中休み、優れた設定のために | 読書と、現代詩・小説創作、物語と猫を愛する人たちへ送る部屋

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小説や詩の創作、猫また大学通信を書いています。Twitterは、atlan(筆名:竹之内稔)@atlan83837218 放送大学在学中。「第8回新しい詩の声」優秀賞を受賞。
 京都芸術大学の通信洋画&文芸コース卒業/慶應義塾大学通信卒業/東洋大通信卒業/放送大大学院の修士全科生修了。

昨日は、仕事で事件があって、帰宅は22時過ぎ。
講談社児童文学新人賞向け原稿は、ほとんど進みませんでした。
 
その分、設定で考え切れてなかったところをしっかりと考案しました。
例のごとく、ファンタジー世界なので、現実とは異なる異界が出て来ます。

でも、何の脈絡も無しに現実と交錯させれません。
しちゃうと、たぶんライトノベル的になっちゃうので。

児童文学作品と、優れたライトノベル作品とは、非常に親和性が高く、ほぼ近似値になるのでは、と僕は思っております。

逆に言えば、優れていない児童文学作品と、深みの無いダメダメなライトノベル作品とイコールである訳で、
いつと苦慮しています。

児童文学作品は、何がしか、「生きることに関するものの真実(文学性)」を含んであるべきだと、
僕は勝手に定義しています。

架空世界を構築する際にも、
そこに現実の反映(=メタファー?)そのための仕掛けが必要だと思って、
出来うる限り、そうあろうと努力しています。

そこが曖昧だったり、
適当だったりすると、
入選どころか、作品の成立も嘘っぽくなってしまいます。

昨日、今朝はなんとか、そこをクリアできる設定を考え出せました。
見通し的には明るいです。
あとは、これをどうストーリーに落とし込むか、ですね。

頑張ります。