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カタール航空のアクバ・アル・バクル最高経営責任者(CEO)は25日、米ボーイング<BA.N>とカナダのボンバルディア<BBDb.TO>の航空機プログラムの問題について批判し、欧州の航空防衛大手EADS<EAD.PA>傘下のエアバスに追加取引をシフトする可能性があると述べたそうです。
同CEOは、ボーイングは次世代航空機「787」(通称ドリームライナー)の開発に失敗したとの見解を示すとともに、ボンバルディアは、「Cシリーズ」の問題に見舞われていると指摘。
記者会見で、「787型機プログラムには本当に驚かされた。ボーイングのような質に誇りをもつ企業で、これほどまでプログラムが遅れることがあるとは思いもしなかった。彼らは明らかに失敗した」と語ったとのこと。
787型機の開発は約3年間遅れており、アナリストは、同型機の試験飛行停止につながった11月9日の火災の問題を受け、今後さらに遅れるとみている。
アル・バクルCEOは、ボーイングを批判する一方、エアバスへの発注を増やすことを検討していると述べた。
「現在、A380型機の発注は5機のみだが、われわれはこの注文を増やすことを確実に検討するだろう」と語ったとのこと。
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