無断の長期冬眠だったにも関わらず、前回記事にはたくさんの温かなコメントをありがとうございました。遅くなりましたがお返事を書きましたので覗いて見て下さい。


写真は、おうち猫になっても相変わらず凛として見目麗しいへんこちゃん。ご飯とお水をたっぷり貰い、布団でスヤスヤ。もう外の世界などほぼ完全に忘れてしまったかのようなおうち猫っぷりですが、ねずみのおもちゃでの狩り練習にだけは余念がありません。ちなみにこの写真の部屋は元ピアノ部屋、現在ではへんこちゃんの寝室です。
数日おきに会いに行くと熱烈歓迎してくれますが、2時間以上経過すると「まだ居たの?」と言う顔で一人遊びが始まり、熱烈歓迎に終止符が打たれます。出来るだけ1時間で切り上げるようになりました。
何事も引き際が大切である事を、身をもって教えてくれるへんこちゃん。桝添さんも猫を飼うとイイかもしれません(笑)













前回記事にもチラッと書きましたが、古くからの友人が東京は自由が丘でお店を始めたのでご紹介させて下さい。開店したのが去年の秋なので、もう半年以上も経ってしまいましたが。
popさんが1回目に早稲田に入学した年~つまり宮崎のど田舎から高校を卒業して上京した18歳の年~ヨウジヤマモトに入れあげ、大学の後期の授業料を全てヨウジで使い果たして大学を除籍になった時、
「だったらもうさ、ヨウジに入社しちゃいなよ」
と、引き入れてくれたのがその友人。なので30年以上の付き合いになります。お洒落で若々しく、独特な世界観を持った友人夫婦、アパレルの世界から飛び出し、コーヒーのロースター修行をして資格を取り、昔からの夢だったカフェを始めました。小さな小さな手作りカフェですが、そこはマニアックでセンスに溢れた夫婦のこと、お店は雰囲気たっぷり、コーヒーはメチャクチャ香り高くてビックリするほどです!焙煎し立てのコーヒー豆を何種類かずつ送ってくれるのですが、今まで飲んで来たコーヒーって一体なんだったのだろう?と思ってしまいます。各種の豆の産地や質、焙煎の具合や美味しい飲み方までメモ書きを付けてくれるのですが、そのこだわり様がヒシヒシと伝わって来ます。私は紅茶党でしたが、お陰で毎日のようにコーヒーを飲むようになりました。ともかく香り高く、宅急便が届いた瞬間にコーヒーの香りが。
私とpopさんはこのコーヒーショップの幹部だそうで(笑)、私は店内に掛ける音楽のセレクト、popさんはコーヒーのお供となる宮崎やフランスのフード アドバイザーをしています。
是非、訪れてみて下さい。



シナリオコーヒーロースターズ

〒158-0083
東京都世田谷区奥沢 4-14-13
小林アパート1F

03-6421-8698

・奥沢駅より徒歩5分
・自由が丘駅 南口より徒歩11分














猫友のカツオシさんの新刊が出版されました。カツオシさんとはブロ友さんの中でもかなり長いお付き合いになりますが、毎度毎度、キラリと光るショートショートを生み出し楽しませて下さる、ショートショートを中学時代から偏愛する私としては非常に有り難~い方なのです。今回、そのブログで書かれて来たショートショートの数々から選りすぐった30編が校正され、「不条理な弱点(←リンクしてます)」と言う1冊の本になりました。
一度はブログで拝読した作品ばかりなのですが、更に磨きが加わった事もあり、何度読んでも面白くて面白くて、一気読みしてしまいました!奇想天外でありながらもさもありなんと思ってしまう作品や、現代社会の痛点を軽妙に突いた作品など、その発想力とカツオシアンテナの鋭さ、幅広い知識に唸りっぱなし。何かと猫が登場する作品が多いのも楽しいポイント。
普段は看板猫クロちゃんとお店を営むカツオシさん、私にとっては第二の星新一です。でも、もしカツオシさんが職業作家で星新一さん並みに多作だったとしたら、私はお小遣いがすっからかんになっていたことでしょう(笑)

