がんばってるママと悩める自分へ。 | たむらあゆみ/京都でベビーサインとアドラー流子育てを学ぶ/0~2歳の親子で通える教室tekoto(おててことば)教室

たむらあゆみ/京都でベビーサインとアドラー流子育てを学ぶ/0~2歳の親子で通える教室tekoto(おててことば)教室

〜お手手が動けば心も動く〜
♦️ベビーサイン講師歴2012年〜
♦️京都市/オンライン
♦️おもちゃコンサルタント
2012年から全てのレッスンブログ書いてます。

こんにちは

京都でベビーサイン♪tekoto(おててことば)の、たむら あゆみです。

(長文&重めの内容です)

わたくしごとですがここ最近、お友達のお子さんが『入院しました』という報告が2件ありました。

私は自分の子が入院する経験をしていないので、正直どんな声掛けをすればいいのかこういう時いつも立ち止まります。

ママは気丈に振る舞っているようやけど、内心想うところがいっぱいあるんやろうな、と思うと私はありきたりの声掛けしかできなかったんです。

でも、きっと経験してない私に言われても、声をかけられた友達の心には届かないのかな、とか。

『心配してくれてありがとう』
なんて、言う方の立場からするとどうなんやろ、わたしやったら『子どもが入院してるのになんで私がありがとうってい言わなあかんねん』って思ってしまいそう。
ってことは、友達にいらん気を遣わせてるのかな


そして今日、経験者の友達に相談したんです。

その友達は、娘さんが赤ちゃんのときから約二年間、娘さんの難しい病気と一緒に闘ってこられたお母さんです(私にとってもスーパーバイザーのような存在です)。

その友達は娘が病気で大変な時、『子どもが一番頑張ってる!』って言葉をたくさん掛けられたそうです。

でも、そんなの一番わかってるのはお母さんやねん。
一番も二番もない、子どももお母さんもおんなじぐらいがんばってんねん。
みんな最初に「子ども大丈夫?」って声をかけてくれるけど、やっぱりそこは「あなた、大丈夫?」って聞いてほしい。そこで初めてお母さんは「あ、わたしは一人じゃない」って思えるねん。

子どもが病気やからって、お母さんまで無理してがんばらんでいい。
子どもが病気と闘ってるからって、お母さんがリラックスすることに罪悪感を持たなくていい。
むしろ、子どもが闘ってるからこそ、無理してでもお母さんは自分の時間を作ってリラックスしないとあかんねん。お母さんがゆったりした気持ちでいると、その波動は絶対子どもにも伝わっていくから。

泣きたいときは、泣いたらいい。
しんどいときはしんどいって言おう。

何でも1人でやろうとすることって、実は楽ちんやねん。
誰かに頼ることって、実はとっても勇気がいることやねん。
何でも1人ですることが『自立』じゃない、うまく人に頼ってこそ『自立』ってことに気づいてほしい。そして、頼った後には感謝の気持ちを持ち続けること。


そんなことを友達は話してくれました。

なんか、その話を聞いていて私が言われてる気持ちになるくらい心のこもったメッセージで私が泣きそうになってしもた。


家に帰って1人考える。

わたしって、なんて薄っぺらい言葉をかけてたんやろう。
臨床心理学の大学をでて、何を学んできたんだろう。
1番お母さんのケアが大切やって、何度も感じたよね。
確かに、がんばってるお母さんのケアをしてあげたい気持ちは今も揺るぎはない。
でも、実践できてる自信はないわ・・・

その友達の娘さんは、病気をしていたことを知らない人は気づかないくらい元気になって、今次男と同じ幼稚園に通っています。
友達は、娘さんの入院中ヨガと出会い、まずはがんばってる自分を(お母さん自身を)『大事大事』と抱きしめてあげることの大切さをヨガで感じたそうです。

さて、わたしにできることって何やろう。