NHK杯 公式練習ニュース(午前公式動画) 浅田選手と羽生選手の演技構成の話題 | 氷の世界

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  殆どテレビの観戦ですが、
長いこと見続けてきた
フィギュアスケートの話題を中心に
きままに独り言をまとめます。
ときどき、好きな本や演劇、
演奏会の話題も。

(^^♪追記します。続々と画像などが配信されています。お借りします。♪

☆彡サンケイ新聞フォトに画像が追記されていました。

公式練習 
真央ちゃん やっぱり美しい!!(まとめた画像の大きいバージョン)
浅田選手17


浅田選手2


浅田選手4


☆彡動画お借りしました。

(長野放送の公式練習動画です。真央ちゃんの転倒シーンがきちんと入っています。その後の佐藤コーチと調整シーンも入っているので修正できそうかなって思います。)
151126 信州のニュース

26日、長野ローカルニュース。公式練習の様子です。 


151126 信州のニュース 投稿者 yohoho29
ショートURLは http://dai.ly/x3fm1n6

⛸さとちゃん
宮原選手3


⛸無良君
無良選手


⛸刑事君
田中選手


⛸未来ちゃん
長洲選手


⛸阿修羅に見える羽生君
羽生選手8


羽生選手7


⛸リンク全景
7リンク全景


⛸キスクラ ドーモ君やうさじいも見えますね。



ポゴリラヤ選手 公式練習から

Утро доброе✌🏻️ #NHK15 #Ladies #practice #Погорилая #JPNagano15

ФФККРさん(@ruskating)が投稿した写真 -




⛸ロシアスケ連のN杯出場女子のプロモ 高いクオリティーになっています。画像上でクリックしてくださいね。


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 女子の公式練習がこのブログを書いているうちに終了するので、またニュース記事が配信されるかもしれません。

⛸午前公式練習から⛸
浅田選手まとめ1


浅田選手まとめ2


 羽生君の午後のショートの公式練習の様子が記事となって伝えられました。新しい構成を曲かけで全て決めたそうです。少しずつ体が動いてきたのでしょうね。ただしその後の練習で壁に激突しそうになったとか。怪我しないようにと願います。

 真央ちゃんと羽生君の演技構成についての記事がありましたので、ご紹介します。真央ちゃんの記事はあっこさんのコメントなのですがタイトルが「鈴木明子の眼」なんですね。確か読売新聞には「荒川静香の眼」というコーナーがあったと思います。テクニカル・コーラーの岡崎さんのコーナーも「岡崎真の眼」でした。「本田武史の眼」というのも読んだ記憶があります。
 ~の眼というタイトルが定番なんでしょうか?右京さんではないけれど、細かいことが気になってしまいました。( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \。

 美輪さんのnumber記事の一部がウェブサイトに配信されていましたので、お借りしました。美輪さんの語った「どこを切り取っても美しいポジション」という言葉はまるっきり自分がコラージュを作る際に感じてブログにも書いた言葉と同じでした。

 改めて、「美しさ」は武器だと思います。ただ、その魅せ方が浅田選手は以前は巧くなかった、ジャッジ・アピールも。

 これからの、真央ちゃんの演技には意識しなくても「美しさ」が醸し出されるような気がしました。ユキナはんがコメントしていたように、エッジの乗り方が巧みになったので労せずスピードも出せるので、ジャッジが「技術のみに固執するアサダ」という固定観念を忘れさせるような
滑りだと感じさせられるから。

 中国杯のフリーのようなミスが続いてしまうと、その評価は一気に下がってしまうかもしれませんが、観客目線からはそんな演技が愛おしいとも思ってしまうのです。

 続報を待ちたいと思います。

サンケイスポーツに宮原選手と万莉子選手の画像が追加されていました。文章の記事はなかったけれど少しだけほっとしました。

さとちゃんと勝手に呼んでいる宮原選手。
宮原選手2


万莉子様と私は勝ってに呼んでいる木原選手。
木原選手


木原選手2



 無良くんと刑事君はどうなんだろう?

みんな、怪我(´;ω;`)ウゥゥなく事故なく頑張って!!

