1/700 阿賀野(WL)その2 | 模型工房 Autarkie

模型工房 Autarkie

艦船模型を中心にスケール模型を製作していきます。

阿賀野の製作紹介2回目です。

今回は煙突と艦橋を製作していきます。

左はキットの煙突、右は形状修正後

基本的に40年前のキットですので現在の基準だとちょっとキツイディテールです。
資料を元にきっちり形状を修正します。


この修正で船体側のダボが使えなくなりますので船体の方は前回修正しました。

真鍮線で蒸気捨管を再現

大淀の煙突と同じ作業です。
こちらは長さを確認してすでにカットしてあります。

ラッタルはすこし上の方に設置。

とりあえず、煙突はこの状態で放置。
次は艦橋の製作に移ります。

仮組みして修正箇所の確認。

窓枠のある羅針盤艦橋?部分が完全にプラの塊状態なので多くの箇所が作り直しになりそう…

大淀の艦橋と並べてみる。

やはり設計が似ていますね。

まず、船体と一体成型になってる部分をディテールアップ。
艦橋前の機銃ブルワークは一段下がっているためパーツを加工して平面に直します。

2段ほど製作。

かなりの部分をプラ板で作り直しました。

艦橋後ろ

大分資料と違っていたので全面改修。
この後、内部に双眼鏡や各指揮装置などを設置してさらに仕上げます。

いきなりほぼ完成

大型遮風装置の製作は説明が分かり辛かったので少し大変でした。
前部マストは真鍮線で製作。


基本的に海魂のエッチングは使えるものをきっちり使うという感じでの製作になります。
あまり使えないパーツもありますので…


煙突は内部の整流板と蒸気捨管の先端をきっちり作って船体に設置します。


蒸気捨管、良い感じですw

ちらちら写っている航空作業甲板ですが、作ってみたら形状が一部違っていたため修正が必要でした。
次回の阿賀野製作紹介時に修正をご紹介します。

さて、いかがでしたでしょう?
だんだん形になってきていますが、仕事が忙しく少し製作が遅れそうだったりしています。

次回ご紹介予定の青葉の煙突製作ですが、現在青葉は製作休止中となっています。
そのため、かなり短い製作記事になると思いますが、そのかわり大淀の製作記事を速めにUPしようと思っています。
じつは大淀はもう完成してたりしてますので…

では、よろしくお願いします。