敵と戦犯とのスリーショット | Bamboo Labo

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昨日のワールドカップアジア最終予選・日本代表VSウズベキスタン戦を
埼玉スタジアムのカテゴリー1で観戦した。


席はバックロウアーの6列目。
だもんで、選手そぐそこ。


もう、写真を山のように撮りましたよ。
ただし、遠藤だけね。


しかし、楽しかったのは写真撮影と生ビール、
それだけだった。


だって非常につまらない
試合だったから。


日本代表に選手を送り出しているチームのサポは、
昨日の試合を見ながら「早くチームに帰ってこい」と思い、
週末再開されるJリーグの、自分とこのサッカーが
見たくて見たくてたまらなくなったに違いない。


私も、来週はこの同じ場所同じ時間帯に
GAMBAの選手たちが目の前でショートパスを繋ぎまくるんだ、と思ったら
ああ早くそっちを見たいぜ、と非常に恋しくなってしまった。


それにしても、あんなにボールに絡めない遠藤を
見ることになるとは。


相手のマークもさることながら
たとえいい位置にいてプレスも甘いという時間帯でさえ
味方がボールをよこさない「敵は本能寺」状態。


小次郎、「遠藤、ハブられてんの?」と
軽口叩くし。


さらに、口を切って倒れているときに、後ろの座席の兄ちゃんたちが
「遠藤、流血してる。赤い血が流れてる感じがしないイメージなのに。」だと。
あのねぇ、ちゃんと脊椎動物ですから。


そうこうしているうちに1-1のドローで
試合終了。


憲剛、見たかったっす。
遠藤との縦の位置で。



ところであの松木安太郎が、こともあろうに
こんなことをのたまわったとか。


『もし僕が監督だったら、頭を下げてでもガンバ大阪の加地を日本代表に復帰させたい。
体力的な問題を代表引退の理由にしていたが、精神的なものだと思う。』


滅相もない。


加地さんはガンバで選手生活を終えて
保父さんの道を歩むのだ。


そう決めて日本代表を、たとえ引き金は何であれ
潔く引退したのだ。


国民の5人に1人がHIVに感染し、強姦発生率が異常に高く、
さらにイスラム過激派もウヨウヨいる南アフリカ共和国で行われる(予定の)
ワールドカップに出ている場合ではないのである。



手前:ウズベキスタンの鬱陶しい選手
中央:遠藤さま
奥:本日の戦犯

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