一応嫁なので、立場上、旦那の実家に
馳せ参じなければならない行事というのが年に何回かある。
そんな中でも
特に大変なのが餅つきだ。
親類縁者の分を一手に引き受け、つきたてを配るのだ、
埼玉県内。
そのため、餅つきの日は朝早くから竈に火を入れ、
蒸籠で餅米を蒸して、ついて、のす。
この繰り返し。
竈係の私は毎年煤だらけ。
鼻の穴の中まで真っ黒にして、咳きこみながら作業をしている。
で、今年ももうすぐ
餅つきDAYがやってくる。
正月を迎えるための大切なこの作業は
本来12月28日に行うもの。
29日は「苦」に通じると言って避けられ、
さらに「ろくなことがない」と26日も避けるのだ。
ということは、27日がダメってことは
ないんだよね。
「お義母さんに、今年の餅つき1日早めて27日じゃダメですかって聞いてみてくれない?」
こんなお願いをしてから
数日。
何と、このお願いがスンナリ聞き入れられ、
今年の餅つきは27日になった。
良かった、良かった。
これで
有馬記念に行ける!