ちなみに、迷い込んだ小鳥とは別室だったので、ハンター騒ぎにならずに済みました。

お土産そのものよりも、マンゴーのおじさんならではの、全く観光チックではないお土産話が今回も面白かったです。石垣島の農業用水事情とか、気候と地質、それによるマンゴー栽培の違いなど。正直、栽培レベルは全く勉強にはならならず、当てにしていたマンゴーの台木も無かった為、来月、台湾に行くそうです!またマンゴー&ライチの臨時管理人兼愛犬マンちゃんのお散歩係決定(笑)














先月の10日はマガリちゃんが天使にとらばーゆした日でした。天使3歳です。
親思いの頑張り屋マガリちゃん、天国での出稼ぎを何度も仕送りしてくれていた事は以前にも書きましたが、またやってくれたようです。













あちこちの猫ブログでも話題になっていた「クロネコヤマトのニャン箱コンテスト」で、マガリちゃんが抽選で当ててくれた黒猫マグネット。
最初、このコンテストを知った時には「うちの猫は箱好きじゃないからなぁ」と思っていたのですが、箱コレクションをやるほどの箱猫マガリちゃんが居た!天使猫はコンテスト参加資格が無いとは書いていなかったので、数ある箱コレ写真から数枚を投稿してみたのです。でも、コンテストは物凄い応募数な上にハイレベル、マガリちゃんはガラ携時代に撮った写真だし、完全に記念参加だと思っていました。やっぱり天使猫マガリちゃんが頑張ったのだと思います。早速、冷蔵庫に貼り付けました。食いしん坊マガリちゃん、歌いながら喜んでいるでしょう。
















こちらは、クリスマスイヴの前に届いたlalaさん からの素敵なプレゼント。fogさんのリネンポーチにリネンカレンダー!
リネン好き同盟、lalaさんとお揃いだそうです。
生成りのポーチ、麻ならではの風合いと強さ、そしてナチュラルな麻の香りもして、無闇に揉んでいたくなります(笑)
しっかりマチもあって使い易いサイズ感、皮タグも絶妙です。
猫の顔いっぱいのカレンダーは、ロッタ・ヤンスドッターのデザイン。何処にどうやって飾ろうかウキウキします♪














そして、大好きなマリアージュのノエルティーも!今年は元気が出るビタミンカラーにゴールドの文字の明るいデザイン。
お皿に入れた茶葉に注目。ベースの赤いルイボスティーに金と銀の星が可愛いですよね!シナモンとりんごとカモミール、それにバニラやナッツが奏でるノエルのハーモニーにうっとり。ルイボス大好きなので、毎晩のお楽しみになりました。

キャンドルは、非常に丁寧に作られた蜜蝋キャンドル。香料はつけていないのに、驚くほど甘い香りに心とろけます。普通のキャンドルと違って、火を灯すとマイナスイオンを発生するそうです!蜜蜂を偏愛する者として、十分に堪能したいです。

おかべてつろうさんのクリスマスカードと共に、今年のノエルのお祝いを彩ってくれました。
lalaさん、心躍るプレゼントをありがとうございました。

















クリスマスの日には、Bellさん からのプレゼントが。
黒猫の腕時計と白いブラウス、それにお手製のルバーブジャム。
フランスで日常的に食べ、慣れ親しんでいたルバーブ、日本でももっと普及するとイイのになぁ。冷涼な気候を好む植物だから日本では栽培できる地域が限られるのかもしれませんが、酸味が強めな甘酸っぱい野菜で(見た目はセロリに似た感じ)、日本人にも好まれると思うのです。私はこの酸味がかなり好きだったので、ジャムやタルトだけではなく、薄切りにしてから甘酢に漬けてパリパリ食べていました。パリ風漬け物!?(笑)

