藤原岳に三重県側から登るべく6:20に家を出発した。


多賀からR306で行こうとしたが

大君ヶ畑から先が「冬季通行止め」
ガ━━━(゚ロ゚)━━━ン

ということで引き返す。

それならばと永源寺からR421で・・・と行ってみるが、

こちらも通行止め。
ガ━━━(゚ロ゚;)━━━ン


時間も時間だし藤原岳は泣く泣く諦めて、第二候補の「武平峠から鎌ヶ岳」でも・・と思って車を進める。

しかし、鈴鹿スカイラインが通行止め。
ガ━━━(゚ロ゚;)━━━ン


登山口にすら届かなかった。orz


滋賀県民は三重に (゚∀゚)クルナ!

・・とでも言いたいのだろうか?

(亀山経由なら大丈夫かな)


それにしても、この暖冬のせいで鈴鹿とは言っても山頂付近くらいしか雪が無い。

そんな状態なのだから「冬季通行止め」もないだろーーー

と吠えてみたくなる。


臨機応変にお願いしたいものです。


そんなこんなで時間を大幅にロスしてしまった。

さてどうしたものか・・思案の結果、前々から気になっていた綿向山に登ってみよう!ということになった。

前々から気にはなっていたが、綿向山の日(11月10日)に登りたいとKEEPしてあったのだ。

R477を少し引き返し、音羽から案内に従って御幸橋の登山者駐車場(広い)に到着。

ここにクルマを停めて準備を済ませ出発。

それにしても登山開始までこんなに苦労したのは初めてだ。

程なく天然記念物である接触変質地帯に着くが何が何だか判らない?この岩もソレなのか?

接触変質地帯の岩

ヒズミ谷出合小屋から表参道コースに入る。
ヒズミ谷出合小屋

植林の中緩やかな勾配をジグザグに登っていく。勾配が緩やかだし歩きやすいので疲れない。
植林の登山道

自分は花粉症だが、こんな杉林を歩いていても山の中ではムズムズこない。不思議だ。


一旦林道に出てすぐに山道に戻り、すこし進むとあざみ小舎がある。ここは広いので大人数での休憩に良さそうだ。
あざみ小舎

更に登り続けると展望が開け五合目小屋。鐘を一応鳴らしておく。

鳴らさないと損なような気がするから不思議だ。


眺めを楽しみながら先に進む。

五合目小屋

六合目から先は自然林が多くなる。新緑~秋にかけてが楽しみだ。
行者コバでブナの原生林を眺めながらオヤツ休憩。

行者コバ


風呂ノ谷で除雪していた綿向山を愛する会 の人に出会った。

除雪されていたおかげで安全に通過できました。ありがたいことです。

風呂ノ谷

最後は急な階段を登り山頂へ。


山頂からは正面に鎌ヶ岳・雨乞岳といった鈴鹿の山々を望むことができた。運がよければアルプスの山々を望むこともできるようだ。

雨乞岳

↑雨乞岳↑

鎌ヶ岳

↑鎌ヶ岳↑

山頂パノラマ

↑山頂パノラマ↑

山頂で展望を楽しみながら昼食。暖かいのでのんびりと食事を楽しめた。ビール等で一杯やっている登山者も。


下山は竜王山縦走コースをとることにした。
快適に稜線を歩いていると風雪で変形した珍変木。アーチ部をくぐって遊ぶ。

珍変木


雨乞岳縦走コースと分かれると超強烈な激下りが待っている。

激下り
泥濘の激下りは本当に恐ろしい。


こういう難所に弱い相方は

((((゚Д゚;))))ガクガクプルプル

涙目になりながら、尻を地面についた無様な姿で降りてきた。

(写真撮れば良かった)


何度か激下りをこなしたあと、ちょっと登って917m峰へ
登ったり下ったりを繰り返していると左手に綿向山が良く見えるようになり、縦走してきた尾根を一望できるようになる。

縦走路を振り返る
↑縦走路を振り返る↑
自分たちがここを歩いてきたのかと思うと、

「俺たちって凄いよねー」

と自画自賛。


実際には

非常に無様な姿で降りてきたヤツ

がいるワケだが・・・。



竜王山山頂は木々に囲まれヒッソリとしていた。地味~な感じの静かな山頂だった。

それにしても竜王山って何座あるのだろうか金勝アルプス にもある。

山頂から階段を一気に下り千畳平。

千畳平
↑千畳平↑

自然林の中を快適に下っていく。高度が下がり植林が多くなると下に林道が見えるようになる。ゴールは目の前だ。


御幸橋付近から
↑御幸橋付近より綿向山↑



9:21 駐車場
9:31 接触変質地帯
9:36 ひさご小屋
9:50 一合目
10:03 二合目
10:12 三合目
10:16 あざみ小舎
10:22 四合目
10:32 五合目小屋
10:48 行者コバ
11:15 九合目
11:24 綿向山山頂
12:10
12:16 縦走路分岐
13:14 917m峰
13:33 オンバノフトコロ
13:49 竜王山山頂
14:16 竜王山登山口
14:37 集落
14:43 駐車場