昨晩から、日和山山麓ならではの冬を告げる音が聞こえてます。
それもそのはず、もう10月も終盤、気が付けば2016年もあと2ヵ月程になってしまいました。
今年は、あっ・・という間に秋が終わり、もう少しすると、本格的な冬を感じさせてくれることでしょう・・・
朝晩が寒くなって、ヒナもふとんの中で寝るようになりました。
これはこれで、我家の風物詩・・、冬は冬で楽しみが待ってます♪
ココ、日和山山麓に越してきてから、より季節を体感できるようになりました。
これは、ヒトにとって、とて喜ばしい事だと思います。
本日は、ストーブをスタンバイ&点火。
すぐに暖かくなりましたよ~♪
お名前刺繍無料サービスのお知らせです。
背守りTee を お買い上げいただいたお客さま を対象に、お名前刺繍を無料でさせていただきます。
もちろん、オーダーやWeb Shopからのご注文でもOKです。
*Web Shop からのご注文の場合、備考欄に下記をご記入下さい。
・刺繍する場所(左袖・右袖など)
・お名前(英字・ひらがな・カタカナ)
・糸の色(赤、紺など具体的に)
出産祝い だけでなく、七五三 や クリスマス の 特別なプレゼント にいかがでしょうか。
皆さまからのご用命をお待ちしております♪
背守りは、古くから日本に伝わる風習で、子供の幸せや無事を願って背中に縫い付けられた、おしるしのこと。
昔は、流行の病や不慮の事故で真っ先に犠牲になったのは、7歳までの弱く幼い子供達でした。
そのあらがいようのない運命を目の前にした親たちは「それではあまりにも無防備だ」と考え、少しでも災いから遠ざけようと、子供の着物の背中に縫い目を入れて願掛けをしました。
なぜ、背中に縫い目を入れることが願掛けになるのでしょう・・・
これは、
『人の手によって施された縫い目には災いを遠ざける力がある』 (戦時中の千人針もその一例です)
『邪気・災いは背中から入る』 (風邪のツボ風門の辺り)
という云われがあったことから、「大人の着物は、背中中央の縫い目(合わせ目)が災いを遠ざけてくれるが、子供の着物は、背中に縫い目が無いため災いに遇ってしまうのではないか」と考えたからです。
「無事に育ちますように・・」
「大きな病を患いませんように・・」
「幸せになりますように・・」
などと、願い・想い・祈りを託して着物の背中に縫い付けられた背守りは、先人の知恵から生まれたお守りなのです。
【刺繍は全て手縫いで仕上げてます】
手縫いにこだわるのは、「背守り」誕生の背景に『人の手によって施された縫い目には災いを遠ざける力がある』という云われがあるから。この「背守り」にしろ、戦時中の「千人針」にしろ、この云われありきのものなのです。
そして、刺繍する時のひと工夫・・
Tシャツは伸びる素材、糸は伸びない素材ですので、ただ縫うだけでは、着たり脱いだりする時など、Tシャツが伸縮した際に糸が切れやすくなります。
その為に欠かせない事が手刺繍でしかできない「ひと工夫」です。
その1:先の丸い針を使用して、Tシャツの編み目の隙間に糸を通して刺繍してます。(一般的な尖った針は、生地の繊維を断ち切る可能性が高いのです)
その2:伸縮性のあるバックステッチ・チェーンステッチで刺繍してます。更に、ひと針毎に縫い目を生地ごと引っ張って糸に遊びを作ってます。これは、着たり脱いだりする時など、少し伸びたくらいで糸が切れないようにする為です。
*刺繍直後は少し凸凹になりますが、ひと洗いかけると元通りになりますのでご安心ください。
これらが、当店の刺繍に対するこだわりであり、手仕事でしかできない「ひと工夫」なのです。
最後に、秋を惜しんで・・・
赤トンボと、
女郎蜘蛛
背丈の低い秋の花、和名「たますだれ」
ひなげし
ミニバラ
日和山山麓のASYLUMでお待ちしております~
Mitakuye Oyasin (私に関わるすべてに祝福を!)
(^O^)/~~ see you !
ASYLUM WEB → http://asylum.ocnk.net
日和山背守りFactory
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ASYLUM since 1998