Drifting Dreams | “Mind Resolve” ~ この国の人間の心が どこまでも晴れわたる空のように澄みきる日は もう訪れないのだろうか‥

    
こんな夢を観た。
   
その時、誰と一緒にいたのか、
黒いベルベットの暗幕を潜ると、
部屋の奥に座っていた女が水晶を視ながら何かを云っていた。
数日後、ラヂヲニュースの予告通り、燃え上がる災に慄く近所の人々の叫び声。
それを期に、
二階の窓から家の外へ飛び降りる。そして庭先から、恐れ多くも偉大なる天空を仰ぐ。
そこには、北の空から迫り来る朱い雲。
まるで、世界を焼き尽くす森林火災の驚異を物語るかの如く…。
雲の下に見える家々の屋根から、火柱が上る。
時に、家族も友人も家の中から出てくる。地上を見れば、大きな雲影が通過した跡、
芝も雑草も土も植込も、すべてが炎に包まれる。ただ自分の家だけは燃え上がらない。
ひと夏の空に流れ行く朱い雲。その上に一瞬、ハッキリと見えた人影。
大きな椅子に腰掛けた魔人は、厳つい杖を構え真っ直ぐ前を向いていた。
人類が何をして、どんな罪を犯したたための神々の怒りなのか。炎の朱い雲は南へ進む。
遠く霞んで見える森、その山々へ向かい、次の海を目指して突き進む朱い雲。
家の前に積まれた数十本の丸太。誰が積み上げた建築用資材なのか。
何に使われることなく、ただメラメラと燃え上がる。
別に悪夢ではない。
夢にあった記憶の断片に過ぎない。
   
昭和四十年代後半、あるいは五十年代初め頃の街。駅前。
冬、妙な木枯らしの吹くバスターミナル。
繁華街から押し寄せる人の波。百貨店前。
建物の時計を見る者、行き交う人に正確な時刻を尋ねる者。
すべての人々は時間を気にかけている。冬の服装。
各停留所に列を成し、ある一つの驚異に怯え、次のバスに乗り込める幸運を待つ。
母親が呼び寄せる。
これから何が起こるのか。
幼い者の眼は大人達の恐怖を理解しようとする。
その、冬の曇り空に浮ぶ橙色の玉。
月の動きよりも速く、太陽の輝きとは明らかに違う。
不気味なオレンジ色の光り。大隕石の接近か。
それとも、昔から決められていたことなのか。
これから街並に直撃するというよりも、すべてを飲み込もうという勢いで、
灰色のくすんだ空に浮ぶ。
地上に衝突する時刻は数日前から知らされている。
少しずつ少しずつ大きさを変え、迫り来る。
あるものはその空を見上げ、あるものは時計を填めた腕を見る。
少しでも早く、自分だけは命拾いしようと慌てる人々。
地上に衝突する時刻が迫り来る。
しかし、バスの到着は時刻表通りではない。
これからどうなるのか。
何が起こるのか。
刻々と迫り来る恐怖の中、バスターミナルに溢れる人の群れ。
さっき見た時より、だいぶ大きくなった。
こっちへ来る。
橋の上を通過するバス。
その窓からも覗ける冬の空。
一瞬、あの玉が見えた。
沈む夕陽のように大きい。
でもそれは明らかに、月でもない、太陽でもない。
これからどうなるのか。
   
地球の軌道を翳めて幾つかの小惑星がニアミスすることは、
別に珍しいことでもないらしい。
それらが魂の記憶の中で自分自身の何かに繋がっていたのか、
考えるだけ馬鹿らしい。
ただ夢の断片に過ぎない。
   
