title : 宗教の末路 Ⅲ ( from "BAD LIFE
" alternative )
おまえが握ろうとしている豊麗は
おまえが怖れてきたものを打ち倒すことはできない
「こうするいがい 他になかった」と 風任せ 時任せ
成り行き任せな生き方が
このように小さく纏まる結果が築きあげられた素ではないのか--------
灰色の摩天楼・・・ やがて夜が明け また同じ日を過して
今日まで生きてきた時間とてもちがい過ぎる
あなたにわたしのことが解り得ないように
わたしもあなたの難しさが・・・ホントに解らない
あなたが誰にも感づかれぬように
そんなあこぎなやり方で 栄耀栄ガの人生を歩もうとしているなら
それはとても許しがたいことだけど もう弁解の余地はない
我を捨てず、教育や宗教の教えにより
がん字搦めになっている人達が
この運動で、この署名活動があれば、この募金によって・・・と
地道にがん張って変えて行くしかないと考える
過激に極端にがんがんと変ってゆく世の中で・・・
誰がそんな世の中に仕立てたのか
誰がこんな世の中を築きあげたのか
「こうするいがい 他になかった」と 風任せ 時任せ
成り行き任せな生き方が
自分で自分を救うことすらできない結果が生み出されたように
年寄共の妄想に引き摺られる引きガネになってしまった
白昼に崩れ落ちる摩天楼・・・ やがて秋が深まり また同じことを繰り返して
明日の朝 輸送される武器弾薬も 気ちがいじみた野望に踊らされる人々の命を奪う
それは私が思ったことであなたが思ったことじゃないから・・・
その言い草が、その擦れちがいが
次のがっ戦で空を曇らせる
まるで ガン石を飛び散らせ 爆発する火山の噴煙のように
想像もつかないほどの爆撃による噴煙が空を染める
やがて勃る豪雨も干ばつも
そして画像は乱れ 電波は制御され
人工衛星の情報が人々には届けられない
あなたが誰にも感づかれぬように
そんなあこぎなやり方で 栄耀栄華の人生を歩もうとしているなら
それはとても許しがたいことだけど もう弁解の余地はない
仮題:『 9.11 遮られた太陽
』
哀しみに崩れ落ちた自由も灰色 摩天楼
魂を置き去りに虹の彼方へ
哀しみに暮れていた来る日も来る日も雨の夜
魂の置き場所を教えてくれよ
言葉がもどかしくて
涙も涸れ果てて
心を曇らせる慰めはもう欲しくないから
哀しみに崩れ落ちた自由も灰色 摩天楼
魂をおき去りに虹の彼方へ
喜びは束の間に灯した明りが嘘のよう
悲しみは勝手気ままに吹く風のように
喜びを隠し切れずお祭り気分の空の下
憎しみは数え切れぬ星屑のように
言葉は見つからず
涙も涸れ果てて
心を凍らせる答えはもう欲しくないから
哀しみに崩れ落ちた自由も灰色 摩天楼
魂をおき去りに虹の彼方へ
どんなに叫んでも届きはしない
それでも私(ここ)は心配ないから
すべての野望が打ち砕かれる
今日だけ
甦る春の日を信じよう
哀しみに崩れ落ちた自由も灰色 摩天楼
魂をおき去りに虹の彼方へ