黒猫の腕時計、電池を入れれば動くか時計屋さんに聞いてみます。

チビちゃんとフニャちゃんのクリスマスカードもありがとうございました。



実はもう1つ、クロたんさんからのお届け物があるのですが、そちらは申年になってからご紹介したい物なのでまた次回に。













イイ感じのとぼけ顔ノアゴン。

さて、今年最後のお薦めクラシックコーナーです。記事のタイトルでもお気付きかと思いますが、今月は特別編でシャンソンを。私がパリで初めてシャンソニエに足を踏み入れたのが12月なのもあり、12月はシャンソンと言うイメージがあるのです。未だにあのモンマルトルの丘の裏手にあったシャンソニエでの一晩が忘れられません。瓶にたっぷりと漬け込んだ甘口のチェリー酒、温かな赤い照明の下で次々と歌われるシャンソン……当時の私はまだ22歳でシャンソンなど殆ど知らず、観光のお供で行っただけだったのですが、瞬く間に魅了されてしまいました。何処か夢のようでありながらもアットホームな雰囲気の中、時を忘れてシャンソンとチェリー酒を楽しみました。数時間のうちに歌い手の方々ともすっかり仲良くなり、部屋にあったアップライトピアノでいつの間にか私も演奏に参加していました。しかも、チェリー酒も何杯もお代わりして何曲も聴いたのに、
「ピアノを弾いてくれたからあなたは無料!」
と代金を受け取らなかったのです。題名もわからない、知らない曲ばかりでしたが、今でも口ずさむ節があるくらい良い思い出。

それと、今年はエディット・ピアフの生誕100年の記念イヤーです。12月19日が誕生日でした。あ、でも、エディット・ピアフ、私はそれほど好きではないのと、ピアフはあまりにも有名なので私がご紹介する間でもないと思います。今回は私の大好きなバルバラをご紹介します。







◆バルバラ:孤独

https://www.youtube.com/watch?v=GlVrWsEUFGY



この人がバルバラ、ご存じでしょうか?
ボリュームと迫力のあるピアフの歌声とは真逆の繊細な歌声。透明感ある美しい声と、この独特なオーラを放つ美貌、黒い衣装しか着ないこと、そして彼女の作る曲の世界観が好きです。殆どの曲がピアノ伴奏か、僅かなバンドのみと言うところも仰々しくなくて静かに聴けます。

ピアフとは違いますが、バルバラもまた不幸な影に付きまとわれる人生でした。ユダヤ系であった為に戦時中はナチスに追われ、父親からは暴力を受けた子供時代。でも、それを熱唱しないのがバルバラ流。
この「孤独」も、寂しいけれど何処か優しく。曲の冒頭から繰り返し現れる「彼女」は「孤独」のことだったと(=フランス語で女性名詞なので)最後に種明かしされるのも、フランス語ならではのちょっとした遊び心で寂しさと面白みが混ざり合うのです。バルバラの代表曲ではありませんが、最も好きな曲です。








◆バルバラ:小さなカンタータ



https://www.youtube.com/watch?v=aPNVTZ6ivAU



バルバラの伴奏ピアニストだった若い女性が、新婚旅行先で事故死してしまった事を嘆く歌。私は下手くそなピアノ、あなたは美しく奏でていたと言った内容の歌詞、澄んだ歌声と宙を凝視する表情にグッと来ます。愛らしいカンタータなだけに、そのピアニストの若さや可愛らしさが伝わって来て悲しい。
個人的には「シミラレソドファ」と言うフランス語のドレミファソラシドの発音がポイント。日本のドレミファソラシドとの発音の違い、面白いので注意して聴いてみて下さいね。






◆バルバラ:リヨン駅




https://www.youtube.com/watch?v=240PZokiaTg


寂しい曲が続いたので、楽しい歌を。
パリにあるリヨン駅は、映画「ニキータ」の舞台にもなった大きな駅。駅中にある美しいレストラン「トランブルー」は有名ですね。私も色々と思い出のある駅ですが、長くなるのでここでは省略します。