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✐公式練習から✐

競技予定 種目
11/26(木) 07:40- 08:40 アイスダンスSD/FD Practice [30'*2G]
11/26(木) 08:50- 09:50 ペアSP/FS Practice [30'*2G]
11/26(木) 10:00- 11:20 男子SP/FS Practice [40'*2G]
11/26(木) 11:30- 12:40 女子SP/FS Practice [35'*2G]
11/26(木) 12:50- 13:50 アイスダンスSD/FD Practice [30'*2G]
11/26(木) 14:00- 15:00 ペアSP/FS Practice [30'*2G]
11/26(木) 15:10- 16:30 男子SP/FS Practice [40'*2G]
11/26(木) 16:40- 17:50 女子SP/FS Practice [35'*2G]

⛸午後 ショート公式練習⛸

羽生、壁に激突しヒヤリ フィギュアNHK杯公式練習で 4回転2本のSP披露
デイリースポーツ 11月26日(木)16時39分配信

羽生選手5


羽生選手4
練習でフリーの演技を披露する羽生結弦=長野ビッグハット(撮影・開出牧)

 フィギュアスケートGPシリーズ最終戦となるNHK杯(27日開幕・長野ビッグハット)の公式練習が26日、行われ、3位以内で12月のGPファイナル(バルセロナ)進出が決まる羽生結弦(20)=ANA=は、午後にはショートプログラム(SP)の練習を行った。SPでは自身初の4回転ジャンプを2本入れた構成を披露したが、壁に激突して転倒し、周囲をヒヤリとさせる場面もあった。

 冒頭に4回転サルコーを跳び、その後は4回転トーループ-3回転トーループの連続ジャンプ。基礎点が1・1倍される後半にはトリプルアクセルを跳ぶ高難度プログラム。曲をかけた練習では、すべてのジャンプを完璧に成功させ、最高のデモンストレーションとなった。

 ただ、その後、低い態勢で滑っている時に勢い余って壁に激突し、激しく転倒する場面も。周囲をヒヤリとさせたが、本人は苦笑いを浮かべつつ、再び練習を再開していた。

引用先は
http://www.daily.co.jp/newsflash/general/2015/11/26/0008598368.shtml


⛸午前中 公式練習⛸ 

1126 公式練習/ 羽生、浅田選手

1126 公式練習/ 羽生、浅田選手 投稿者 hana02015
ショートURLは http://dai.ly/x3fll5l

…曲かけで3A軽やかに跳んでいますね。コンポは3-2。3-3とLzは力まなければいいけれどね。そこだけ、心配です。

NHK杯 浅田・羽生が練習

27日から長野市でフィギュアスケートのNHK杯が始まるのを前に、会場のビッグハットで浅田真央選手や羽生結弦選手など男女のトップ選手たちが公式練習に臨みました。

フィギュアスケートのNHK杯は27日から6年ぶりに長野市で行われます。
大会を直前に控え、26日は1年半の休養から復帰した女子シングルの浅田真央選手や、ソチオリンピック金メダリストで男子シングルの羽生結弦選手などトップ選手たちが会場のビッグハットで、公式練習に臨みました。

このうち、午前中の練習では浅田選手が、ショートプログラムで使うジャズの名曲「素敵なあなた」にあわせて得意のジャンプを繰り返すなど集中した表情で調整を重ねていました。
また、羽生選手は平安時代の陰陽師、安倍晴明を描いた映画の曲に合わせて練習を行い冒頭の4回転ジャンプの出来を確認したあと雅楽を取り入れた和風の曲調に合わせてステップやスピンを繰り返していました。

フィギュアスケートのNHK杯は27日から今月29日まで3日間の日程で行われ、初日の27日は男女ともシングルのショートプログラムなどが行われます。
11月26日 14時25分

引用先は
http://www3.nhk.or.jp/lnews/nagano/1013781341.html

⛸動画お借りしました。

1126 初出場から9年、明日からn杯

×3のみでファンのインタビューはカットしています。


1126 初出場から9年、明日からn杯 投稿者 hana02015
ショートURLは http://dai.ly/x3fjh2i


Kiss&Cry World (キスアンドクライワールド)さん
https://www.facebook.com/KissCry-World-%E3%82%AD%E3%82%B9%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%89%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%89-605938999440152/

【 ISU GPシリーズ 第6戦 NHK杯 】

浅田選手N杯初出場
真央ちゃん、初出場で優勝しましたね!!

