今日はあいにくの雨降りです。朝は、マクドナルドで朝食を。
果たして日本と味が違うか?…と思って入ったのですが、
日本で普段は食べたことがないので、よくわかりません。
西大門刑務所歴史館。
1907年に日本の植民地政策のもとで造られた刑務所の獄舎です。
今日の午後、ソウルでの平和講演をさせていただく前に、
韓国側から見た日本との関わりを真摯に受け止めようと気を引き締めて入館です。
比べれば、こっちの方がはるかに酷さを強調した展示です。
展示の蝋人形の一部。写真はまだマシなものですが、
目をおおいたくなるような拷問の蝋人形が続きます。
酷い仕打ちを受けた朝鮮の人びとはもちろんですが、
聖戦の名のもとに、人間の心を失い、
獣以下の非道な精神状態になってしまった日本人も、
ある意味、かわいそうです。
上右は、独房以下の1人箱?箱の中で苦しんでいる顔に見覚えが…。
こんな立派なレンガ造りの建物が、拷問を行う刑務所だったとは…。
下右は地下壕? いえいえ、これは処刑された遺体を安置場に運ぶ通路だそうです。
刑務所歴史観を含んだエリアは、独立公園として整備されつつあります。
(あちこち工事中ばかり)
下=左は3.1独立運動の記念像。右は1896年にパリの凱旋門をモデルに建てた独立門。
ソウル市内は、超高層ビルが林立しながら、
ちょっとした路地に、昔ながらの住宅がひしめき合って軒を連ねています。
さあ、地下鉄に初挑戦。乗り方が分からず、若者に英語で訊ねたところ、
日本語で答えが返ってきた。聞けば、韓国外語大学日本語学科3年生だとか。
張源(チャンウォン)くんと彼女さん。どうもありがとう。ぜひ日本に来てね。
ちなみに、韓国の地下鉄は保証金を含んだ乗車賃を払ってカードを買い、
下車したとき、また精算すれば現金される仕組みです。
昼食は、予めガイドブックでチェックしておいたチリサンへ。
「石臼で造るふわふわの豆腐が美味。化学調味料や輸入食材を使わない田舎料理」
という解説に期待大! 1,300ウォンのチリサン定食は大正解。