阪神の震災。その数日前……。
どこかから災難を聞きつけ、駆付けた場所は、
見渡す限り焼け落ち荒廃した、煙と炭色の街。夜。
炊き出しに追われる者もいれば、彷徨い歩く姿もある。
そこに、怪我一つなく無事に生き延びていた懐かしい人影。
着の身着のまま灰に塗れ、行き場もない様子。
それでも同じ場所に結束を固めていた会社の同僚もいる。
なぜか、自分の服装は汚れていない。
トタンや鉄柵などの瓦礫が巧く利用され、数日の雨風を凌ぐために建てられた小屋。
焼け焦げた匂いの中、身の周りを片付ける者、古いスコップで釜戸を造る者、
みんな生活の場を整える作業に追われている。
少し懐かしい気持ちで、遠慮しつつ、その小屋を尋ねると、
薄い布で仕切られた一畳ほどのスペースに、横になり休んでいた社長の姿。
桐の花の匂い。
いつもの世話係の女性が側に着いていたが、そんな状況なのに先生の姿が見えない。
ふと表に目をやると、小屋から離れた所で自ら一輪車を押して歩き、
みんなと作業を共にしている先生の姿がある。
いつも掛けていたはずの眼鏡もどこかで無くしてしまったのか、
半袖で姿で誰よりも力強く生きているその光景に、
改めて状況の大変さを感じた自分がいた。
すると、親切な誰かが、自分が到着したことを先生に知らせてくれた。
暗い灰色の空の下、久々に顔を合わせた途端、
先生は何を咎めることも攻める声もなく、
「今までどこへ行ってたの?」と、そう云わんばかりに睨んで黙っている。
その顔に、ただただ心配をかけたことを申し訳なく思う気持ちで胸がいっぱいになり、
頭を下げ、自分も袖を捲り、作業を手伝わさせてもらうことになった。
                             
それが震災を予期していたのかどうか。あるいは、およそ一年後、
自分そのものが辿る現実の予告だったのか。
それらの云々を差し置いて、ただそれは、自分が観た夢の断片に過ぎない。
自分の場合、観る夢はすべて、鮮明な色と映像で、
現実の世界を自分の目で見るのとほぼ同じように記憶される。
その匂いや味の体感までもはっきりとしていて、
普段の生活の中でも(何か薬をやる必要もなく)、
現実にありえないはずの事物が頭の中で大体の映像として想い描かれることもあり、
夢の中の出来事と現実の区別がつかなくなってしまう時期もあった。
そんな自分が何なのか考えてみても、きっと絶対に解らないし、考える必要もない。
そして“創った側の人”ただ一人が発していた言葉を除いては、
特定の言葉に一人の人間が当て嵌められたり、
決めつけた言葉に特定の者が収められることは絶対にありえないし、
勝手な想像で、解ったように吐かれる言葉は、糞と同じ価値に思える。
それはどんな宗教の教祖であっても、
疑わしい色をした何の企業の経営者であっても、
見えないモノを題材にしてカネをせしめる連中が何かを言えば言うほど、
そう思う。
既にこの世に生きている形になった後、結果として出来上がってからでは
何を言っても遅いし、少しも重要性は感じないどころか、何の意味もない。
その者の肉体に支障があることが視えれば視えるほど
莫迦も休み休み付き合えば気狂いになるので気をつけたい。
…そうは云っても、人間は、解らなくても気になる言葉には耳を傾けてしまう。
忠実にそれを信じ、過去の自分を冷静に顧みて、
現在の自分と比較してみると、特に肉体的に余裕のない時などは、狂う寸前の、
もう一歩手前の状態になったこともある。
そんな時はこんな夢を観た。
   
