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2009-11-14 05:04:53 posted by babynikkan

三色すみれを植える男たち

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さすがに11月も中旬になると寒い。


今の住まいは石と木で出来た築230年ほどのジョージアン・タウンハウス。

毎朝7時過ぎに起きると、まだ薄暗い中、

まず寝室からリビングに下りるL字階段の途中にある小窓を開けて、

空模様を見るのが習慣になっている。


ある晴れた日曜日は、気球が浮かんでいた。


ここ暫くは、霧が立ち込めて遠くがよく見えない。


一日中霧が晴れずにどんより曇っていても、雨にはならないから、

人々は屋外の仕事に励んでいる。


気温は5度くらいか。


ちょうど公園の花壇の植え替えに出会った。

ここ数週の間に秋の少しくたびれた花を取り除く人、

その後、土を手入れする人、

周りの芝を刈る人、

そして仕上げに先日の花植え人たちを見かけた。



世界一小さい新聞


妻が作業の様子にカメラを向けていると、


   「あっ!僕が、邪魔しちゃってるね」


と、笑いながら、仕事の手を止めて、

花壇から離れようとする気遣いを見せてくれた若い人がいた。


    「気にしないでね、私、ちょっと写してるだけですから・・・」


少し微笑を残しながら、またうつむいて、黙々と作業を続ける彼に、


    「三色すみれが綺麗に育つといいね」


異国イギリスでの思わぬ気遣いはうれしい。


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2009-11-09 22:17:43 posted by babynikkan

川下・加島弁護士の歪んだ友情

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第五話第六話第七話第八話第九話第十話 から続く。


――「盲点」ってどういうことでしょう?


F子さん はい。川下弁護士にとって自分が顧問弁護士を勤める銀行相手に戦うとわかっている依頼人に、「本当に銀行と戦える根性」を持ち合わせた弁護士を紹介するはずもないじゃないですか。


――そう考えるのが自然ですね。


F子さん そこで、素人の依頼人相手には、とにかく一見正義づらを見せておいて、裏の顔では、彼自身の友人・加島弁護士に「これこれこう言う内容の依頼人ですから、まあ、うちの銀行のことでもあるし、一つよろしく取り計らってください」と言うような、いわば「大人の会話」がなされたと、容易に想像がつきます。それが証拠に、加島弁護士は銀行に対して戦うどころか、裁判でも非常に攻めが甘く、何度も依頼人の私を苛立たせてくれたり、実際支店長を法廷にひっぱり出して欲しかったのにそれも叶わなかった。


――なるほど。


F子さん 私は大阪弁護士会元会長の故荻矢頼雄弁護士から「バリバリの東大出、一級品」と紹介された「川下清弁護士」、関西弁独特の言い回しに乗せられて期待もしましたけど、銀行の顧問弁護士も、素人の私につい真情を漏らしてしまう、一皮むけばきっちり小心者の保身本能を見せてくれちゃって、これじゃどうしょうもないわね、って感じで電話を切りました。


――で、F子さんは、どうなさったのですか。


F子さん 電話を切ったもののまさか、ああ~そうですか、と諦められる問題じゃないので、私も必死でした。よくよく考えてみると更に疑問が湧いてきて、再度川下弁護士に電話をしました。もう事件は断り済みなので、安心感からか非常に軽いノリで「ハイ 川下です」「先生、お忙しい中たびたび申し訳ございません、先程の件ですがよくよく考えてみますとね・・・・・」ここで川下は緊張したハイの声に変わりました。「××銀行の顧問弁護士だから引き受けられない、これは了解しますが、あなたが顧問弁護士を勤める当銀行はあなたも絶句するほどのことをしたのに、それを知っていて知らんふりをする、実際、私はその銀行に無茶苦茶されて困ってるんですよ、ご自分ができないのなら、せめてどなたか弁護士を紹介してください」と道理で食い下がりました。