本屋さんで注文、Amazonでも購入できるようなので読んでみて下さい。























雨ばっかりで憂鬱やとよ。
最近、寝てばかりいるバージュ。この高温多湿の不快な空気は人間も猫も疲れさせますね。元々、猫の祖先は超乾燥地帯である砂漠に暮らしていたぐらいですから、人間以上にジトジト湿気は苦手なのかもしれません。もちろんピアノも湿気を嫌いますから、新居がいくら綺麗で過ごし易くてもドヨヨ~ンとし勝ち。頭もぼんやりして、先日など、
「ドラッグストアに行くけれど何か買って来る物ある?」
と言うpopさんに
「猫砂と化粧まわし」
と答えていました……。(誤)化粧まわし→(正)化粧落とし。そもそもメイク落としとかクレンジングとか言えばイイのに、化粧まわしって!まだまだ名古屋場所も始まらないのに(笑)
メイクではなく日焼け止めを落とすだけの為ですが、さすがに石鹸だけでは落とせないので、夏場はクレンジングが欠かせません。この季節しか使わないので適当な物を使い勝ちなのですが、オススメの化粧まわし、じゃなかった化粧落とし……良いクレンジングがあったら教えて下さい。

話は逸れましたが、そんなぼんやりドヨヨ~ンと気が滅入り勝ちなこの季節、音楽の力で気持ちだけでも爽やかな快晴にしようではありませんか。
と言うことで、久しぶりの月末恒例お薦めクラシックコーナー、今月のテーマは「気持ちの晴れる音楽」です。





シューマン:交響曲第3番「ライン」1楽章

南ドイツ放送交響楽団
カール・シューリヒト指揮


https://youtu.be/wGz2lVUGimA



滔々と流れるライン川、喜びに満ち溢れた生命力に輝いています。シューマンが表現する喜びは勢いよく迸り、聴いている者にも喜びと力強さを与えてくれますね。
雑談ですが、ライン川のロマンチック街道にある「猫城」と呼ばれる城は、日本人が所有しているとか。猫城と言うだけでちょっと行ってみたいような。
メキシコ留学したpopさんの変わり者のおじさんもフランスのお城をいきなり買いましたが、結構そう言う日本人って居るのですね。

この曲はカラヤンやサバリッシュなど、名だたる指揮者が名演をいくつも残していますが、誰でも知っている有名どころをご紹介してもつまらないので、古い録音のこちらを。アンサンブルの乱れはかなりあるのですが、音楽にそんな事は大きな問題ではありません。演奏に大切な素晴らしいエキスを聴く事が出来ます。速めのテンポの快速急行、伸び伸びとした勢いとスピード感が生き生きしていて爽やかです。
小学生の頃、初めてこのシューマンのラインを聴いたのが、エサペッカ・サロネン指揮のN響でした。今や押しも押されもせぬ中堅となったサロネンですが、この頃は確か初来日の頃で、まだ初々しい少年のようでした。指揮をする喜びを全身で表す美青年の瑞々しい音楽性に感動した事を今でも覚えていますが、残念ながらこの録音はYoutubeでは見付かりませんでした。














梅雨の重たい空気も物ともしないノアゴン。引っ越しを機に、やっぱり確実に若返っています。朝から晩までウキウキとして超快活!四六時中、ぐふぐふ言ってご機嫌です。活動的なのはイイんだけれど、そこから冷蔵庫の上に飛び乗ろうとするような無理はヤメテー!





メンデルスゾーン:交響曲第4番「イタリア」

ボストンフィル
ピエール・モントゥ指揮

https://youtu.be/WKFOMfOLuQs


快活と言えば……お次はメンデルスゾーンのイタリア、シューマンのラインに負けず劣らずの有名曲です。メンデルスゾーンって爽やかで快活な曲には事欠きませんね。きっと物凄く性格の良い人だったに違いありません。誠実で優しく、前向きで快活、屈託の無さが音楽にも現れていますよね。神童で多作、夭逝の天才だったにも関わらず、モーツァルトのように暗くきな臭い、悲劇的な話も出て来ないですし。ショパ○やシューマ○のように、麻薬の如く陰湿なところや病的なところがありません(笑)作曲家の中で結婚するなら、健全で建設的なメンデルスゾーンかハイドンで決まりですね!とか言いつつ、麻薬系にも走ってしまうのが人の業(爆)

