最近お客さまからの
従業員さんが保険証を紛失したショボーン
というお問い合わせが続いています。
 
まったく関連のないお客さまなのですが、
同じ手続きってなぜか続くのです。
ただ単に、年末年始はばたばたしていて、
気もそぞろなのもあるかもしれませんが・・・。
 
先日なんて、健保組合から、
「この被保険者の再交付は〇度目なので、
 気をつけるように言ってくださいプンプン
・・・ハイすみません。
 
健保組合の言い分ももっともなのです。
 
保険証を紛失して、本来の意味での悪用、
つまり、拾った保険証で病院に行かれてしまった場合、
その医療費を負担するのは健保組合。
負担しなくてよい医療費を負担することになってしまうんですよね。
 
そして、保険証をなくされた方からよくあるお問い合わせは、
「本人確認などで悪用されて借金したり、というのを
 とめることは出来るのか」
ということ。
 
答えはもちろんNOです。
 
本人申告制度、というのもあるのですが、
悪質なところから借りてしまったらアウトですしね・・・。
 
今、本人確認は保険証だけではダメというところも増えてきてますが、
やはり保険証の取り扱いも注意が必要では?と思います。
 
ちなみに、協会けんぽなどでは、
再発行の手続きは、簡単に取ることができますので、
その点はご安心ください。
 
 
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社保関係の手続きで気を使うもののひとつが、
「人のお名前」
 
いろんな漢字があって分かりづらいし、
最近の子供の名前はとにかく難しいし読めないです滝汗
 
一度記事にした覚えがありますが、
「サイトウさんとワタナベさん問題」
 
サイトウさんの「サイ」
①両方簡単な「斉」
②上だけ難しい「齊」
③下だけ難しい「斎」
④両方難しい「齋」
一般的にはこの4パターン。
「西」「犀」というのもあるようですし、
ちょっと調べてみたらほかにもありそう・・・。
 
ワタナベさんの「ナベ」も
①簡単な「辺」
②まんなかの部首が口の「邉」
③まんなかの部首が方の「邊」
の3つでしょうか。
「部」「鍋」というのはみたことがあります。
 
こういう仕事をしていても「難しい」と思うのですから、
外国の人からみたら「????ガーン」な感じですよね。
 
電子申請を行うにあたり、e-govでは使える字に
制限があります。
「斎藤」「齋藤」「齊藤」
「渡邊」「渡邉」
あたりはOKなのですが、問題は、
 
 (はしごだか)
 
 (たつさき)
 
一般的によく使われる漢字なのですが、
e-govで使えないのです・・・えーん
 
その場合どうするか、というのはまた今度あげますが、
これくらいはOKにしてほしいなあ、と思います。
 
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セブンイレブンで、風邪で休んだバイトが、
「時給×時間数」で控除されていたというニュース、
おおっぴらになってるということは、
きっと氷山の一角なんだろうなあと思います。
 
そういえば、バイトのクリスマスケーキなどの「ノルマ」も
結構問題にもなってますよね。
むかーし、ですが、私が学生のとき、
友人がコンビニバイトのクリスマスケーキのノルマが大変で、
その他の友人と一緒に買ったことがあったなあ、と。
当時からなのですから、普通に横行しているものなのかな、
なんて思います。
 
このニュース、休んだ時間に相当する金額を
お給料から控除していたということなのですが、
いろいろと労基法上、問題になります。
 
労基法上、罰則的な「ペナルティ」というのは、
一定金額と定められています。
 
労働基準法第91条により、「減給」の「制裁」を行うのは、
①1回の金額が平均賃金の半額を超え
②総額が一賃金支払期の1/10を超え
てはならないと定められています。
 
「一賃金支払期」とは、1ヶ月ごとにお給料が払われる場合は1ヶ月、
週ごとに払われる場合は、1週間をいいます。
 
今回のセブンイレブンの場合は、1ヶ月 2万3,000円のお給料だと、
「減給」できるのは、1/10の2,300円まで。
インパクトがある「減給」というのは、基本的にできない制度なのです。
 
また、欠勤や遅刻で減給を行う場合、
何度も欠勤したり、遅刻した場合も、
「1回の案件」と見られ、「平均賃金の半額」までしか
できない可能性もあります。
 
いずれにせよ、無断欠勤ならともかく、
病気できちんと連絡した上の制裁、というのは、
あまりにもかわいそうかな、とおもいますけどね。
 
なお、「ノーワークノーペイ」はOKなので、
月給者の人が欠勤した場合、その分の控除は問題ありません。
本人が希望しても、会社としては、「当日連絡の欠勤は有給扱いにしない」
という取り扱いもできます。
欠勤控除・遅早控除は、減給の制裁には関係のないものとなります。
ただし、「10分遅刻したら、15分控除」というのは、
差額の5分分は減給の制裁に該当します。
 