――川下弁護士はどんな対応をしましたか。


F子さん ウーン・・・と考え込み「ちょっとお待ちください」、さらに一息ついて「わかりました、じゃあ 銀行が相手ですからねえ~、国とでも戦っている弁護士ですから、間違いなく銀行とでも戦ってくれるでしょう」という触れ込みで、自分の友人である人権派加島弁護士を紹介してくれました。ご丁寧にも、川下弁護士は次のように言葉を付け加えることを忘れませんでした。「私からも加島先生にお電話してお願いしておきます」と。むしろこの言葉からは「川下弁護士自身がこれでややこしい銀行絡みの事件が自分の手を離れ、気心の知れた友人加島弁護士に丸投げ出来、安心感を得た」と容易に推測できますよね。そしてお引き受けしていただける返事をもらい、私は加島事務所に電話をしました。


――加島宏氏の方は?


F子さん 加島弁護士は「川下弁護士から事件の内容は聞きました、早々にお会いしたほうが良いと思いますが、ご都合はいかがですか?」と言う流れで、話がトントン拍子に進んで行きました。


――大阪弁護士会元会長の大物→東大出の一級品→国とでも戦える人権派、という「紹介の輪」と言いますか、そういう強い流れがあって、素人の依頼人のF子さんは、当然信頼されたという図ですね。


F子さん 私、強く期待もしましたし、全幅の信頼を寄せていました。そう、川下清弁護士は人権派の加島弁護士という友人をお持ちだけでなく、彼自身も、人権派を標榜しておられます。


――故荻矢頼雄弁護士は、戦時中は検察官、捕虜処刑容疑で戦後は巣鴨プリズンに収容されたんですよね。尊敬する軍人は同じく巣鴨にいた畑大将。こうした履歴をもつ荻矢弁護士の下で人権派が修業ですから、ちょっとなんだかな~、よくわからない世界ですね。で、「話も聞かなかったことにしてください」という件は、Fさんは守られた。先方はすでに裏面工作を始めていたのに・・・。


F子さん 私はとても素直に川下弁護士の言いつけを守って顧問弁護士の立場に万に一つも御迷惑をおかけしてはいけないと、自重した行動をとり、その後今回の加島事件が発生するまで「川下清」の名前を口にすることはしませんでしたわ。ここで一つ、川下清弁護士の性格がよくわかるエピソードを紹介しましょう。


(次回に続く)


2009-11-04 20:18:59 posted by babynikkan

今の日本は借金まみれの危篤患者

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大学の昼休みに、デイリー・テレグラフ紙を読んだ、僕を驚かせたのは
ビジネス欄のアンブローズ記者の記事。


   「我々が心配すべきなのは、アメリカの経済ではなく、日本の経済だ」



世界一小さい新聞


ざっと読んでみると、


   借金まみれの日本は、明日にも死ぬかもしれないぞ、
   危篤患者のようだぞ、


と書かれていた。


凝縮する文体で、細かい数字を挙げ、
いかに今の日本、将来の日本がダメかを説明し、


   この20年間、中途半端なプロジェクトに
   巨大な財政を無駄遣いした。


と言っていた。実際そのとおりだから認めざるをえない。


   記事の結論は、英国も米国も欧州も、
   日本のように失敗しないように、
   これから10年、真剣に借金を減らすことを考えろ、

ということだった。


やはり日本人としては謙虚にこの辛らつな記事を受け止めるべきだろう。


この記事を読んだ夕暮れ、
小雨の中、日本の観光客の団体さんをみかけた。

冬時間なので、午後5時を過ぎると、もう暗い。


その暗い中で、中国人、韓国人ではなく、

なぜ日本人だとわかるのか?


同じみやげ物屋のショッピングバッグを手に手に持っているからだ。
よく考えない、中途半端な、ノリでの買い物は、無駄使いと言えないか?