2015-16シーズンのGPシリーズが始まって、早くも1ヶ月が過ぎました。
宇野昌磨選手のシニアGPデビュー戦2位を飾ったスケートアメリカ。
羽生結弦選手とパトリック・チャン選手が熱いトップ争いを繰り広げたスケートカナダ。
復帰戦優勝の浅田真央選手と本郷理華選手のダブル表彰台となったカップオブチャイナ。
平和の下にスポーツイベントが存在出来るということを再認識することとなったエリックボンパール杯。

スケート大国ロシアが続いていくことを確信したロステレコムカップ。
今年も様々なことがあったGPシリーズ、その最終戦を飾るのは御存じの通りNHK杯です。
第37回大会となる今回は、長野県長野市にあるビッグハットで開催されます。
NHK杯。正式には『NHK杯国際フィギュアスケート競技大会』という名称で、日本スケート連盟の創立50周年記念して始まった大会です。

過去10大会で日本人選手が、男子シングルは9回、女子シングルは7回優勝していて、地元開催での強さが表れています。

男子シングルでは、スケートカナダ2位の羽生結弦選手に注目が集まります。カナダ大会では、昨シーズンからのショート ショパン「バラード1番」でまさかのジャンプミス、本来の戦い方が出来きず悔しい内容となっただけに、日本のファンの声援を力に変えて観客を『羽生ワールド』に引き込めるかが優勝へのカギです。

日本からは無良崇人選手と田中刑事選手も出場します。スケートアメリカ10位という、不本意な結果に終えた無良選手ですが、昨年はこの大会で 3位になっています。
また、中国の新星ボーヤン・ジン選手は、カップオブチャイナで4ルッツ+3トウのコンビネーションを決め、4回転ジャンプの新たな扉を開きました。

11月23日付でエリックボンパール杯の順位が、ショートのポイントによるものと確定したため、マキシム・コフトゥン選手は羽生、ジン両選手 と共にGPポイント13点で並んでいます。

女子シングルでは、カップオブチャイナ優勝の浅田真央選手の2連勝が期待されます。ショートで大きくリードしたものの、フリーは演技を全うし切れず、2位の本郷理華選手に1.72点差にまで迫られました。完全復活でシーズンにいい流れを作りたいところです。スケートアメリカ3位の宮原知子選手 は、ファイナル進出に向けて9ポイント、つまり4位以上が絶対的条件です。

木原万莉子選手は、今大会がシニアGPデビュー戦です。アシュリー・ワグナー選手は、スケートカナダでショート、フリーともにパーソナルベス トを更新。調子の良さが伺えます。アンナ・ポゴリラヤ選手やコートニー・ヒックス選手も上位に食い込んでくる実力を持っているだけに、表彰台 争いが激しくなるのは間違いなさそうです。

ペアは、タチアナ・ボロソジャル&マキシム・トランコフ組が欠場したため、ミーガン・デュハメル&エリック・ラドフォード組に優勝のチャンスが大きく巡ってきました。
アイスダンスは、マイア・シブタニ&アレックス・シブタニ組やマディソン・ハベル&ザッカリー・ドノヒュー組ら実績のあるカップルに平井絵巳&マリオン・デラアソンシオン組と村元哉中&クリス・リード組の日本勢がどこまで食い込めるかが注目です。

このNHK杯が終わると、年末年始に向けて各国で世界選手権などチャンピオンシップスへの出場選手を決める国内選手権が待っています。ファイナル進出が決まる選手も決まらない選手も、良い形で大会を終えたいことでしょう。

今シーズンを笑顔で終えることのできる選手はいったい誰なのか。今シーズンの行方を占うことになるかもしれない、NHK杯。ぜひ、その目でお確かめください。

… … …

☆彡演技構成について

鈴木明子が見た浅田真央の復帰「想定外だったSP構成」
2015年11月26日16時01分

フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ最終戦のNHK杯が、27日から長野市で始まる。復帰初戦の中国杯を優勝で飾った浅田真央(中京大)にとって、GPファイナル(スペイン・バルセロナ)進出をかけた大事な一戦になる。見どころや復帰後の浅田の印象を、2010年バンクーバー、14年ソチ五輪代表の鈴木明子さんに聞いた。