この曲も、イタリアのどこまでも明るい空と軽やかな空気が満喫できます。シューマンのラインがパワフルな明るさだとすると、メンデルスゾーンのイタリアは優美な明るさでしょうか。
一点の曇りもなく澄み渡った空、日本の梅雨時期に最も恋しいものですね。この曲を聴くと本当に爽やかに元気づけられます。
一瞬にして別世界に連れて行ってくる音楽、素晴らしいですね!
これまた古い録音ですが、フランス人指揮者のピエール・モントゥの伸びやかで軽やかな快演でどうぞ。決して「どっこいしょ」と腰を下ろさず、常に前へ前へと進んで行く演奏は実にフランス人らしいなぁ、と思います。


気持ちの晴れる音楽、いかがだったでしょうか?皆さんはどちらの曲がお好みでしたか?














我が家は玄関のドアを開けるとすぐ歩道なので、日本では珍しい内開きの玄関ドア。この「内開き」と言う縛りのせいで、玄関ドア探しがどれだけ大変だったことか!色々と探すのも面倒なので、最初はYKKとかリクシルとか三協アルミとか、大手国産メーカーのドアが安心だしイイやと思ってカタログを眺めていたのですが、内開き仕様の玄関ドアは皆無!それでも呑気な私のこと、
「だったらドアの表裏を逆にして取り付ければイイだけじゃない?」
と思ってメーカーに問い合わせたら
「表裏を逆にして取り付けると、錠穴が内側になり施錠が出来ません」
……泥棒、入り放題です(爆)

玄関ドアが内開きか外開きかだなんて考えた事もありませんでしたが、そう言えば日本では内開きの玄関って見た事がないかも!欧米では逆だそうで、殆ど内開きだとのこと。思い出してみれば、パリではどの家も内開きでした。と言う事は欧米製品ならば内開きが見付かる~!と思ったのに、わざわざご丁寧に日本向けに外開き仕様に作り替えているところばかり。ヨーロッパアンティークならばそのまま内開きですが、サイズがなかなか合わない上、状態もわからないのでダメ。そしてやっと辿り着いたのがこのドア、アメリカ製です。
苦労しましたが、みんなから誉められる木味のドアです。ここから直接ピアノ部屋へと入れます。ピアノ部屋の無垢材と色も合っています(計算していたワケではなく偶然(笑))。













2階の住居スペースの階段に近い実用玄関ももちろん内開き。こちらはどうしたって市販品ではサイズが見付からず、家具職人さんに作り付けて貰いました。

このドアから出て、徒歩わずか3分、長年のブロ友さんであるクロたんさんのお宅があります。ブロ友さんとこんなご近所になるなんて!多分、ダッシュすれば数十秒(笑)
同じ宮崎だし会いたいですね~、と電話の度に話していましたが、ようやく願いが叶い、嬉し過ぎてお互いに自然とハグしました!この地域の先輩、どこのスーパーにどんな物があるとか、どこのパン屋さんが美味しいとかまで、様々な事を教えて頂きました。クロたんさんとは毎年年末に、クロたんさんお手製のちりめん干支と我が家の橙の交換便を送り合っていましたが、今年からは直接交換できます。嬉しいなぁ。

そしてなんと、我が家のすぐお隣のおうちにも、以前から「いいね」のやり取りをしていたブロガーさんが!なんと言う偶然でしょう!お陰でグンと距離が縮まりました。

おおらかで明るく優しいブロ友さんお2人がご近所になって幸せです。

皆さんともいつの日かお会い出来ると信じて、楽しみにしています。



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5mois

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去年末の記事を最後に、5ヶ月もブログを放置してしまいました。
なんの説明もせぬままの5ヶ月の間、多くの方に気に掛けて頂き、メッセージやコメント、住所交換している方々からはプレゼントまで頂きありがとうございました。熊本を中心に九州を大きな地震が襲った事もあり、ご心配お掛けしてしまい本当にスミマセンでした。人も猫も家もみんな無事、お陰様で元気です。

