自動小銃を撃つ兵士。
逃げ惑う村人。
物語は、８０年代のスーダン。
内戦により、兵士に襲われる村から始まる。
両親や家族を殺され、村を後に逃げ出す子供達。
途中、１人は死に、１人は捕らえられ、難民キャンプにたどり着いたのは４人。
難民キャンプの生活は豊かでは無いが、生きていくことは出来る。
運の良い者だけが移民受け入れ国に行けるが大半の難民はここで生活していく。
４人は運良くアメリカへ移民できることになったが、３人の兄弟と１人の姉妹は離ればなれになる。
そこで待って居たのはアフリカと全く違う暮らし。
見たことも無い電話、マクドナルド、ピザ、物が溢れるスーパーマーケット。
捨てられていく賞味期限切れの食べ物。
そんな中で、挫折する者、自分を貫く者、迷う者。
職業斡旋所の女性職員、彼女のボスで戦場に行った経験の有る牧場主、教会に集まる人。
人々との交流を通し、物語はテンポ良く進む。
そして、兵士に捕らえられたはずの兄弟が生きて難民キャンプに居ることが判るが・・・
優しい嘘に泣けました。
優しい涙です。
もう一回みたい映画です。
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