 
 
 
 
 
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今更ながら、同一賃金同一労働について、です。
 
簡単に言うと、正規労働者と非正規労働者の格差をなくそう、
というものなのですが、いろんな意味で難しいよなあ、と
個人的に思っています。
 
まずは、厳密な「同一労働」の判断って難しいですよね。
 
たとえば、居酒屋で食事を運ぶ仕事。
やっていることは同じでも、
① 無愛想に食事を置くだけの新人バイト
② 丁寧にマニュアルどおり接客するベテランバイト
③ お客さんを覚えていて雑談し、料理やお酒を勧め
  ついでに次回の宴会の予約までとってしまう店長
・・・この3人が「同一労働」とは言えないですよね。
 
そして、必要以上に正規・非正規の格差が大きい、
と思わせられているのかな、と思います。
(*もちろんないとは言いません!)
 

こちらの記事、
平均年収が正規が470万、非正規が170万で
300万円の差もある、となっているのです。
 
なんだか変だな、と思って、
非正規の170万円をフルタイムにして計算してみると、
時給単価は850円ほど。
・・・東京や神奈川の最低賃金、切ってますよね。
で、みんながみんな、そんな低い時給単価、というのは
ないよなあ~と、この平均年収の元ネタを確認してみました。
 
国税庁の調査=民間給与実態統計調査なのですが、
この調査は何人かをピックアップして回答するのですが、
年収は勤務時間が何時間であろうと一人カウントなのです。
つまり、非正規の年収の平均には、週10時間勤務の人も
含まれているかもしれないのです・・・。
 
週1日しか働かない人が、週5日働く人よりも、
お給料が安いことに文句いうことってあまりないですよね。
 
つまり、「300万円も差がある」というのは、
一見正しいけれど、正しくない情報なのですよね。
・・・こういうふうに格差がある、なんとかしないとって煽られるのって、
なんだかなあって思います。
 
そして、「賞与も退職金も福利厚生も充実している」正規労働者、
というのも、大企業ではなく、中小企業と仕事をさせていただいて、
小さな事務所のスタッフである私自身からみると、
「正規労働者だからって、賞与も退職金も福利厚生もあるわけじゃない」
(*賞与も退職金も会社は必ず払わなければならないものではありません)
 
正規・非正規の大きな差があるのって、一部の大企業であって、
実は多くの割合を占める中小企業に勤める人の場合、
そこまでの差があるのかな、どうなんだろう~と思うところです。
 
 
今年の1月より65歳以上も、
雇用保険の適用対象となっています。
 
今まで雇用保険は65歳までとなっていて、
65歳以降、就職した場合は雇用保険に加入できませんでした。
ただ、今までも65歳より前に入社して雇用保険に加入していた場合は、
そのまま継続して加入していることとなっていました。
(ちなみに、保険料は、65歳になる年度から免除となっています。
 たとえば、平成28年4月~平成29年3月に65歳になる場合は、
 平成28年4月分より免除となります)
 
それが、平成29年1月以降は、65歳以上であっても、
週20時間以上働いて、31日以上の雇用の見込みがある場合は、
雇用保険に加入することになります。
 
保険料は、平成31年度までは免除となります。
 
今回の変更で手続きが必要なのは2パターン。
 
① 1月以降採用する65歳以上の人の雇用保険の加入の手続き
 
② 入社時65歳以上だったため、雇用保険に加入していなかった人の
   加入の手続き
 
 
②については、平成29年3月31日までに手続きを行う必要があります。
加入日は入社日ではなく、平成29年1月1日となります。
 
ちなみに、入社時、65歳未満だったため雇用保険に加入していて、
そのまま継続している人については手続きは必要ありません。
 
そして、平成28年12月31日までに退職した人についても、
手続きは必要ありません。
 
そして、65歳以上の被保険者の方についても、各種給付金の対象となります。
要件を満たした場合は、高年齢者休職者給付金や、
育休、介護休業給付金の対象となります。
 
お客さまを見ていても、65歳以上でもバリバリに働いている方が、
たくさんいらっしゃいます。
元気で働きたい気持ちがあるうちは、働けるといいなあと思いますし、
そして、その間の保障があると安心ですよね。
 
個人的には、「ずーっと継続していれば加入していられるのに、
一度やめたら入れないなんておかしい」とは思ってました・・・。