なんとなく、寒い光景だったなあ。

デイリー・テレグラフ紙の記事に共通するものがある。



2009-10-29 23:59:39 posted by babynikkan

川下清弁護士の「聞かなかった」発言

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第五話第六話第七話第八話第九話 から続く。


――F子さんは、確か最初、川下清弁護士に事件を依頼されておられますよね? ところが、たまたまその事件に銀行が絡んでいて・・・。


F子さん ええ、そうです。このシリーズ第二話に出てくるA先生とは川下清弁護士のことです。では、なぜ川下清の名前を出さなかったのか? それは、あの方に配慮してあげたのです。つまりディーテイルは直接関係ないと判断したので、大まかなあらすじ的説明でした。


――なるほど。


F子さん 当時、川下弁護士が顧問をする銀行絡みの事件でしたから、極端にナーバスになり、ご自分の名前が出ないように細心の注意を払っている様子でしたし、関わりも無いようにしてもらいたいニュアンス的発言もありました。この発言については後で説明しましょう。


――F子さんが最初、川下弁護士に事件を依頼されて断られた時には、もちろん内輪話と言えそうな話もあったけど、それなども、川下弁護士に配慮して省略しておられた・・・そういうことですね。


F子さん はい、そういうことです。今回の件はあくまで私対加島弁護士の話だと理解しておりました。加島弁護士を紹介していただいた川下清の名前も紹介に至る細かい経緯も関係ないと思ったのです。


――それなのに、突然、今、なぜ川下清弁護士が加島弁護士の代理人になって登場してきたのか? この点を強く問題にしたいというわけですね。


F子さん よくもまあ、恥ずかしげもなく、良心を捨てたものです。ご自分が「加島弁護士のミスです」と言っておきながら、今度は加島のお守り役に豹変しちゃった。もう弁護士としてどうのこうのというレベルじゃなく、はっきり言えば人間性の問題です。私は「川下清」の名前を出さずに、できるだけ穏便に事を解決するつもりでしたのに・・・・それを川下弁護士がつぶしてしまった。つまり配慮の意味がなくなったわけで、向こうもそれを望んでおられると理解できました。川下弁護士が加島の代理人として出てきたということは、それなりに腹を括ってのことでしょうから、私も川下弁護士との最初からの経緯を含めぶっちゃけてお話しましょう。


――では、もう一度かいつまんでお話してください。


F子さん 最初私は、川下弁護士に電話で「銀行に大変な目に合わされていますから、何とか助けて欲しい」と依頼事件の内容をお話しました。すると、川下弁護士が「話の内容は良くわかりましたし、お困りなのもよくわかりました。で、そんなひどいことをしたのは、一体、どこの銀行ですか?」と聞かれました。で、私が「××銀行の○○支店、支店長の名前は△△△です」と答えますと、川下弁護士は絶句され、しばし沈黙の後、「ちょっと困ったなあ~、僕はあいにく××銀行の顧問弁護士をしていますので、今回の事件はとてもお引き受けできませんし、お話も聞かなかったことにしてください」と断りました。


――慎重といえばそうですが、話の初めに銀行が絡んでいるとわかっているのなら、普通まず銀行名を確かめませんか? だって川下弁護士自身、銀行の顧問弁護士を勤めているわけですから。それがコモンセンスではないかなあ。それともまさか自分の銀行だとは夢にも思わなかった? それにしてもやっぱり彼、脇があまいですね。


F子さん 確かに銀行と紛争をもつ依頼人の事件を当の銀行の顧問弁護士は引き受けられない、この理屈はその通りでよくわかりますが、「話も聞かなかったことにしてください」というこの川下弁護士のせりふは非常に興味深いので、私、ちょっとこだわってみたいのです。


世界一小さい新聞


――確かに「話も聞かなかったことにしてください」は、独特な言い方ですね。


F子さん 聞いてしまったものを聞かなかったことにするのは、現実には不可能なことで、また論理的にも矛盾しますでしょ。


――多分、この川下弁護士の言葉は、日本人独特の含みを持たせた言い回しから彼の銀行の顧問弁護士として立場を優先した考えの現れでしょうね。・・・それと、即座に「聞かなかったことにする」ことにF子さんを従わせようとする? これはやはり傲慢・横暴という印象を持ちますよ。別にそこまで念を押すほどの話かなあ~って、もしかして川下弁護士ってビビリ系ですかねえ。