都心のビルの谷間を歩いていると、周りの人達が何かに怯えている。
頭を抱え、必死に逃げ惑う様子。
上を見上げると、すぐ目の前の建物。その斜め上空で、
青空の一部が裂けている。
何か鋭い刃物で切り抜かれたような空。
それを観て、なぜか、心の底から嬉しい。
その日を心待ちにしていた自分がいる。
本当に青い空が、ただ一部分だけ割れて見えるその穴の中では、
水のうねりが大きく逆巻く。丁度、水中に起こる渦巻を横から見たように、
その勢いは今にも空から零れ堕ち、
街中を飲み込もうとするかのように激しく、強く逆巻いている。
その強流は、どうやら、湾岸に押し寄せるはずの津波が、空を駆け巡っている。
海の水のほとんどが空へ昇り、まもなく地上に襲いかかる寸前。
「よし、降りてこい!」
そこで目が覚めたが、
トイレへ行って、流れる水を見ながら喜んでいる自分がいた。
何の恐怖もなく、ただニヤニヤとしている。
逸物をしまって部屋で煙草を吹かしていると、
目の前の鏡に映る自分が人間なのかどうかを疑った。
「よし、降りて来いっ。いつでもいいぞ。早く来い」
と、心の底からそう願った。
そしてその日が近いことも感じていた。
   
それから数ヵ月もしないうち、こんな夢も観た。
やがて、完全な砂漠へと変貌する乾燥地帯。
見渡す限り、薄茶に乾いた静かな平野。
雨も降ることはない、陽が照りつける広い大地。
その真ん中に、屋根のない家がある。
最初の場面では確かに屋根はあった。日本ではない。
森に囲まれ、美しい湖の畔に建って在ったはずの、
どこか懐かしいその場所…。変ってしまった。
最早、渇き切った大地に、ぽつんと佇む天井のない家。
その一軒の建物の中、自分の他に何人かの人がいる。異国人の彼等。
頭にターバンを巻いた金髪の白人女性。
カナダの山奥に住んでいるような服装をした男。
言葉は通じない。それでも、生きる喜びについてを語らい、
楽しいパーティのひと時が過ぎて行く。
ただ、ある時間を堺に、彼等が妙に不安な顔つきになる。
やがて、雨の恵みとは別に、パラパラと小石が降ってくる。
石というより、乾いた白黄の粘土のような幾つかの粒。
小さく堅く固って乾いた土の塊は、次々に頭上へ降り注ぐ。
空から一直線に、無数に下へ堕ちて来る。
誰が降らせているのか。
何者が落としているのか。
そして降る石のサイズは、次第に大きくなって行く。
軍用のヘルメットを差し出されたので、それを被ってはみたが、
建物の外を見ると、やや遠くの方で、
とうとう大きな岩が降ってきて、咳き込むような砂埃を上げている。
言葉が通じないはずの彼等のうち、一人の女性が、
眼に泪を溜め、低く静かな声で、
やがてあれと同じように、ここにも乾いた土の塊が堕ちて来ることを告げる。
そして、この空襲は今に始ったことではないと…。
次の瞬間、それまで彼女と話していた目の前の男が、
一瞬にして、岩の下敷になる。
死んだのか?
誰も助けようとはしない。
それがどういうことなのか、
砂の粒が顔に当たる痛みを我慢して上を見てみることにした。
突き抜ける青空の彼方に無数の点が観える。
晴れ間から、無数の乾いた岩が降って来る。
誰が地面へ叩きつけているのか。
建物の外では、ドシンッ、ドシンと、大きな音が響き渡る。
これは恐ろしいと思った。
乾き切って、ひび割れた土の塊は、眼の前の至る所へ、
無差別に、容赦なく墮ちてくる。
一面、砂埃に煙る建物の中、それまで確かにあったはずの椅子やテーブルもない。
いや、ないのではない。
先ほど潰された者と同じように何時の間にかペシャンコになったのかも知れない。
だが、そんなことを確認する間もない。
ふと足元を見ると、自分ともう一人、生き残った女性がいた。
彼女は壁の穴に潜り、空軍用のゴーグルを掛け、身を縮めている。
何かを云っていたのか、いなかったのか、
言葉の不自由を気に掛けている以前に己の避難場所を探さなくてはならない。
辺りを見回し、他の壁に立て掛けられたベニア板を退かすと、
幾つか蜂の住家のように穴が開いている。
それは横に貫かれ、丁度、人が一人収まる幅の小さなトンネルのようになっていた。
岩の空襲は続く。
最早、細かい石の粒は殆どない。
ただ、遠くの方で、次は近い所で、
ドシンッ、ドシンという大きな音だけが聴こえてくる。
身を屈め、頭を抱えながらその壁に開けられた筒の中へ潜ろうとしたが、
この恐ろしさには耐え兼ね、目が覚めた。
ただそれは、俺が観た夢の断片に過ぎない。
   
