3つの“J”、再び | Bamboo Labo

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その1・JUMPING(ゼファーの娘)


4時起き。
今季、最低気温。


手がかじかんで、腹帯を締めるのにえらい苦労しつつ
騎乗した。


今日から新しいパートナー。
懐かしのヤマニンゼファーの娘で、父に似て馬体小さめ。


顔をブンブン振ってなかなか頭絡を付けさせてくれなかったが
馬場に出ると、ヤル気満々。
ゴムマリみたいに元気な駆足だった。


本日の障害は、
ダブルを左右両手前から順次入るもの。


ただし、その障害は馬場の対角線上に設置されており
右手前から入る場合はいいが、左手前から入る場合は
ヘアピンカーブから2歩で跳ばなければならないというもの。


そんなエグい障害も、みんな特に問題なく飛越していたところ
コーチは、いかにもつまんなげ。


「障害手前でバシっと馬に止まられる者続出かと思ったのに」
「みんな簡単に跳んでしまう」
「つまんないから障害上げようっと」


というわけで、こんなドSな指導者に、練習終了後
「すみません、来週14日は欠席します。」と、恐る恐る言ったら
「ガンバの勝利を祈ってるよ。マンUと戦えるといいね。」ですと。


さすが、大阪出身。



その2・JAPAN CUP DIRT(G1)


ダイワメジャーとダイワスカーレットが好きだからというわけではないが、
スカーレットインク系の馬が出走してくると、つい気になって買ってしまう。


というわけで、ヴァーミリアン軸。


スカーレットレディの息子だし
+12kgで、多少ボテっとしててもパドックはいい雰囲気だし。


そもそも、走りやすいダートで好タイムを出すアメリカ馬は

カジノドライヴも含めて全員消しだし。



こんな緩い予想しかしない人間に、
競馬の神様は決して微笑んだりしないのであった。


それにしても
カネヒキリかあ。


誇らしげな栗毛の姿に、顔とかは全然似てないのに
グラスワンダーが復活したときのことを思い出してしまった。



その3・Jリーグ(最終第34節)


今年のJリーグの日程が
昨日、終了した。


鹿島アントラーズの連覇。


そしてジェフ千葉の
大逆転による劇的なJ2降格回避。


最後の最後で本当に
色々なドラマがあった。


そんな中


優勝争いにも降格争いにも全く関係ない最終節を迎えるにあたり
モチベーション維持を心配する周囲の、まさに危惧通りの結末となった、
アルビレックス新潟VSガンバ大阪 in 東北電力ビックスワンスタジアム。


今年は、ACL優勝でアジアチャンピオンになったものの、
国内リーグ戦は最後まで本当に苦しみまくったガンバ。


でも、仕方ない。
今年は色々なことがありすぎた。


ある意味、よくぞアジアチャンピオンになって
12月まで楽しみを残しておいてくれたと逆に感謝したい。


そんなわけで昨日の最終節は、
『開始早々+追加+終わり間際の相手狂喜』という、
本年度の数々の「これぞガンバ!」という負け試合における被弾のおさらいをさせられ、
悪い意味での集大成みたいなゲームとなった。


しかし、それでも
良い材料がなかったわけじゃない。


いや、いっぱいあった。(気がする)


まず、冷たい雨とスリッピーな芝状態の中、
本年度悉く鬼門のオレンジ軍団を相手に誰も怪我をしなかった。
これが一番。


そして播ちゃん&ちんくんの覚醒が
もしかしたら近いかもしれないという気配を感じることができた。
遅いけど。


でもって、加地さんとザキさんとフタのHPが最大値になってるはず。


さらに、監督も“理解を超えた領域が存在する”と語るMASTER OF GAMBAの、
「CWCには、このままいけばいい」と言い切る感性。


ほらほら、良い材料がいっぱい。
だからこっちもちゃんと切り替える。


とにかくすべては
2008年・CWCのためだったのだ、と。


そして来年もそのステージに立つべく
2009年元旦に霞ヶ丘で杯を掲げるためなのだと。