月に2回ほどしか更新しないノロノロちゃらんぽらんな私の事を忘れずに居て下さる皆さんがいらっしゃる事、とても嬉しかったです。なのに5ヶ月もの間、完全に放置してしまった理由は番組後半で(笑)
まぁ、書きたい事が山のように溜まってしまっているので今回は序章ですが。


また例によって亀ペースですが、ブログを再開しますので仲良くお付き合い下さい。
そして今更もイイところですが、今年も宜しくお願いします。





写真は今年のマルベリー。去年、きのこ菌の一種であるキツネノヤリタケ菌に冒され、たわわに生った実が全く色付くことなく萎んでしまった事を書きましたが、なんと今年は何事も無かったかのように黒々と熟しました!私が調べた情報によると、一旦キツネノヤリタケ菌に冒されると数年間は実が色付かないとのことだったので、どうせ今年もダメだと諦めていたのですが。キツネノヤリタケ菌ではなかったのか、それともうちのマルベリーの樹の戦う力が凄かったのか?ともかく復活しました。今年は去年の怨みを晴らすかのように大きな実が正に鈴生りで、例年よりも甘いです。
















こちらは我が家の橙の花。1ヶ月ほど前の写真になりますが、今までで一番と言うぐらいの狂い咲き!去年は数えるほどしか花が咲かなかったので、十分に英気を養ったのでしょう。実が生るのが楽しみです。














こちらは名前も知りませんが、柑橘のような裏表年などなく、毎年、必ずわんさか咲く白い小花。青みを含んだ甘い香りで、橙の花や木いちごの花と蜜蜂を集めるのを競い合っているようです。















ブログお休み中の4月21日に14歳になったノアゴン!モーツァルト通り生まれのムッシュー、年齢を感じさせない美しさです♪
……って、見慣れぬ光景、何故に暖炉の前?



実は私たち、引っ越ししました。
暖炉は寒がり屋popさんとバージュたっての希望で取り付けた物。暖炉まわりの床は御影石(お墓の石と同じ石(笑))なので、この季節は暑がりノアゴンにとってひんやり気持ちイイのです。

記事にも何度か書いているので皆さんもご存じだと思いますが、今まで住んでいた家はpopさんのおじいちゃんおばあちゃんの古~い家(築半世紀)だった為、色々と傷みもひどく、あちこちで雨漏りも繰り返し、奇跡的にピアノの上には雨漏りせずに済んではいたものの、もはや時間の問題と言う事でリフォームか引っ越しかを考えていたのです。ピアノ2台と猫の居る家での大々的リフォームは難しいですし、そもそも元の家もボロ過ぎるのと、やはりあまりに田舎過ぎて不便な地域なのもあり、1年以上前から引っ越し先を探していました。でも、引っ越すにしても、ピアノ2台が置ける広さと音の出せる環境、利便性、防災の状況、スズメの涙の予算でなかなか見付からず。しかも、そう遠くはない将来、バレエのおばちゃんもこちらに同居する予定なので、今は若々しく世界中を飛び回っていますが(2ヶ月前には南米・カリブ海クルーズ、現在もスイス旅行中!)、おばちゃんの年齢を考えると介護も視野に入れておかなければならないので、家の立地や構造も条件付き。