今生で行ったことの自分の何に対して罪があるのか。
今生とは別の未来に、あるいは、過去の魂の記憶に、
償うべきものがあるのか…。
人は、偶像、事実に関らず、また、
現実の世界に観たもの、住んでいる場所とは関係なく、
ある者は杭に貫かれ、ある者は高い所から落下し、
ある者は崖へ突き落とされる。
そういう夢をまったく見ない人も世の中にはいる。
その人はきっと、心身共に健康なのかも知れない。
または、魂がまだ鮮しいのかも知れない。
   
人影に潜む暗殺者、黒い帽子の男。
その影が命を奪いに来ることを知っている。
そんな夢に魘されて眼が覚めたこともある。そしてその後、十代後半に見た夢。
                                   
ヨーロッパのどこか。…どこなのか。
静かな森に囲まれた場所に円筒形の建物。まだ新しい教会。
午後、賛美歌の授業が終り、終業の鐘と共に子供達が教会の外へ出て来る。
みんな白いポンチョを着て、まだあどけない顔をしている。
教会の上の方、窓の片隅から、誰かがこっちを見ている。
誰なのか? 誰だ! 誰かが様子を伺っているカーテン越し…。 
それぞれの家路に向かう子供達。スキップして跳び回る者もいれば、
お友達同志、楽しげにお話して歩いている者。
いつぞやの晩餐会の想い出、きれいな絵の具の話…。
すると、誰かの叫び声。それと共に、一瞬にして彼等の目つきは変わる。
変貌する子供達の形相。白い服が血塗れになる。
子供達の間に何が起こったというのか。
殺す相手は決まっている。
直ぐ隣にいる相手でも、生かしておくと自分の命取りになる。
だから、今ここで殺らなければならない。それでも、自分も狙われている。
一人が一人を追いかけると、その後ろからもう一人が跳び罹る。 
長く、鋭く延ばした爪。それで相手の喉を掻き切る。誰も止められない光景。
首を斬り、斬られ、血を吐きながら咳き込んでいる子供同士。
逃げるのではなく、追う。追う者も、また追われる。
そこで場面は次へと変わる。
   
ハリウッドなのか? スタジオの中。西部劇の撮影現場。
休憩と同時に打ち合わせをする人々。
ケータリングの金髪の女性。後ろのポケットに台本を差して歩く人。
監督もカメラマンも紙カップでコーヒーを飲んでいる。
誰かが、銃の入った木箱を運んで来る。撮影用の小道具…。
やがて打ち合わせが終り、撮影に入る。カチンコが鳴り、監督の合図で、
クレーンとレールに乗った二台のカメラが動く。
台本に従って銃声、女性の叫び声。「カット!」の合図。
男がもう一方の男を撃って、見ていた女が叫ぶ・というシーン。
撮影は完了。
ところが、撃たれた役者が起き上がらない。
スタッフが近寄り、「もう終わったよ」と声を掛け、役者の名を呼んでいる。
それでも起き上がらない。様子を見てくるように監督の指示。
本当に死んでいる。側にいた女優がもう一度、叫ぶ。
「俺は知らないっ!」
撃った男は動揺している。次の瞬間、その男が撃たれ、激しい銃撃戦が始まる。
本物が使われ、次々に殺し合う人々。
その惨劇を、まだ撮影が続行されているものと思っている者。
遂に、目の前の者が射殺され、自分も銃を握らなければならなくなる。
馬に乗ったカウボーイ姿の男も撃ち合い、撃たれ、馬から墜ちる。
監督も、セットに用意された木の影から狙い撃つ。
彼等は殺す相手を決めて撃っている。
そして、カメラは回っている。本物の銃が使われる理由は何か?
そこから、映像は白くフェード・アウトされ、場面は第三話へ…。 
(後日、これには続きがあり)
何者かに仕込まれたドーベルマン犬を使って、
それに襲われた眼鏡の男、ディレクターのような男が、
録音質かどこかの防音硝子へ パイプ椅子を叩きつけて割る断片がある。
それを側で見ている俺と、別の二人の男女。
そこから、映像は白くフェード・アウトされ、場面は変る…。 
   