F子さん ええ、私もそんなふうに感じるところがありました。川下弁護士が私から聞いた事実を消したい気持ちは、妙に切羽つまっていたからです。顧問弁護士として、これまで問題をもみ消したり、結構ずるく立ち居振る舞って、生きてきた方だな、と感じました。だって、そうでしょう? 私、この弁護士と初めてお電話で話しただけですよ。まだ会ったことのない私に、「聞かなかったことにしてください」などと心情を、普通は吐露しないでしょ?


――なるほど、女性らしい見方ですね。


F子さん 依頼したこの時点で、私はある盲点に気づくべきでした。


――「盲点」・・・?


(次回へ続く)

2009-10-22 00:41:30 posted by babynikkan

手のひら返し? 川下清弁護士が加島の代理人

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第五話第六話第七話 から続く。


「世界一小さい新聞」では、大阪弁護士会(畑守人会長)所属の人権派・加島宏弁護士が、重大な職務上ミスの責任をとらず、依頼人のF子さんに大変な迷惑と損害をかけて、現在も責任のがれを続けていることをF子さんご自身の肉声でレポートしてきた。



――今回は、第七話で触れた懲戒請求の進み具合について、まずお聞きしたいと思います。F子さん、前回のお話では、大阪弁護士会綱紀委員会第一部会部会長布施裕弁護士から「調査期日のお知らせ」という封書が届きましたね。


F子さん はい、そうです。


――ところが、F子さんが、わざわざ大阪まで出かけていけない、F子さん側から資料を提出したい、その後電話なり文書でもよいから、指示を出してもらいたいと希望したところ、その指示さえなかったわけですね。懲戒請求は、弁護士会が作った制度で、当然―般に知られていないわけですから、弁護士会がF子さんも法律家ではなく素人なためどんなシステムなのか、を詳細にきちんと説明するべきでしょうし、請求の手続きガイドを提供する義務があると、思うのですが、大阪弁護士会から何をどうするのかの具体的説明はありましたか?


F子さん まったくありませんよ、自分たちの複雑なルールを作っておいて、誰にでもわかるようにオープンにしたくないのでは・・・? だって、もし簡単に懲戒請求を出せたら、きっと弁護士自身が悲鳴をあげるでしょうよ。結論から言いますと、自分たちに都合のよい懲戒制度を弁護士自治の名のもとに、作ったということです。


――なるほど。


F子さん 自分のところの会員が不祥事を起こした、その被害者が遠距離を自費で訴えに行き、たとえ非行弁護士に「訓告」の処分をしたとして、被害を受けた金銭的損害の請求はまた別途裁判を弁護士を雇って起こさねばならないこの矛盾と被害者への負担、理解できますか?


――それ以前に、懲戒請求自体が素人に難しいですよね。第一、弁護士会は一般に懲戒請求の手続き方法を誰にでもわかるように説明したパンフを発行していませんから、弁護士なり司法書士に書面を書いてもらわねばならない。要するに、非行弁護士は弁護士会に守られて、要塞の中にいると言えますね。


F子さん 先日10ヶ月ぶりに大阪弁護士会の綱紀委員会から布施裕弁護士の名で、加島宏弁護士の懲戒請求に対する裁決が届きました。


――えっ、あの日ハムのルビッシュ投手の顧問弁護士から?


F子さん 非常に興味深い裁定でしたので、ご報告しておきます。なかなか普通の人々はここまで弁護士の裏側を知るチャンスがないでしょうし、まだまだ日本の社会においては、弁護士や医師は特別扱いされています。今回、医師はさておいて、私がひどい迷惑と損害を受けた弁護士について、続きをお話しておきますわね。


――興味深い裏側ですか? ぜひお聞きしたいです。昨今は、法科大学院の設立でこれまでより、ますます弁護士そのものの数が増え、平たく言うと弁護士同士仕事のパイの取り合いが激しくなる現実がありますからね。


F子さん どんどんひどくなっていますね、弁護士の世界も。あちこちで仕事のない弁護士が珍しくない状況の中で、当然法律に明るくなく何も知らない途方にくれた私のような素人の依頼人が「弁護士の先生にお願いしたら安心、間違いない」と錯覚してしまいがちですが、その安易な妄信に私は警告を発しておきたいのです。


――なるほど、依頼人の錯覚ですか?