メトロの駅はパリじゅうにありますが、地方へ行く国鉄が乗り入れる駅がパリでは6駅、国際線が出ているのはそのうち4駅だけです。リヨン駅はフランス南部やイタリアやスイス方面に向かう駅。この歌ではイタリアへと歌っていますが、やはり暖かな地方や国へと向かう駅は明るいのです。対して、寒い地方や国へと向かう北駅はちょっと暗く、治安もやや悪。これは日本でも「上野発の夜行列車~」と言う歌でもわかるように、似たものがありますね。
なので、リヨン駅を歌うと言うのは喜びや希望を持っていると言うことなのです。
高く澄んだ寂しげな歌声が美しいバルバラですが、低音もカッコイイですね。



今年もあと2日、年越し・年明けは何かとバタバタ、街もテレビもガチャガチャしていてちょっと騒がしい感じ。そんな時、ひっそりと静かにシャンソンと言うのも悪くないと思います。


でもやっぱりちょっと寂しいと言う方の為に、バルバラとは全く違うお気楽なシャンソンを1曲。

↓ ↓ ↓

◆ブールヴィル:フルーツサラダ


ムッシューブールヴィル、笑いながら歌っている!楽しいシャンソンで〆めます。
















お正月のお飾りに欠かせない我が家の橙。今年は暖冬のせいか色付きが早めで、殆ど青みがありません。
今年は裏年で不作ではあるのですが、いざ色付いて数えてみたら、勘定していたよりも数が多いです(笑)
色が付かないうちは葉っぱの緑と同化して見落とすんですよね。














美しきへんこちゃん。

そう言えば、この12月19日でブログ8周年でした。8年もやっていると、もうすっかり忘れていました。9年目も宜しくお願いします。

今年も楽しくお付き合い頂きありがとうございました。
皆さん、良いお年を!
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ライチ復活と犬デビュー

テーマ:





今年の3月11日、マンゴーのおじさんのうっかりボイラー点け忘れ事件により、霜に当たって全滅していたライチ畑ですが、こんなに逞しく甦りました!
暖かい日にはせっせと水を掛け、ハウスも張り替えをし(写真は張り替え直前の様子)
、伸びよ育てよと願い続けた成果です。












まだ赤い新芽が出ている木もあります。この秋は暖かく天候にも恵まれた証です。新芽が出て伸びれば伸びるほど、来年夏の収穫量が増える確率UP。












こちらは、ライチ畑に2本だけあるグアバの木。この木も葉っぱを落として枯れている様子でしたが見事に復活し、10月にはいくつかの実を生らせました。去年よりは数少ない実でしたが、私がその場でパクパク食べました。

それと言うのも、実はマンゴーのおじさん、10月の約1ヶ月間、入院していたのです。えっ!あの元気満点のマンゴーのおじさんが1ヶ月も入院!と思われた皆さん、安心して下さい、元気です(笑)
入院と言っても病気ではなく、肩の使い過ぎで腱が切れていたのを再建する手術をしただけです。結局、腱が切れて長い歳月が経ち過ぎていた為、完全な再建は出来なかったんですけれどね。

おじさんが入院していた約1ヶ月間、ライチの水掛けを買って出ました。その間、ライチ畑の臨時管理人は、運良くグアバの実にありつけたと言うワケ。











こちらはマンゴーのおじさんの家の庭にある里芋の葉。人の背よりも高く、葉っぱも巨大。傘に使えそう!?













同じくマンゴーのおじさんちの庭の晩白柚(ばんぺいゆ)。何故か写真が小さくなってしまいましたが、これまたバレーボールみたいに巨大な実です。今年は豊作で、宮崎弁で言うと、べらっとなっちょります。予約札、貼っておかなきゃ(笑)












そして、マンゴーのおじさんの大切な家族である、犬のマンちゃんの散歩&ご飯係も務めました。

実はpopさん、半世紀以上生きて来て、人生初の犬の散歩でした!
小さい頃、大きな犬に追い掛けられたトラウマからか、犬が怖い……けれど、見栄を張って、そんなに怖くないふりをしていますが、犬好き家系で育った私から見ると恐る恐る感がわかります(笑)
猫には4歳ぐらいの時、思いきり手を噛まれたそうなのに、なんでトラウマにならなかったのかって話ですが!