それが去年の11月頃、宮崎市中心街の良い物件と巡り合い、年末には契約、年明けからリフォーム、ピアノ2台の運び入れ、ゴールデンウィーク終わりにノアゴン達と引っ越し完了、となりました。
ただまぁ~、書いてしまうとたった一文ですが、本当に大変でした。フランスから帰国する時よりも大変だったかもしれません。引っ越す先を自分たちで新しく造るのは想像以上にエネルギーを使わせられました。
まず、このような不動産の契約自体が初めての事で神経を遣いました。無事に契約が終わっていざリフォームと言うタイミングで、リフォームをお願いする事に決めていた建築士さんが脳梗塞で倒れて入院。絶対にその方しか居ない!と決めていただけに途方に暮れましたが、幸い軽症だったそうで3週間後には退院され、大きな後遺症も無く仕事にも復帰。すぐにリフォームがスタートし、その瞬間からほぼ待った無しで決断を迫られる事柄が次々と押し寄せました。
家を造るのなんて人生でそう何度も経験しませんから、イチイチわからない事だらけ。それでも自分たちの理想やイメージを伝えたくて、あれこれ調べたり勉強したりしまくりました。何よりも無駄なお金を施主に使わせない事をモットーにする建築士さんなので、質素になり過ぎる方が心配なぐらいと言う不思議な状況からまず脱する事からスタート。この世界、「どうせわからないだろう」と、価格も何倍にも上乗せし、工法や建築材料もメチャクチャと言う、言いたい放題・やりたい放題の大工さんや工務店、大手ハウスメーカーでも多いそうですから正反対です。そう言う事が無いように全ての金額を書き出し、週に最低でも一度は現場で工事の説明と確認をしてくれたので信頼はどんどん深まりました。
今の時代、どういうメーカーのどういう商品の良し悪しとか、この素材の特徴だとか、工賃の相場や製品価格と言った情報がだいたい調べられるのがイイですね。場合によっては、ネット通販の方が安く買える建築資財や、機能やデザインに優れたアイテムもあり、1つ1つ建築士さんに相談しながら自分たちでネット購入したりもしました。こう言ったリサーチは全て私の仕事で大変でしたが、その中の幾つかは「こりゃ~、掘り出し物を見付けましたね~!」と誉められました。


















お金もエネルギーも使いましたが、雨漏りの心配もない家に2台のピアノが入れて良かったです。運び入れ、調律も思いがけない困難があったのですが、それはまたいずれかの機会に。
鉄筋+無垢材なので、ヨーロッパの教会を思い出すような響きです。
この無垢材の件でも悩みに悩みましたが、このブログで長年のお友達であるykさん に相談に乗って貰い、とても助けられました。何しろykさんはピアノ弾きでありながら、ドイツで建築を学び、帰国されてご実家をピアノ用にリフォームされたばかり!
「鉄筋造ならばヨーロッパの造りに近いから響くよ~。木材も堅さに拘らず、寧ろヨーロッパのホールで使われているような軟らかめがイイかもよ」
等と、様々な例や、ykさんご自身がリフォームで使った材の購入先も教えて下さいました。
折角ならばと、最初は床も壁もマホガニーかカリン材かウォールナットなんて意気込んでいましたが、
「そんなに高価な無垢材にしても実際には弾いてみなけりゃ響きはわからないんだしさ~」
と、お世話になっている調律師さんにもたしなめられ、我が家の予算と大工さんの技術や工期など総合的に考えて、タモ材の床と県産の杉材にしました。呼吸しているのがわかる無垢材、木の香りが漂い、響きも居心地も良いです。今度の家はジャングルの中にあった前の家と真逆で庭ゼロ、土も植物もゼロ。家の中で唯一、自然を感じられる場所です。
とは言っても、宮崎一大きいであろう公園や神社が間近、鬱蒼とした森があるんですけれどね。















引っ越し祝いにマイ母が買ってくれたキャットタワーから外を眺めるノアゴン。
1階はピアノ部屋なので住居スペースは2階に、窓からの景色もガラリと変わりました。考えてみたら、ヴェルサイユの生家に始まりパリの私の音楽寮、帰国後フランスから持ち帰ったピアノが到着する迄の数ヶ月を過ごした大阪、そして宮崎のど田舎家のいずれも通りが見えない家でした。なので、14歳にして初めて走っている車を見るノアゴン。












引っ越した日は涙を流しながら鳴いていたので(ボイスレスキャットかと思うぐらいに普段は声を出さないのですが)、一体どうなる事かと心配しましたが、流石は切り替えの早いフランス人、翌日からは嬉々として窓からの景色を眺め、新しい家を探索して歩き、バージュと走り回っています。都会っ子なんでしょうか、物凄く生き生きとして、確実に若返っています!5歳は巻き戻された感じ!そして常にぐふぐふ言ってご機嫌です。知らない人が来ても平気で寄って行くようになったのには驚きました!













