前回のお話はこちら
HER2陽性乳がん
骨と肝臓転移 ステージ4
病名が出揃いました。
私と同じステージ4の人がこのブログを
読んだら絶望するような内容でしたね。
すみません。
でも私は坊ちゃん先生の言ってる事が
現実と開きがあるように感じていました
現に
ステージ4でも寛解したとか
もう20年も生きている…とか
友達や親戚が話してくれるだけでも
5人はいましたしネットの世界では
もっといます。本を出されてる人も
いますね。
もし私がステージ3だったら坊ちゃん先生
とは かなり仲良くなれてたでしょう。
左乳がんは標準治療で治ったのですから
右も当然 標準治療するに決まってます
ただステージ3とステージ4の間には
深くて暗い河が流れています
ベテランの医師でも言葉を選ぶのに苦戦
するだろうし 治る保証もない治療に
やりがいは感じないかもしれない
担当医と仲良く出来ないのは当たり前の
様だと感じました。ステージ4に限り
私も 左はステージ1で大人先生が
大好きで心から信頼し完治
しかし4でもすんなりいくのか?
本当の信頼関係が試される…
さて
その大人先生と15年ぶりの再会
朝7時45に中に入れてから血液検査を
して3時間で会えました。
15年前の横浜なら短い方でしょう
先生お久しぶりです
今まで診察室のイラストをつけてましたが
マスクを描いていません。表情がでないので
現実 先生も私もマスクをしてて表情は
解りませんが「お久しぶりですね」
と無表情で返してくれただけでした
横には中堅ぐらいの医師がアシスタントの
役割をしてるようです
後は私が今までの経緯を話すだけ
本当に「もたないのか?」と
先の話をしてもしょうがない。今は
色んな薬もあるしHER2は
ハーセプチンが良く効くタイプだし
悪性度が高いと薬がよく効くんだよ
きっとシコリは消えます
これからは
がんと共に生きましょう
がんと共に生きる…この言葉は古村比呂さん
が言ってたのを最近読んだ
そんな考え方にいきついた人と違い
医師から言われるとやっぱり「治らない?」
と言われてるきがして複雑だったけど
さすが大人の対応
そして
胸がちぎれるほど痛くなってから5か月
たったので早く抗がん剤を打ちたいと
ゆうと来週には入院が決まった
抗がん剤の最初は皆 一泊二日で入院
するらしい
そして先生に胸を見てもらいシコリの
確認をしてもらったのだが なんと
立ったまま服をめくっての触診
雑だと思ってた坊ちゃん先生と同じ
…って事はこれが現代の基準のやり方
だったのか
Row & Row Row & Row
振り返るなRow
前を向いてひたすら船をこぐのだ
続く