私は、犬の習性・散歩の仕方を伝授しながら、人生初のチャレンジを横でサポート。












数日すると、だいぶん力が抜けて来ました。
マンちゃんはマンゴーのおじさんにそっくりな、おっちょこちょいでメチャクチャ明るい性格なので、popさんの緊張をよそにハシャギまくり。











10月の宮崎は毎日が快晴、こんな美しい田園風景がご馳走でした。












最後の頃には、もう余裕余裕!写真を撮る私が置いて行かれるほど楽しそうな2人組。

「マンの散歩、マンの散歩♪」
とウキウキ出掛けて行くようになりました。










こんなに嬉しそうな顔をされたらそりゃね!
すっかり仲良しな2人、前は私の方がなつかれていたのですが逆転した感あり。


入院中も元気過ぎたマンゴーのおじさんは、現在、石垣島旅行中(もちろん今回もマンゴー視察旅行)。なので、またマンちゃんの散歩&ご飯係をやっています。
マンちゃんの為に味無しロールキャベツや玉子焼きを携え、散歩に行くpopさんです。










田舎暮らし仲間のとらこさんからプレゼント。
5種類もの手作り蜜蝋クリーム(テープで貼り付けただけの蓋の字は私の仕業です)。
蜜蝋はご近所さんの日本蜜蜂のものとのこと。なんて稀少なものを!
配合されているハーブや精油も厳選品。クロモジはとらこさんが山で採取されたもので、凛とした香りがたまりません。麻炭だけは無香料なので、ノアゴン達の肉球のお手入れにも使える優れモノです。
自然なもの、安心安全なもので作られていると言うだけで嬉しいのですが、香りも良く、使い心地もメチャクチャ良いのです。ハンドクリームとしてはもちろん、まるでグロスのように艶やかにしつつ保湿するリップクリームとしても最高(←舐めても安心だし)。顔も足も、身体中に使っています。蜜蜂パワーを改めて思い知りました。


可愛い絵葉書は、絵葉書資料館製。ピアノの上でダンスする猫、そしてフランス語、完璧☆
絵葉書マニアな私としては、馴染みある神戸にこのような資料館があった事が小さな衝撃でした。行ってみた~い。

とらこさん、素敵なものばかりありがとうございます!






来週中頃からクリスマス前までバレエのおばちゃんが逗留します。ブログ半休眠状態が続きますがあしからず!
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可愛く並んだ鱗雲。秋の空は雲も爽やかですね。

空は晴れても、私が青春時代を過ごした芸術と花の都で、あまりにも多くの命が奪われた事に心は曇りがちです。大切な人たちが住む石畳と白壁の美しい街が血に塗られるなんて。
様々な議論がなされ、思うところも沢山ありはしますが、決して終わる事のない報復合戦を見るにつけ、暗澹たる思いにさせられます。祈りよりも銃を、などと言う言葉を聞くと、この悲しみと祈りさえも虚しく思えてしまいます。暴力が問題を解決し、平和をもたらしたことなどない事を人は皆、歴史から学んでいる筈なんですけれどね。














宮崎の青い空の下、すくすくと巨大に育ったセンダンの木。今時期は、房で生った実が黄色く色付きとても綺麗です。バランスのいい樹形に、オリーブの実のようでもあり、ぶどうの房のようにも見える実が木いっぱいに生るシルエットがお洒落。
自然はいつでも人の心を潤してくれますね。自然回帰の欲求は人間の根源なのでしょう。













懐かしい植物発見!
小さい頃に遊んだ「数珠玉」です。正式名は知りませんが、最近はあまり見掛けない気がします。葉っぱの感じはトウモロコシに似ていますね。今の子供たちはこれで遊んだりはしないのでしょうか。
いろんな色柄の数珠玉を集め、オシロイバナの黒く丸い種を割って白い粉を手に塗ったりしたものです。