     ◇

鈴木明子の目

 浅田選手が戻ってきました。

 中国杯でのショートプログラム(SP)の構成に彼女の意欲を見ました。フリーはちょっとミスが続きましたが、とにかくトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)が素晴らしかった。全体的に、いい意味で肩の力が抜けていて、リフレッシュしたことがスケートに生きています。

想定外だったのはSPでトリプルアクセル、3回転フリップ―3回転ループのコンビネーションジャンプ、その後に3回転ルッツも入れてきたことです。ルッツのエッジ矯正に取り組んで、手応えを感じているからこそです。まだエラーはついていますが、単純に長年の癖は本番ではパッと出やすい。練習ではかなりいい状態になっているのでしょう。

 彼女は復帰会見で「最低限ソチのレベルまで戻す」と言いました。競技へ戻ってくるだけじゃない。ソチ五輪のレベル以上にならないと、自分が戻る意味がない。もっともっと上を目指したいからこそ、自分の求めているスケートがあるからこそ、競技の舞台に戻ってきたのです。スケートだけなら、ショーでもできますから。根っからのアスリートだと、思いました。

 次はNHK杯です。練習もすごく充実している様子が、たわいもない連絡からも受け取れます。調子の波はあるかもしれませんが、彼女自身がモチベーションを持ってやる限りは、どんどん楽しみな演技になります。特にフリーの「蝶々夫人」。最初の表情から、「ああ、このプログラムに本当に入り込んでいるな」と伝わってきます。今までの浅田選手とはまた違う、にじみ出る情感を感じて下さい。

引用先は
http://www.asahi.com/articles/ASHCS5WC2HCSOIPE02F.html



羽生結弦 NHK杯で4回転2度の構成
毎日新聞 11月26日(木)10時26分配信


 フィギュアスケート男子でソチ五輪金メダルの羽生結弦(20)=ANA=が27日に長野市・ビッグハットで開幕するNHK杯のショートプログラム(SP)で4回転ジャンプを2度組み込む構成に挑むことが25日、分かった。SPで2度の4回転ジャンプは羽生にとって自己最高難度。完璧な演技ができれば、自身が持つ101.45点の世界最高得点の更新も可能だ。


 羽生の今季のSPは昨季に続き、ショパン作曲のピアノ曲「バラード第1番」。羽生は今季、基礎点が1.1倍になる演技後半に4回転トーループを跳んでいたが、グランプリ(GP)シリーズ初戦のスケートカナダ後にさらに構成の難度を上げることを決めた。構成は4回転サルコウ、4-3回転トーループの連続ジャンプ、トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)となる予定。

 今回のNHK杯出場選手では、昨季世界ジュニア選手権2位で今季の中国杯で2位に入った18歳の金博洋(中国)と、昨季欧州選手権2位の20歳、マキシム・コフトゥン(ロシア)が4回転ジャンプを2度跳ぶ構成で臨む予定。羽生はNHK杯で3位以内に入れば自力でのGPファイナル(12月10日開幕、スペイン・バルセロナ)進出が決まる。男子SPは11月27日、フリーは28日に行われる。【福田智沙】

引用先は
http://rdsig.yahoo.co.jp/media/news/ls/m/RV=1/RU=aHR0cDovL2hlYWRsaW5lcy55YWhvby5jby5qcC9obD9hPTIwMTUxMTI2LTAwMDAwMDE0LW1haS1zcG8-;_ylt=A2RhZNDgsFZWBi4AsReDN_17

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☆彡真央ちゃんの魅力

美輪明宏が語る浅田真央の魅力。
「国民的スター」の条件とは?


text by Number編集部 Sports Graphic Number photograph by Yoshinori Mido

 まるで、『オーラの泉』。煌びやかなシャンデリアの下、豪奢なソファに座る姿勢はピンと伸び、太く伸びやかな声は、優しくこちらの耳に届く。御年80歳の現在も、若かりし頃と同じく2オクターブ半の音域を保っているというのも納得だ。

 Number890号の取材で浅田真央選手の魅力について語る美輪明宏さんは、テレビや舞台で見る姿と同じく、圧倒的な存在感を放っていた。17歳で歌手デビューして以来、映画界や演劇界、文壇からスポーツ界まで、数々の著名人と交流を深めてきた方だから「私は比較することができるのです」と語る。

