講談社児童文学新人賞向け原稿は、ほとんど進みませんでした。
その分、設定で考え切れてなかったところをしっかりと考案しました。
例のごとく、ファンタジー世界なので、現実とは異なる異界が出て来ます。
でも、何の脈絡も無しに現実と交錯させれません。
しちゃうと、たぶんライトノベル的になっちゃうので。
児童文学作品と、優れたライトノベル作品とは、非常に親和性が高く、ほぼ近似値になるのでは、と僕は思っております。
逆に言えば、優れていない児童文学作品と、深みの無いダメダメなライトノベル作品とイコールである訳で、
いつと苦慮しています。
児童文学作品は、何がしか、「生きることに関するものの真実(文学性)」を含んであるべきだと、
僕は勝手に定義しています。
架空世界を構築する際にも、
そこに現実の反映(=メタファー?)そのための仕掛けが必要だと思って、
出来うる限り、そうあろうと努力しています。
そこが曖昧だったり、
適当だったりすると、
入選どころか、作品の成立も嘘っぽくなってしまいます。
昨日、今朝はなんとか、そこをクリアできる設定を考え出せました。
見通し的には明るいです。
あとは、これをどうストーリーに落とし込むか、ですね。
頑張ります。