こちらはスペイン産のサフラン。先月末にスペイン~ポルトガル旅行に行って来たpopさんのバレエのおばちゃんからのお土産です。
本場のパエリアを食べるも、春に宮崎に来た時にpopさんが作ったパエリアの方が美味しかったと言う事で(!)、また作って貰う為に買ったそうです(笑)
ヨーロッパの味付けって、日本人にはちょっと塩辛い事が多いんですよね。それと、魚介はたっぷり入っていたけれど処理が雑~で、なんかの殻やら骨やらが混入していたから食べづらかったとか。
それにしても、こんな大量のサフランは初めて見ました。日本で買ったら万札モノでしょう。金よりも高いと言うぐらいですもんね。
早速スープに少し使ったところ、香りも本当に良いです。さすがスペイン産。

他にも缶入りオリーブオイルや、ポルトガルの不思議なナッツ等など。
スペインもポルトガルも、オリーブの木→オレンジの木→ひまわりと言う光景がどこまでもどこまでも広がっていたそうです。私たちの住む宮崎と同じくらい田舎で、おおらかだったと言っていました。







♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪

さてと、月末恒例お薦めクラシックコーナーです。え~、お約束のショパンコンクール特集です。
あ~、もう最初に白状してしまいますが、実はちっとも乗り気ではないです。5年に一度のショパンコンクールですから、凄く頑張って1次予選から全員(さすがに全曲ではありませんが)聴いたは聴いたんですけれどね……今回ほど気持ちが盛り上がらない事はありませんでした。先々月のこのコーナーでやった「ショパンコンクールごっこ」の方がずっと面白かったなぁ~(笑)
個性ある人が居ない?レベルが低い?ヨーロッパ系が弱すぎた?ロシアンピアニズムも全滅?いろいろ理由はあるかもしれないですが、残念ながら本当につまらないと思ってしまいました。そもそも、「この人とこの人、応援したい!注目だなぁ!」と、肩入れ出来る人が居なかったので、それがつまらなかった原因かもしれません。若者たちの必死さ、大変さはもちろんわかりますから、そう言う意味では応援したいのですが、音楽的に共感できる人や、強い印象や感動を与える演奏もあまり無く。

ただ、いつものショパンコンクールとは違って、審査結果には特に異議は無し。
取り分け1位の韓国人チョ・ソンジンは、1次予選から完全に抜け出ていたと思います。落ち着きのある演奏で、音楽的にもテクニック的にも非常に安定感がありました。魅力とか感動はさほどありませんが、ともかく安定感と言う言葉がピッタリだと思いました。なので、この人のコンサートを聴きに行くかと言えば行かないですし、Youtubeでも敢えてこの人の動画を聴こうとは思わないですが、コンクールは比較の問題ですから、中では確実に1位でした。2位以下は私にとってはほぼ横並び、正直、何がそんなに良いのかわからない人が多かったです。中では4位のエリック君が繊細な音楽を聴かせていた気がします。ファイナルまで残った唯一の日本人の小林愛実ちゃんは、「天才少女だった子供がなんぼのもんじゃ?」と言う魚の目鷹の目にさらされ、変なプレッシャーを背負って大変だったと思います。人一倍頑張っている感じでしたが、音が他の人の7割ぐらいしか出ない(響かない)のが可哀想でした。「音」って必ずしも体の大きさとは関係しないですし、テクニックや努力だけでは解決できないですし、本当に難しいのです。私も本当に本当に苦労して求め続けて、渡仏2年目を過ぎてようやく辿り着きましたから。愛実ちゃんは小柄で手も大きくはなさそうですが、あれだけのテクニックはあるのですから、求め続けていればいつか必ず真の音が響かせられるようになると思います。





しかし、1位のチョ・ソンジンに限らず、今回は韓国人の全体のレベルが高かったと思います。国同士で比べるのも妙かもしれませんが、同じアジア系として、日本人よりも一段上に感じました。日本人は皆さんとてもたくさん練習をしているであろう事はわかるのですが、やっぱりただ上手く弾き終えるだけで、国際的な場で比較されるとやや幼稚に聴こえました。ちょっと小手先で上っ面と言うのでしょうか。何か薄っぺらく聴こえてしまうんですよね。日本の課題が見えて良かったですね。

