かゆみ止めは、効くのにどれぐらいかかるのか?
こんにちは。橋本です。
かゆみ止めの飲み薬。
いわゆる抗ヒスタミン薬、抗アレルギー薬の効果があらわれるまで、数日かかることがあります。
「どれだけかかるのか」は、薬の種類によって違います。
種類というのは、抗ヒスタミン薬でいうと、「第一世代」と「第二世代」に大きくわかれます。
第一世代の抗ヒスタミン薬は、効果が出はじめるのに30分ぐらい。
わりと早いですよね。
それに対して、第二世代の抗ヒスタミン薬は、効果が出はじめるのに5~7日。ピークに達するには、4週間ほど。
かなり時間がかかります。
つまり、薬の種類によって、効果が判断できるタイミングが大きく違います。
ですから、効果がないからといって、すぐに飲むのをやめるのはよくないんですね。
まだ効きはじめる前に、服用をストップしてしまうわけですから。
それでは、薬の効果として、正しい判断ができるはずがありません。
1日1回、1日2回など。
指定どおりの服用回数を守るのも、薬の効果をきちんと出すには大切なことです。
決められた飲みかたで、まずは1か月飲み続けてみる。それから、薬の効果があるか、ないかを、冷静に判定する。
それが、第二世代抗ヒスタミン薬の正しい使いかたです。
かゆみ止めの内服薬には、たくさんの種類があります。
それぞれ、効果に個人差があるのも、確かです。
かゆみ止めの効果を自己判断せずに、決められた回数、決められた期間で飲んでみる。
それから、かゆみ止めの薬を
・ 継続するのか
・ ストップするのか
・ ほかの薬に変えてみるのか
お医者さんとよく相談して決めてくださいね。