ニース名物「socca」を食べてみた | 野村眞里子のブログ <オラ・デル・テ>

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昨日(3月29日)のランチは、前から気になっていた「socca」を食べてみた。ニースの郷土料理のひとつで、ひよこ豆の粉をクレープ状に焼いたものだ。


ホテルの近くのコインランドリーで、ジーパン、パジャマなどの厚手のものを洗っている間、いつも行列ができているsoccaの店に行くことにした。


ちなみに、数日前洗濯している間にケバブを食べた店の隣の店だ。


長い行列の一番後ろに並ぶ。並んでいる間に前後の人と会話。




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「あなたが最後かしら?」と私の後ろに付いたおばあさん。
「そうですよ」と私。
「この行列時間かかるの?」
「私も初めてなんでよくわかりませんけど、すぐ順番が来ると思います。」
「そうよ。ここは早いのよ」と私の前のおばさん。この後おばあさんとおばさんの会話が続く。
「ねえ、soccaだけの人もここに並ぶの?」
「そうなの。私もsoccaだけ。」
「ところで、あのおいしそうな唐揚げは何?」と、おばあさんがショーウィンドーの中の小皿に乗ったものを指さす。
「よくわからないけど、魚じゃないかしら」とおばさん。


そんな話をしているうちに順番が来て、私も小皿に乗った「acram」または「acrab」と書かれたものを注文してみた。(笑)


(スペインのタパスみたい。)


私の小皿は店の中で手から手へと移動し、soccaのフライパンの近くに置かれた。


お店をぐるりと回っていた行列が少しずつ進み、ようやくsoccaのフライパンの前に立つ。




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「soccaひとつ! あと、料理も頼んだんだけど……。そこのテラスで食べたいの。」
「OK」と、soccaの係のお姉さんが微笑む。


そして、これがsoccaと唐揚げ!




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お好み焼きのような、チジミのような食感のsocca。しかも香ばしくておいしい。みなさまもニース滞在の折には、ぜひ召し上がってみてください!