「私、お外の世界なんてどうでもイイとよ」
バージュはやっぱり内弁慶な箱入り娘が本質なようです。窓の外を車や人が通っているのなんて特に興味はないそうで、おうちの中が全て。新しい床に寝転がって遊んだり、暖炉の窓に写る自分の顔を見たり、新しいキッチンのマットをぐちゃぐちゃにするのが楽しみ。
結局お転婆はお転婆なんですけれどね。













そして、へんこちゃんはどうしたかと言うと……お外生活を卒業しました!
ただ、ノアゴン達と共に引っ越すのは様々な面から見て難しかった為、前のボロ家をへんこちゃんにあげました。
お外生活が長かったのでどうかと思いましたが、へんこちゃんのふかふか毛布の寝床やお気に入りの屋根を横取りし、へんこちゃんをイジメるオス猫が現れた事もあり、家の中に入れてあげたら安心したようでスヤスヤ眠り、トイレも一発で覚えました。と言うワケで、前の家はへんこちゃんが世帯主となりました(笑)
2~3日おきに会いに行き、たくさん遊び、ご飯やトイレのお世話をしているのですが、実はかなりのマイペース猫でおっとりした性格だとわかって来ました。やっぱりお外生活では気を張っていたのでしょうね。
ノアゴンもそうですが、環境が変わる事で生まれ変わったかのように新たな面を見せてくれるなんて想像もしていませんでした。猫って本当に面白いですね。













前の家との距離は、車で1時間ちょっと。
へんこちゃんのお陰で数日おきに行けるので、ジャングル庭の恩恵にもシッカリ与れます。今年は木いちごも豊作でした。


長くなってしまったので今回はここまで。
ブロ友さんと初めてお会いした話や、友人が始めたお店のご紹介、現在も進行中のプロジェクトの事など、また次回からお話したいと思います。



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トイレの窓を開けて大掃除していたら、窓からヒョコっと小鳥が入って来てしまい、パニックに陥った小鳥が家じゅうをバタバタと飛び回り、大掃除どころではなくなった我が家。トイレの足下の小さな窓から入るなんて!やっとこさ外へと小鳥が出た後には、トイレや廊下に落とし物が点々と残されていて、更に掃除が増えたと言うお土産付き。


お土産と言えば、前回記事に書いたマンゴーのおじさんからの沖縄土産、石垣島の塩と西表島のスナックパイン。売り子さんバージュ、パインに飛び掛かっています!ちなみに、迷い込んだ小鳥とは別室だったので、ハンター騒ぎにならずに済みました。

お土産そのものよりも、マンゴーのおじさんならではの、全く観光チックではないお土産話が今回も面白かったです。石垣島の農業用水事情とか、気候と地質、それによるマンゴー栽培の違いなど。正直、栽培レベルは全く勉強にはならならず、当てにしていたマンゴーの台木も無かった為、来月、台湾に行くそうです!またマンゴー&ライチの臨時管理人兼愛犬マンちゃんのお散歩係決定(笑)














先月の10日はマガリちゃんが天使にとらばーゆした日でした。天使3歳です。
親思いの頑張り屋マガリちゃん、天国での出稼ぎを何度も仕送りしてくれていた事は以前にも書きましたが、またやってくれたようです。













あちこちの猫ブログでも話題になっていた「クロネコヤマトのニャン箱コンテスト」で、マガリちゃんが抽選で当ててくれた黒猫マグネット。
最初、このコンテストを知った時には「うちの猫は箱好きじゃないからなぁ」と思っていたのですが、箱コレクションをやるほどの箱猫マガリちゃんが居た!天使猫はコンテスト参加資格が無いとは書いていなかったので、数ある箱コレ写真から数枚を投稿してみたのです。でも、コンテストは物凄い応募数な上にハイレベル、マガリちゃんはガラ携時代に撮った写真だし、完全に記念参加だと思っていました。やっぱり天使猫マガリちゃんが頑張ったのだと思います。早速、冷蔵庫に貼り付けました。食いしん坊マガリちゃん、歌いながら喜んでいるでしょう。
