F子さん ええ。よく言われるフレーズですが、「全て弁護士先生にお任せしています・お任せします」というフレーズほど、依頼人自身にとって危険な考えはありませんし、反対にこれほど弁護士に都合の良いフレーズがないということを気づくべきでしょう。私の懲戒請求の経緯については後ほど、詳しくお話しますが、結論からいいますと、「大阪弁護士会はあっばれにも、恥知らず、弁護士のプライドも捨てた」と表現できるでしょうね。弁護士自治の名のもとに、馴れ合いを続け、どれだけの事件に「臭いフタ」をしてきたのかを私は膨大な時間とお金とエネルギーを使ったからこそ実感することが出来ました。先人の言葉、「何でも自分自身で体験しないと判らない」って、まさにそれです。


――それではゆっくりと具体的に一つ、一つ検証を進めましょう。F子さんは、加島弁護士の職務上のミスを追及しているのですが、記事のインタビューでは、あくまで加島弁護士が自分のミスさえ認め、金銭返却すればこの問題は解決と考えておられ、それゆえ、焦点を加島弁護士に絞って話されたわけですが・・・何か新たな展開があったと言うことでしょうか?


F子さん そうです、もう加島一人の問題ではなく今回の綱紀委員会の裁きで、ちょっと様相が変わってきています。


――何がどのように変わってきたのですか?


F子さん 私の本意に逆らい、まるで加島弁護士側から更に話題を提供するかのように、川下清弁護士が表舞台に登場してきたのです。


――川下清弁護士と言いますと、もともとF子さんに加島弁護士を紹介した元大阪弁護士会副会長で、あの大平光代さんと結婚されて話題になった川下清弁護士ですよね。


F子さん この川下清という方は「汚い恥知らず」です。この方の何が恥知らずかと言いますと、懲戒請求をされた加島弁護士の代理人として登場してきたことです。どうして、こんなに話を複雑に大きくしたいのか? 理解不可能です。代理人として登場するより加島弁護士にミスを認めるように説得する方がず~と弁護士として意味があり、友人としての価値があるのに・・・余程の出たがり屋か、加島弁護士に頭が上がらないのでしょう。


――え~、川下弁護士が加島弁護士の代理人!? 何ですか、それは? だって、それはあまりに無茶苦茶じゃないですか。川下清弁護士は、加島弁護士の職務上のミスを認め、F子さんに金銭返却の説得に当たったのでしょ。川下弁護士だけでなく、他二名の弁護士も加島弁護士のミスを認め、「加島先生、どうしちゃったのかなあ」などとその仕事のミスぶりに首をかしげたわけでしょ。それが、今度は懲戒請求された加島弁護士、ミスした側を守る代理人として登場してきた! ちょっとどういう倫理感をしているのか、汚いやり方にびっくりしてしまいますよね。


F子さん この川下弁護士の変わり身のすごさに、私は「弁護士のパンドラの箱を開けた」という思いがしました。この加島弁護士懲戒請求に至る事件がどんな風に起きたのかをきちんと理解しておかないと、川下清弁護士の恥知らずさが皆目わかりませんから、少しおさらいしてよろしいでしょうか? シリーズの前回と多少ダブル部分もありますが、この経緯をよく理解できると、加島問題は意外にシンプルな内容で、普通の社会常識をお持ちの方なら、「これって二枚舌ってことじゃん? 弁護士だったら何を言ってもしても許されるってことか?」と言って、必ず彼らの理不尽さに怒りが込み上げてくるに違いありません。


第十話 に続く)


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