ちょっと上品なおばちゃんが気の弱そうな高校生に話しかけてきた。
「はい、行きます」
彼は素直に答えた
その一言が・・・・・・・
始まりだった
「お兄ちゃんは、高校生なの？」
「はい」
「毎日こんなに電車は混んでるの？？？？」
「･･・・・・・・・・・・・・・・・・」
気の弱そうな高校生、勇気を振り絞っての無視ｗｗｗ
「初めて電車に乗るから」
「あぁー潰される」
「みなさん大変ね～毎日ご苦労様」
周りをキョロキョロしながら誰かに話しかけている
シーン
･･････････････････・・・・・・・・・・・・・・・・・
「お兄ちゃんは何処まで行くの？」
「新浦安です」
「大変ね～」
「･･････・・・・・・・・・・・・・・・」
「舞浜は何駅目？」
「三駅目です」
「お兄ちゃんも一緒だ？」
「僕は手前で降ります」
「あぁ新浦安ね」
「はい」
気の弱そうな高校生
ドツボに嵌ってしまったｗｗｗ
みんなが二人の会話を聞いている
俺も聞いている
高校生は、困った顔で俯いている
しかし
おばちゃまは容赦ない！！！
「お兄ちゃんはスポーツやるの？」
「･･････・・・・・・・・・・・・・・・・」
気の弱そうな高校生、勇気を振り絞って
再び無視！！！
「おばぁーちゃんはベリーダンスするの！」
「激しいのよ！」
誰もが予想していなかったベリーダンスアピール
そして自分を【おばぁーちゃん】と呼ぶ自覚！！
さすがに俺は噴出しそうになった
「べりーダンス知っている」
「知らないです」
「女の子に聞いてみなさい。知っているわ」
「はい」
いつの間にか高校生会話に（笑）
「今日は忙しいの！舞浜から東京に・・・・・・・・・・」
途中から何しゃべっているのか分からなくなってきた
「 」
満員電車に響き渡る
おばちゃまの声
高校生に同意を求めるおばちゃま
それに答える気の弱そうな高校生（笑）
新浦安に着くまで二人の会話は続いた！！
「がんばってきなさい」
電車から降りる彼に声をかけた
「はい」
気の弱そうな高校生
最後まで素晴しい対応でした！！！
彼は立派な高校生！！！
ちょっといい話でした！！！！
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