こちらは、クリスマスイヴの前に届いたlalaさん からの素敵なプレゼント。fogさんのリネンポーチにリネンカレンダー!
リネン好き同盟、lalaさんとお揃いだそうです。
生成りのポーチ、麻ならではの風合いと強さ、そしてナチュラルな麻の香りもして、無闇に揉んでいたくなります(笑)
しっかりマチもあって使い易いサイズ感、皮タグも絶妙です。
猫の顔いっぱいのカレンダーは、ロッタ・ヤンスドッターのデザイン。何処にどうやって飾ろうかウキウキします♪














そして、大好きなマリアージュのノエルティーも!今年は元気が出るビタミンカラーにゴールドの文字の明るいデザイン。
お皿に入れた茶葉に注目。ベースの赤いルイボスティーに金と銀の星が可愛いですよね!シナモンとりんごとカモミール、それにバニラやナッツが奏でるノエルのハーモニーにうっとり。ルイボス大好きなので、毎晩のお楽しみになりました。

キャンドルは、非常に丁寧に作られた蜜蝋キャンドル。香料はつけていないのに、驚くほど甘い香りに心とろけます。普通のキャンドルと違って、火を灯すとマイナスイオンを発生するそうです!蜜蜂を偏愛する者として、十分に堪能したいです。

おかべてつろうさんのクリスマスカードと共に、今年のノエルのお祝いを彩ってくれました。
lalaさん、心躍るプレゼントをありがとうございました。

















クリスマスの日には、Bellさん からのプレゼントが。
黒猫の腕時計と白いブラウス、それにお手製のルバーブジャム。
フランスで日常的に食べ、慣れ親しんでいたルバーブ、日本でももっと普及するとイイのになぁ。冷涼な気候を好む植物だから日本では栽培できる地域が限られるのかもしれませんが、酸味が強めな甘酸っぱい野菜で(見た目はセロリに似た感じ)、日本人にも好まれると思うのです。私はこの酸味がかなり好きだったので、ジャムやタルトだけではなく、薄切りにしてから甘酢に漬けてパリパリ食べていました。パリ風漬け物!?(笑)

黒猫の腕時計、電池を入れれば動くか時計屋さんに聞いてみます。

チビちゃんとフニャちゃんのクリスマスカードもありがとうございました。



実はもう1つ、クロたんさんからのお届け物があるのですが、そちらは申年になってからご紹介したい物なのでまた次回に。













イイ感じのとぼけ顔ノアゴン。

さて、今年最後のお薦めクラシックコーナーです。記事のタイトルでもお気付きかと思いますが、今月は特別編でシャンソンを。私がパリで初めてシャンソニエに足を踏み入れたのが12月なのもあり、12月はシャンソンと言うイメージがあるのです。未だにあのモンマルトルの丘の裏手にあったシャンソニエでの一晩が忘れられません。瓶にたっぷりと漬け込んだ甘口のチェリー酒、温かな赤い照明の下で次々と歌われるシャンソン……当時の私はまだ22歳でシャンソンなど殆ど知らず、観光のお供で行っただけだったのですが、瞬く間に魅了されてしまいました。何処か夢のようでありながらもアットホームな雰囲気の中、時を忘れてシャンソンとチェリー酒を楽しみました。数時間のうちに歌い手の方々ともすっかり仲良くなり、部屋にあったアップライトピアノでいつの間にか私も演奏に参加していました。しかも、チェリー酒も何杯もお代わりして何曲も聴いたのに、
「ピアノを弾いてくれたからあなたは無料!」
と代金を受け取らなかったのです。題名もわからない、知らない曲ばかりでしたが、今でも口ずさむ節があるくらい良い思い出。

それと、今年はエディット・ピアフの生誕100年の記念イヤーです。12月19日が誕生日でした。あ、でも、エディット・ピアフ、私はそれほど好きではないのと、ピアフはあまりにも有名なので私がご紹介する間でもないと思います。今回は私の大好きなバルバラをご紹介します。







