飛行機の搭乗拒否!? ESTA(米国電子渡航認証システム)にご用心 | あやあやのふらふら旅行記

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つれづれなるままに旅行体験記を書いていこうと思います。

今回は、記事の引用が多く、携帯からアクセスされている方は非常に見にくいかもしれませんがご承知おきください。

m(_ _ )m



2009年の1月12日から導入される「米国電子渡航認証システム」(ESTA)ですが、もし手続きを忘れたばあい、最悪、予約していた飛行機への搭乗を拒否されることもあるそうです。



http://mainichi.jp/enta/travel/news/20081216k0000e040077000c.html

(毎日新聞より引用)


 米国にビザを持たず短期滞在(90日以内)で入国する場合、来年1月中旬から、一部を事前にインターネットで申請して承認を受ける制度が導入される。しかし、この事前手続きが旅行者らにあまり知られていないため、空港に来て旅客機に搭乗できないなどのトラブルが続出することが懸念されている。国も積極的に広報しておらず、国内航空会社でつくる「定期航空協会」は18日、成田空港でPR活動を行う。

 現在は薬物所持や逮捕歴などについての質問が書かれた「査証免除用フォーム」と呼ばれる紙に機内などで回答し、入国審査の際に手渡している。

 米国は、来年1月12日からテロリストらの入国を防止するため「米国電子渡航認証システム」(ESTA)を導入。こうした犯罪歴などにかかわる質問の一部について、事前にインターネットのサイトで回答し、米当局から承認を受ける手続きが必要になった。

 具体的な申請方法は、米国土安全保障省の専用サイト(https://esta.cbp.dhs.gov)=日本語版もあり=にアクセスし、パスポート番号や過去の逮捕歴など約20項目の質問について入力する。パスポートが有効期限内なら、承認は2年間有効。

 米当局は搭乗の72時間(3日)前までに手続きするよう求めている。航空各社は搭乗手続きの際、承認されているかをパスポートからチェックし、出発時間までに承認がない客は搭乗させない方針。成田空港にはインターネットに接続できる端末が一部には用意されてはいるが、航空各社は現時点では事前申請のために新たな端末は置かない方針。出発直前の申請では認められないケースも出るとしており、「空港で客とトラブルになる可能性もある」と懸念する。

 日本航空と全日空は7月から順次、自社のホームページでシステムの説明をしている。しかし、旅行客らの反応は鈍く、制度の浸透に不安があることから、定期航空協会は18日午前9時、成田空港第一ターミナルで客室乗務員らがリーフレットを配って呼びかける。




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また、日本航空や全日空のHPでも、ESTA未承認の顧客については明確に搭乗できない旨の記載があります。


米国ビザ免除プログラムにおける電子渡航認証システムの導入について

(JAL HPより抜粋)


2009年1月12日から、ESTAを通じた電子渡航認証を取得することが義務付けられ、2009年1月12日以降、ESTA(Electronic System for Travel Authorization/電子渡航認証システム)を通じた電子渡航認証を事前に取得していないお客さまは、当日ご搭乗いただけません。空港にお越しになるまでに、電子渡航認証をお済ませください。




【重要】 1月12日以降に米国へ出発されるお客様へ 米国入国制度が変わります

(ANA HPより抜粋)


2009年1月12日以降に米国(グアムを除く)に入国する、ビザ免除プログラム対象国(日本を含む)の渡航者は、米国行きの航空機の搭乗手続きを行う前に、ESTAのホームページにてお客様ご自身でオンライン申請を行い、渡航認証を取得することが必須となります。渡航認証がないお客様はご搭乗手続きを承れませんので、空港にお越しになる前に*申請手続きをお済ませください。
*米国当局は出発72時間前までの申請を推奨しています。


ツアーの旅行客などは、旅行会社から確認の電話などあるでしょうから、承認忘れなどはあまりないと思います。(たぶん・・・)

しかし、個人旅行の人は「うっかり」忘れてしまった・・・と言う人がいるかもしれませんね。


最悪の場合は、成田空港からESTAに接続してその場で申請をする方法がありますが、認証に時間がかかった場合はアウトですので、事前の確認は必要だと思います。


まあ、ESTAの承認が下りていなければ、そもそもアメリカに入国するための書類が用意できていないのですから、たとえアメリカまで飛行機で飛んで行ったところで入国できず「強制送還」か「国外退去」処分になるのがオチだと思います。

そうであれば、アメリカ行きの飛行機に乗る時点であきらめさせる方が親切と言えば親切かもしれませんね。


でも、運用開始直後はかなりの混乱があるのではないでしょうか・・・。

GHさんが一番大変そうな気がします。



そういえば、強制送還される人は「原則として、入国したときに使用した航空会社を使用する」という話を以前に聞いたことがあります。

大昔の旅客船時代の名残りだと言うことですが、今でもそうなんでしょうか。