相変わらず、落ち続ける「現代詩手帖」。仔猫のもんちゃんといる時間 | 読書と、現代詩・小説創作、物語と猫を愛する人たちへ送る部屋

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小説や詩の創作、猫また大学通信を書いています。Twitterは、atlan(筆名:竹之内稔)@atlan83837218 放送大学在学中。「第8回新しい詩の声」優秀賞を受賞。
 京都芸術大学の通信洋画&文芸コース卒業/慶應義塾大学通信卒業/東洋大通信卒業/放送大大学院の修士全科生修了。

相変わらず『現代詩手帖』の投稿コーナーには、落ち続けています。
もう何十連敗でしょう。
最近は一度に、2作品を送るから、そのうち100の大台は、突破しそうに思います。

こうなると、
一度ぐらい載せないと気が済まない。笑

きっと、先が読める展開で、新鮮さが欠けてるんだと理解しています。
逆に言うと、まだ自分のために書いていて、読み手ファーストになっていないのか、とも反省します。

挑戦して、自分の表現を変えていくしかない。

それと、全然違うけど、関連する話を書きます。


仔猫のもんちゃんに、出勤直前に、朝ご飯をあげようといつものようにバタバタしてました。
出勤3分前、やっと冷ました離乳食を与えました。
(スナック菓子のよくな乾燥食をお湯でふやかして、猫用粉ミルクをまぶして溶かし込みます)

いつものようにゲージまで運んで食べる、はずが、途中で辞めて、こっちへ来ます。
ちょこんと座って、僕を見上げます。
ーーどうしたの?
もんちゃんのアーモンド型の眼が「行くんだ、行くんじやろう、ぼくを置いて行くのか?」と言っています。

そのとき、なぜか。
ユーミンの「やさしさに包まれて」が頭の中で流れだします。♪
『魔女の宅急便』の主題歌ですね。

もんちゃんは、このまま放っておくと、脚元まで来て、また猫タッチや両腕の猫タックルされそうです。
ーーまずい!
動けなくなる前に、僕は慌てて、逃げ出しました。

「小さな頃は 神さまがいて
(略)

カーテンを開いて 静かな木洩れ陽の

やさしさに包まれたなら きっと

目にうつる全てのことは メッセージ」


ああ、もんちゃんたちの時間、木洩れ陽の時間。

俳句を作り、季題を感じるってのは、このもんちゃんたちの〈木洩れ陽の時間〉に包まれることなんだな、と、

しみじみと感じました。


話を、詩のことに戻します。

もう自分の中に、完全に季節や自然を、人中心ではない時間を受信するアンテナが立ってしまいました。

これが徐々に、自分の詩の感覚にも染み込んできているので、

自分の感情中心の抒情詩でなくて、叙景歌的な要素でしょうか、

そう短歌・和歌的な要素も混入してきています。


たぶん、そこから新しい表現も生まれてくるんだろうな、と思う近頃です。