◆バルバラ:孤独

https://www.youtube.com/watch?v=GlVrWsEUFGY



この人がバルバラ、ご存じでしょうか?
ボリュームと迫力のあるピアフの歌声とは真逆の繊細な歌声。透明感ある美しい声と、この独特なオーラを放つ美貌、黒い衣装しか着ないこと、そして彼女の作る曲の世界観が好きです。殆どの曲がピアノ伴奏か、僅かなバンドのみと言うところも仰々しくなくて静かに聴けます。

ピアフとは違いますが、バルバラもまた不幸な影に付きまとわれる人生でした。ユダヤ系であった為に戦時中はナチスに追われ、父親からは暴力を受けた子供時代。でも、それを熱唱しないのがバルバラ流。
この「孤独」も、寂しいけれど何処か優しく。曲の冒頭から繰り返し現れる「彼女」は「孤独」のことだったと(=フランス語で女性名詞なので)最後に種明かしされるのも、フランス語ならではのちょっとした遊び心で寂しさと面白みが混ざり合うのです。バルバラの代表曲ではありませんが、最も好きな曲です。








◆バルバラ:小さなカンタータ



https://www.youtube.com/watch?v=aPNVTZ6ivAU



バルバラの伴奏ピアニストだった若い女性が、新婚旅行先で事故死してしまった事を嘆く歌。私は下手くそなピアノ、あなたは美しく奏でていたと言った内容の歌詞、澄んだ歌声と宙を凝視する表情にグッと来ます。愛らしいカンタータなだけに、そのピアニストの若さや可愛らしさが伝わって来て悲しい。
個人的には「シミラレソドファ」と言うフランス語のドレミファソラシドの発音がポイント。日本のドレミファソラシドとの発音の違い、面白いので注意して聴いてみて下さいね。






◆バルバラ:リヨン駅




https://www.youtube.com/watch?v=240PZokiaTg


寂しい曲が続いたので、楽しい歌を。
パリにあるリヨン駅は、映画「ニキータ」の舞台にもなった大きな駅。駅中にある美しいレストラン「トランブルー」は有名ですね。私も色々と思い出のある駅ですが、長くなるのでここでは省略します。

メトロの駅はパリじゅうにありますが、地方へ行く国鉄が乗り入れる駅がパリでは6駅、国際線が出ているのはそのうち4駅だけです。リヨン駅はフランス南部やイタリアやスイス方面に向かう駅。この歌ではイタリアへと歌っていますが、やはり暖かな地方や国へと向かう駅は明るいのです。対して、寒い地方や国へと向かう北駅はちょっと暗く、治安もやや悪。これは日本でも「上野発の夜行列車~」と言う歌でもわかるように、似たものがありますね。
なので、リヨン駅を歌うと言うのは喜びや希望を持っていると言うことなのです。
高く澄んだ寂しげな歌声が美しいバルバラですが、低音もカッコイイですね。



今年もあと2日、年越し・年明けは何かとバタバタ、街もテレビもガチャガチャしていてちょっと騒がしい感じ。そんな時、ひっそりと静かにシャンソンと言うのも悪くないと思います。


でもやっぱりちょっと寂しいと言う方の為に、バルバラとは全く違うお気楽なシャンソンを1曲。

↓ ↓ ↓

◆ブールヴィル:フルーツサラダ


ムッシューブールヴィル、笑いながら歌っている!楽しいシャンソンで〆めます。
















お正月のお飾りに欠かせない我が家の橙。今年は暖冬のせいか色付きが早めで、殆ど青みがありません。
今年は裏年で不作ではあるのですが、いざ色付いて数えてみたら、勘定していたよりも数が多いです(笑)
色が付かないうちは葉っぱの緑と同化して見落とすんですよね。














美しきへんこちゃん。

そう言えば、この12月19日でブログ8周年でした。8年もやっていると、もうすっかり忘れていました。9年目も宜しくお願いします。

今年も楽しくお付き合い頂きありがとうございました。
皆さん、良いお年を!
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