韓国の人たちは、歌心があり、声の太さと同様に、音楽的に一本筋が通っている演奏が多かったと思います。
今回、YAMAHAのピアノを選ぶコンテスタントが非常に多かったですが、韓国の人は全員(多分)、1次予選からスタインウェイでしたね。申し合わせがあったのでしょうか?
恐らくYAMAHAやカワイの方が軽くて簡単に音が出るピアノだったのだと思いますが、スタインウェイも1次では特に硬い響きで「これはピアノ選びに困るかも~」と私は思いました。でもそこは腐ってもスタインウェイ、2次予選以降はどんどんコクが出て来て、キャンキャン気味だったカワイとは比較にならない深みがありました。3次予選~ファイナルでは、多くのコンテスタントがスタインウェイに切り替えしたのも納得。YAMAHAは柔らかさと華やかさのバランスが良く、まさにオールマイティな魅力をよく発揮していました。
前回から公式ピアノの仲間入りをしたファッツィオーリは、残念ながらあまりにキンキンと金属的な音で状態が悪く、1人しか選んだコンテスタントがいませんでした。
ピアノ選び、それぞれの音楽性とテクニックにあったピアノを選ぶべきですが、選ぶ側はもちろんのこと、大舞台で調整するメーカー側も簡単ではありませんね。


ピアノメーカーの違い、日韓の違いを聴いてみよう
↓ ↓ ↓

◆su yeon kim:ノクターン op.48-1


◆丸山凪乃:ノクターン op.48-1



この韓国人のキムさん、残念ながらファイナルには残れませんでしたが、1次予選から良い演奏で、好感を持って聴いていました。個人的にはチョ・ソンジンよりも好きでした。将来……20年後、30年後に良い味を出すピアニストになる気がします。


丸山凪乃ちゃんはなんと16歳、高校1年生!コンクール出場者最年少でした。童顔なのも手伝って、まだまだあどけない子供と言う感じですが、既にパリコンセルヴァトワールを卒業しているようです。中学生でパリに留学しちゃったと言う環境からして凄い!シック過ぎる衣装とか、パリっぽいですね。

このノクターンは、大人っぽいキムさん等と比べるとさすがに幼さが目立ちますが、他のエチュード等はとても立派に弾いていました。1次は通過してもおかしくなかったと思いますが。まぁ、まだ若いですからこれからの成長が楽しみですね。

他に日本人の中では、中川まやかさんの1次予選が非常に完成度の高い演奏でした。ただ、1次予選で精魂尽き果ててしまったのか、2次予選は脱け殻のようで残念でした。












またしても美し過ぎるノアゴン。


ここからは、1次予選からファイナルまでで、私の印象に残った演奏をいくつかご紹介します。あくまでも私の印象に残った演奏と言うことですから、入賞者であるとかは関係ありません。



まずは、ポーランド人2名によるマズルカを。

◆krupinski マズルカ op.59-3(3次予選)


◆Nehring マズルカ op.33-2 (3次予選)

◆Nehring マズルカ op.33-3

↑動画では、op.33-2と33-3が間違って逆にされています。





今回、大挙して押し寄せたポーランド人(開催国なのだから今まで少なかったのが逆に不思議なのですが)、レベルもタイプも様々でしたが、この2人のマズルカは印象に残りました。krupinskiはファイナルには進めませんでしたが、2人ともやはりさすが本家。今回のコンクール全体を通して、最も「聴いて良かった」と思える演奏でした。2人とも演奏&ビジュアルともに地味~な感じですが(失礼!)、ポーランド魂が心に響きました。音楽を聴けたと言う感じ。













◆1位 チョソンジン ショパン協奏曲第1番

最後に1位のチョ・ソンジンを。ファイナルのコンチェルトも安定感抜群。ただやっぱり、ミスはしない、ソツが無いのですが、はじけるような喜びに満ちる事もなく、のたうち回るような悲しみも無いんですよね。3次予選のマズルカ&24のプレリュードでも思いましたが、ショパンの音楽ってこんなにも落ち着き払ったものだったっけ?と。21歳の若者なのにそれほど落ち着き払っているのはある意味、凄いことではありますが。私が高望みし過ぎなのかもしれません。

