原稿完成! 22枚を送信しました | 読書と、現代詩・小説創作、物語と猫を愛する人たちへ送る部屋

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小説や詩の創作、猫また大学通信を書いています。Twitterは、atlan(筆名:竹之内稔)@atlan83837218 放送大学在学中。「第8回新しい詩の声」優秀賞を受賞。
 京都芸術大学の通信洋画&文芸コース卒業/慶應義塾大学通信卒業/東洋大通信卒業/放送大大学院の修士全科生修了。

この5月から、新規に受講する岡英里奈さんの小説教室。

初回原稿を、昨日の深夜12時に完成した22枚を、事務局へ送信しました。

時間が書いてなかったので、勝手に深夜12時までと判断したのですが、本当は18時とかだったのでしょうかね。

でも、18時では、まだ8枚ほどだったので、今回はご容赦くださいませ。

 

で、書いていた感想は、すごく大変だったけれど、すごく楽しかった。

こんなに楽しく描けたのは、久しぶり。

いつもちょっぴり愉しくても、あとは苦しんでばかり。

今回も書き出すまでは2週間ほどは迷いに迷っていたから、苦しかった。

けど、書き始めたら、比較的楽しさが圧倒的に多かった。

 

もう19時30分時点で、やっと10枚だったので、後の展開を当初の30枚予定から、

もっと少ないもの20枚程度に切り詰める作業・構想変更をしながらの書き進めだった。

だから、作業的には決して楽々でも、楽しさばかりではなかったけれどね。

 

もう1日あれば、なんとか30枚に達したかもしれないけど、逆に40枚とかになったり、資料が必要になったりで、

完成はうまくいかなかったかもしれない。

 

今回は、いつもの自分の書き方、「意図してなくてもストーリー展開優先の書き方」ではなくて、

自分がプロ作家、小川洋子さんなどから学び取ったと信じている書き方に努めました。

それは、人物たちの属する環境やコミュニティからの言動であり、それらは文中には仄かにしか垣間見えなくて、

読み手の頭の中で徐々に形作られるゲシュタルト感覚で書く、という意図のものでした。

 

なんだか、こう書くと、いかにもキワモノ的で怪しげな自己満足、中2病的な言い草に聞こえるでしょうが、

すごく言語化できない書き方なんですよ。

そこには、他にも明確に因果プロット関係が働いているし、伏線を後のために置いていくし、前の伏線を回収するし、複雑な集合感覚です。

言葉のモザイクで組み立てた、非常に精緻な立体物みたいな、ものです。

 

たぶん、結果だけ見たら、「これはこういうストーリーで」としか見えないと思います。

 

詩の書き方のように、まだ完全に自分のものになっていないので、

すぐ雲散霧散してしまいそうで、怖いです。

当初の予定では、この教室で書いた原稿を、さらに50枚に書き直し伸長して、5/31締切の内田百閒文学賞に応募するつもりでした。

その予定に揺るぎは全くないのですが、当初の30枚ではなく、無理やりまとめた、促成の結論での22枚になってしまったので、

おそらく結論もストーリー展開も大幅にリニューアルして、応募規定の岡山県テイストをもっと色濃くして、あと27日のうちに完成できると思います。

今回で実証されたので、その自信はあります。笑

できれば、入賞したいです。

 

 

 

こうした過去の入選作品集を、この内田百閒のものはすでに去年だかに読んだことがあります。

通例、一番の最新版を手に入れて読むことにしていますが、今回はあえて手にれず読まないつもりです。

というのも、今回、僕が目指すべきは、ここの入選ではなくて、プロ作品のレベルですから、

選考委員の小川洋子さんに読んでもらうのが目標なので、読むとかえって、その決意が変揺らぎそうですからね。笑

 

さて、このGWですが、どこにも行かず、執筆予定ですが、

(5/6は、兵庫県現代詩協会の総会と親睦会です)

⑴マーサさん教室に出す、課題詩1篇(もう下書きは途中まで書いています)は、書き上げるつもりです。

 (できれば、5月分の、「現代詩手帖」と「ユリイカ」の投稿する詩作品、最低1篇ずつも)

 

⑵これも1篇は仮に書き上げた、「清流の国ぎふ ショートショート文芸賞」向け原稿の、もう1篇と合わせた2篇の完成。

 

これを最低クリア条件に考えていますが、十分可能だと思います。

 

⑶できれば、この今回の書き方の習熟練習に、坊っちゃん文学賞10枚の構想をまとめる作業をしたいなあ、と考えています。

 

で、これは絶対、無理でしょうが、実は内田百閒文学賞の構想を練るときに、構想も立ててしまった、

⑷9/30締切の大御所・文學界新人賞150枚に少しでも取り掛かりたいと思っています。

 

今年の、大人向け小説をちゃんと書くぞ、の目標は、一連の5大文芸誌へ応募することを意味しています。

内田百閒文学賞は、単なる地方文芸賞にすぎませんから、

この中央の、文學界新人賞への応募が、本命の、1丁目1番地になります。

 

文學界新人賞はできれば、6月中に、ずれ込んでも7月までに書き上げないと、どんどん次があります。

群像文学新人賞10/15締切とか。

 

8月には、第2詩集用の詩の選別もしないといけませんし、そう暇はありません。

もちろん、合間に、詩の賞、詩と思想新人賞とか、伊東静雄賞とか、今まで1次突破したものや佳作だったものも、1ランク上を目指して応募したいですから。

 

頑張ります。