 では、著名人の中でも「国民的スター」となるための条件は。この質問への答えとして美輪さんが挙げたのが、「人間性」だった。

人間としての基本ができている。

「長嶋茂雄さんも王貞治さんも、国民的な人気となりましたけど、2人とも礼儀作法や言葉遣い、たしなみがきれいで、奥ゆかしさがあります。人格者で義理堅い。高倉健さんもそうですね。人間としての基本ができているから、老若男女から愛される。真央ちゃんもそうです。

 真央ちゃんが注目を集め始めた'05年頃、日本には同時多発的に素晴らしいアスリートが現れました。野球の斎藤佑樹さん、ゴルフの石川遼さん、体操の内村航平さん。彼らに共通しているのが、言葉遣いや礼儀作法がきちんとしていて、日本語が綺麗。親孝行で、周りの選手たちと和気藹々としていて、対戦相手の悪口は決して口にしない。場合によっては、尊敬さえしている。

 その中で、女性アスリートのトップを切ったのが真央ちゃんだったと思います。お雛様のような顔立ちで、大和撫子としての恥じらいや節度ある態度に、国民の誰もが惹きつけられました」

 次々と現れたトップアスリートの中で、特に美輪さんの心を掴んだのが、内村航平選手と浅田真央選手だった。2人に共通しているのが、自身の演技への「美意識」だと言う。

「内村さんは、どんな舞台でも勝ち負けではなく、『美しい体操を目指します』と口にします。そんな選手、今まで一人もいなかった。『着地に失敗しないぞ』とか、『メダルを取るぞ』と考えるのではなく、初めから終わりまで美しく演じることで、演技を芸術にまで高めようとする姿勢に、私は唸ったのです。だから私は『内村さんのお嫁に行くことを、閣議で決めました』とメディアにお伝えしました(笑)」

どの瞬間をストップモーションにしても、絵になる。

「『美しく』という意識は、真央ちゃんも同じなのでしょう。だからこそ、2人の演技はどの瞬間をストップモーションにしても、絵になっている。これは、地唄舞の世界で『動く錦絵』と言われた武原はんさんとも共通していますね。あの方も、いついかなる瞬間にシャッターを切っても、絵になっていましたから。

 特に、ソチ五輪のフリーでの真央ちゃんは、完璧に演技に入り込んでいたように見えました。残念ながらショートプログラムでは『しっかりやらなきゃ』とか、『失敗しないように』とか、余計なことが頭をよぎったのでしょうけど、フリーでは心から演技を楽しんでいた。自分が演技に入り込んで、楽しめているからこそ、観客を『私の世界にどうぞ』と案内することができるし、実際に観衆は惹きこまれたのです」

「緊張」とは「余裕」である。

 五輪の本番ともなれば、想像を絶するプレッシャーがのしかかるはず。どんなトップアスリートでも、緊張したり、結果を気にしてしまうのは自然なことのように思える。ところが美輪さんの理論によると、「緊張」とは「余裕」である。

「私もよく、舞台で若い俳優さんや女優さんから『緊張して、あがります』と相談されることがあります。そんなとき私は『あなた、随分余裕があるのね』と言うのです。人間は、余裕があると余計なことを考えてしまう。だから、緊張する」

 ならば、役者やアスリートはどうすれば緊張を克服することができるのか。なぜ浅田選手はソチ五輪のフリーで重圧をはねのけ、観衆を魅了することができたのか。美輪さんの話は熱を帯び、インタビューは予定していた時間を大幅に超え、1時間半に及んだ。取材を終え、玄関先まで我々を見送っていただいた際には、「ごきげんよう。さようなら」。

 戦前・戦中・戦後の時代を生きてきた美輪さんだからこそ語れる「浅田真央論」。そのエンディングは、まるで『花子とアン』のようだった。

その言葉は尽きることを知らないようだった。なぜこれほどに浅田選手は人々を惹きつけるのか、そして彼女がいかに美しいか、美輪さんが愛情を込めて語ったインタビュー「浅田真央と、戦後日本の美」全文は、Number890号でぜひお読みください。

引用先は
http://number.bunshun.jp/articles/-/824600

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