シリアの蒼い星 | Bamboo Labo

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There is no love sincerer than the love of food.


というわけで、AFCチャンピオンズリーグ準々決勝の第1戦、
アル・カラマVSガンバ大阪戦が、アウェイのシリアで行われた。



もうね、早朝から、盆と正月とボーナス月が
いっぺんに来たような大騒ぎをしてしまいました。


近所の皆様お騒がせしました。
申し訳ありませんでした。


だって、公式戦10戦勝ってないチームがですよ、
遠い極東から、のこのこシリアにまで出かけて行ってサラッと勝っちゃって
今年の海外戦は今だ負けなしって何かの冗談みたいで。


しかも逆転勝ちですよ、
逆転勝ち。


左サイドが穴だろうが、
開始早々に失点しようが、
要するにひっくり返せばいいんですよ。


何だか、忘れてた何か、あるいは
失くしていた大切な物が引き出しの奥にあるのを見つけた、
そんな感じ。


殴られたら殴り返す!


そんな、ガンバのサッカーの基本中の基本が
遠いシリアの地で展開されたことが本当にうれしいっす。


しかもですよ、同点弾は遠藤→山口のHOT-LINEで
そして逆転弾がザキさんのドリブル突破だなんて
何かもう、競馬好き&走り屋たちよバンザ~イ、って何言ってんだろ。


それはともかく


チーム内外、問題が山積状態であることは

今だ変わらない。


にも拘わらず、例えば毎回お定まりの早い時間の失点なんていうのは、
いったん油断をさせておいてその後の有り余る時間の中で
じわじわと獲物を仕留めにいくための狼煙じゃん、という
神をも恐れぬPOSITIVE THINKINGに脳内が急ハンドルを切った模様。


要するに、しばらく走行車線の端っこでおとなしくしてたんだけど、
中央を横切り、一気に追い越し車線まで入ってアクセルベタ踏み、
そんな気分。


でも、今夜ぐらいは、そんな勝利の余韻に浸っても
バチは当たらないよね。


この2か月間の、
長きに渡る鬱屈を思えば。