それと1つ気になったのは、長い音の時、打鍵後に鍵盤を揉むような動作がかなり多いこと。日本一有名であろう某女流ピアニストもそれを凄くなさいますが、当たり前のことですが、ピアノと言う楽器はヴァイオリンやチェロ等の弦楽器とは違い、打鍵した後にどれだけ鍵盤を強く押したり揉んだり擦ったりしてみても全く音は変わりません。無意味に力が入っているだけ、ピアノを傷めるだけです。ごくたまに思い余ってと言う程度ならわかりますが、打鍵の度に毎回それをやるのは悪い癖でしかないので、直せたらイイなぁと老婆心で思いました。

マイ母曰く、「でもこの人ならば、ビジュアル系に走る心配はないわね」(←またまた失礼!)で締め括ります(笑)



























お転婆過ぎる……いやいや美し過ぎる店員さん!
我が家一の寒がり屋、お布団インの季節到来です。













美し過ぎると言えばこの方も。
木の影から、こんなに見目麗しい色白美人がひょっこり現れた、と言う図(笑)









~おまけ~

3週間ほど前になりますが、夜、我が家の玄関に珍客がいらっしゃいました。それがこちらの方(トカゲやヤモリが苦手な方はスルーで)

↓ ↓ ↓











やや小ぶりなアカハライモリちゃん。
水田や流れの緩かなせせらぎに棲む両生類で、popさんが子供の頃はよく見掛けたそうですが、最近は農薬や生活排水による水質悪化などで数がかなり減っている為、滅多にお目に掛かれなくなっています。
我が家の側には緩かな川は無いですし、この季節ですから当然、水田ももう無いのに、一体どこから、何故、我が家の玄関にお出ましになったのか不思議です。
帰すべき水田も無い季節と言うことで、取り敢えず冬の間だけでも我が家に逗留して頂こうと保護。アカハライモリは動きが緩慢なので捕まえるのは簡単でした。写真は保護した時のもの。今はこのジャム瓶から、広い水槽(ちょうどクワガタ用にあったプラケース(笑))に移動しました。
浅めに水を張り、小石を詰んで隠れ場と陸を作ってあげたところ、キュキュキュと鳴いて喜んでひと泳ぎし、その後は小石の間で休むようになりました。
ただ、困ったのがご飯。
アカハライモリは山椒魚の仲間で、ウーパールーパーに近いと言うことで、ウーパールーパーの餌を買ってあげてみましたか、全く食べません。ならばと、違う種類の餌を試すも無反応。ネットに書かれていた、「アカハライモリの顔の前でピンセットに挟んだ餌をフリフリさせる」と言うのも食い付かないどころか後退りされてしまう始末。
そこで、2匹のウーパールーパーを飼っていらっしゃるlalaさん に相談したところ、「夜行性だから夜、小石の上に餌を置いておいてみたら?」とアドバイスが。置き餌と言う発想、なかったなぁ!と、早速その夜、水の掛からない小石の上に置いてみたところ、翌朝には綺麗に何も無くなっていました。アカハライモリは1ヶ月以上ご飯を食べなくとも全然大丈夫とは言え、お腹が減っていたのでしょう。
以来、餌台となった小石をジーッと見詰め、ご飯を待つような顔をしています。
食べ過ぎ厳禁な生き物なので、週に1~2回しかあげられないと話さねば(笑)

アカハライモリの名前の由来は、写真のように上から見ると黒っぽいですが、お腹は綺麗な朱色なのです。その朱色地に黒い水玉模様があるのです!水玉に関係した名前を付けようか思案中です。

餌を食べる間隔も、消化に掛かる時間も、あらゆる動作もゆ~っくりなアカハライモリ、なんと20~30年も生きるそうですから、こちらも慌てず名付けて仲良く長生きしたいものです。





多種多様な事が一気に押し寄せ、ここ数年で最も忙しく食事もきちんと取れないほど!ご訪問もままならず、前回記事に頂いたコメントのお返事もまだ途中ですが必ずお書きしますので、アカハライモリのように気長にお待ち頂ければ幸いです!
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