母と娘の摂食障害＊諦め＊10

おはようございます。

名古屋市・刈谷市　
摂食障害専門カウンセリング　
ココロのお喋り　の綾子です。

毎日、ご好評いただいている
「母と娘の摂食障害シリーズ」も10回目となりました。
いつも読んでいただき、ありがとうございます。

以前のおすすめ記事は・・・
母と娘の摂食障害＊対等？？＊９
母と娘の摂食障害＊疑問＊８

今回は、母の諦めです。

これまでの「母と娘の摂食障害シリーズ」では、
出来るだけ私個人の経験談だけに偏らないように
意識して書いてきましたが・・・

今回は、母が先日話してくれた話、そのままです（笑）。

*☆*:;;;:*☆*:;;;: *☆*:;;;:*☆*:;;;: *☆*:;;;:*☆*:;;;: *☆*:;;;:*☆*:;;;: *☆*:;;;:*☆*:;;;:

色々な記事に書いていますが、
私は計10回の転院を繰り返してきました。

いつも安定剤・睡眠薬を飲んでいたので、
通院を辞める、という選択肢がありませんでした。

延々と続く、転院。それに付き合わされる母。。。。

でも、ある時、悟ったようです。

「どこかに行かないと薬がない。
気が済むなら、どこの医者でもいい。」

「母がカウンセリングを受けたり、
一緒に通院することで、娘が満足したり。
安心したりするなら、それでいい。」

いつもいつも、私は、母娘関係で悩んできました。
そして、「お母さんが変わってくれないから、私は治らない！」と
叫んできました。

だから、母にも病院でのカウンセリングを受けてもらうよう
頼んだり、時には通院に付き添ってもらっていました。

「時間稼ぎ治るためなら、
母自身をある程度犠牲にしても、それでいい。」

うん。ずっと、私は母を犠牲にしてきたよね。

通院でも、
フラフラで倒れたときも、
入院したときも、
ODしたときも、
夜中にコンビニ過食したい！って飛び出したときも。。。。

ごめんね。

「今すぐ治ることを、諦める。」

「期限はわからないけど、今この時点は、
こうして過ごす！と決めると、
母の気持ちに踏ん切りが出来て、楽になる。」

母が諦めてくれて、嬉しかったの。
私が『治らない、治らない』『何にもできない』って
焦ってばかりしていたから。

治るって、どういうことなのか、
私たち母娘には、よく分からなかった。
でも、「友人と同じようには働けない自分」に、
いつも劣等感を感じていた。

私は、母にいろいろなことを強制して、
「変わってほしい」と願っていた。でも、無理だった。

考え方の違い
価値観の違い
言葉の違い
感受性の違い
性格の違い

母娘であっても、「違い」は超えられない。

本当の意味で、心から納得できたかどうかは、
今でも分からないけれど、
それは、私自身が、「諦める」ことなのかもしれないね。

＊母から聞いた話を下書き保存して、
それに、私のコメントを加える形で書きました。
なんだか、往復書簡のよう・・・（笑）。
*☆*:;;;:*☆*:;;;: *☆*:;;;:*☆*:;;;: *☆*:;;;:*☆*:;;;: *☆*:;;;:*☆*:;;;: *:;;;:*☆*:;;;:
 
名古屋市・刈谷市　
摂食障害専門カウンセリング　
ココロのお喋り

＊おすすめ関連記事＊
母と娘の摂食障害＊対等？？＊９
母と娘の摂食障害＊疑問＊８


【無料メルマガのご案内】
「ココロがちょっとラクになるヒント」を
お届けしています。ご登録はこちら　↓
パソコン・スマホ用登録フォーム