日本の商店街。休日で賑わう街角。玩具屋にて。
天井からも吊り下げられ、店の中には沢山の色鮮やかな玩具。
家族も誰もいない独りでの買い物。
その店で玩具を見て、選んでいる。しばしの楽しみ、喜んでいる自分。
するとそこへ、「人を探している」という様子の夫婦がやって来る。
後から双子の少女がやってくる。
二人とも、同じ赤いスカートを履いて、同じ車椅子に乗っている。
足が悪いのか? 双子の父親は、店の主人に写真を見せて尋ねている。
反対側の店の通路にいる自分。
天井から吊り下げられた玩具の隙間から覗いて見える。
「この男の子を殺さないと二人の病気が治らないんです、もう命が短いんです」
そんなことを言っている母親の声が聞こえる。
写真には俺の顔。殺す相手は決まっている。
前の二つの場面を想い出した。
咄嗟に物陰に隠れ、逃げようとするが、直ぐに見つかってしまう。
「いたッ!」と叫び、双子の少女が追いかけて来る。必至で逃げる。
「車イスでは追いつけまい」と馬鹿にして、走りながら後ろを見ると、
なぜか二人は車椅子には乗っていない。
殺さなければならない相手は自分で殺らなければならないというのか。
二人の足はどこまでも追って来る。速い。
運動会の駆け足で遅かったことを想い出した。
目を眩ませようと、人の多いデパートへ駆け込む。
非常階段を掛け降りる。そこには人気がない。
その階段の下に、少し空いているスペースを見つけた。
そこへ潜り込み、息を殺し、隠れる。
やがて、忌々しい彼女達の足音が迫る。探している。
二人の足音がスグ近い。
「畜生っ!」
見つかるのも時間の問題か…。
と、そこで目が覚めた。
「なんだ、あの野郎ども。今度、次に遭ったときは必ず、
俺の方から殺してやる。待ってろぉ、絶対に殺ってやる。
絶対おなじ夢、また見てやる。…夢の中なら俺の自由だ。
誰を殺そうが法律は俺だ。メッタメタにして殺る。ズッタズダだ、クソっ」
と、そう思ってから起き上がり、水を呑んだ。
「あいつら誰だ? なんで俺の命を狙う?」
その後、残念ながら続きはまだ観ていない。
   
それは、十代の時、自殺願望が芽生える前に観た夢だった。
それからまもなく、身近にあった“人の死”を見つめることで、
「何者なのか? 何者であろうと、
に殺される前に俺は自分で自分の息の 根を止める」
と思うようになっていた。
現実の世界に生きる自分が、自然界に生かされている人間でありながら、
自然界から大きく外れた所にいることに気づくまで、それは変わらなかった。
何も俺が、自分が観た夢をきっかけに自殺願望を抱くようになったわけではない。
薬も使わずに そこまでトリップしたわけじゃない。
   
ここに、“夢と筋肉”というものが密接に係っている自然界の道理、
人間の創られ方がある。
 
  
                 mind resolve : chapter 011  へ つづく。
                 http://ameblo.jp/badlife/entry-10002850915.html
    
  chapter 010
    
2005-07-15 10:48:26 Drifting Dreams より