夕刻七時ころ滅多とブログに登場しません我が家のダンナが帰宅。
キッチンで夕飯の用意真っ只中の私を・・・
何故か玄関から呼ぶダンナ
「なに？」
っとかなり不機嫌に行って見ると
スーツ姿の50男が右手にカバン左手にパグ！
パグ？
パグ？
犬のパグ？
慌てて撮ったのでブレブレですが・・・・
何故に会社帰りにパグ？
あまりの驚きに言葉なし。
聞くとうちのすぐ横っちょを一人で歩いていてらしい。
夕刻で帰宅の車も多いので轢かれたら大変と連れ帰ったみたい。
気の利かないダンナにしてはちょっと褒めたろ。
先に結果から言うと飼い主は見つかり帰っていきました。
でもタイトル通りかなり複雑な心境なのです
まずパグさんとってもフレンドリーで人懐っこい子でした
でも見かけた事のない仔。
首輪もないのでウチにある中型犬用をつけて
ひとまずダンナとちょうど学校から帰って来た長男とで
近所をウロウロしてもらうことに・・・・。
探してる人に会えればいいけど・・・・。
ミンちゃんが居なくなった時の嫌なドキドキ感がよみがえる。
飼い主はきっと同じ思いで泣きながら探しているに違いない。
今日も午後からすごい雷が鳴ってたので
もしかしたら首輪ごと抜いて脱走したのかもしれない。
まさか？外飼い？パグなのに？
雷にパニックになって飛び出したのなら
かなりの距離を移動している場合もあるしなぁ。
警察も保健所も今日はもぅ通じないしなぁ。
不安ながら頼りないけど男2人に任せて
塾に行く次男坊のご飯作り再開。
そこうしてるうちに帰ってきた頼りない二人。
長男坊「だいたいわかったけど今は留守や」とのこと。
いやぁ～彼思い起こせば小学校入学から
高校卒業まで勉強できたことないけど
やたら生活の知恵のある奴。
戌年生まれゆえに鼻もきく。
あんまり見た事ない仔なので
今開発中の新しい住宅地の子かもと
聞き込み調査をしたらしい。
４０軒ほどの新しいお家が出来たところをウロウロし
「この子みたことありませんか？」
「犬飼ってる家知りませんか？」っと
数人たまたま家の前にいた人や
まだ工事途中の家の工事のおじさんに聞き
ここかなと言う家を見つけたらしい。
そして確信したらしい。
家の前の門やフェンスのない駐車場横に
ポツンと主のいないサークル。
ピンポンしてみたが留守。
仕方がないので時間を置いて尋ねようとウチの前で
遊ばせているとキョロキョロと駆け足の女性。
もしやと思い声をかけるとパグさんの飼い主さんでした。
無事会えた事は嬉しいことですが
門やフェンスのない駐車場横にサークル。
外飼いのパグさん。
なんかすでにかなり複雑な気分。
少し話してみると３月に保健所から里親になったとのこと。
推定８歳の男の子。
４月に新しい家に引っ越してきたとのこと。
保護犬の里親になったのに外飼い？
またまた複雑。
私も保護犬のボランティアをしている事。
保護犬の里親になった事。
また今保護犬を預かって室内で過ごしている事を
話してパグさんをウチの中に入れてあげて欲しいとお願いしました。
私はただウチの中に入れて欲しいという思いで
自分と保護犬との関わりを話したのですが
なんか勘違いしたのか質問攻め。
「とにかくずっと鳴いてるんですけど鳴かなくなる方法はあります？」
はい？
「躾教室に入れようかと思ったけど高くて・・・・」
はい？
保護犬ならまして８歳くらいなら彼なりの過去の生活があり
でもそれがわからない以上とにかくなんで鳴くのか
原因を考えてあげてほしい。
やっぱりウチの中で側で暮して信頼関係を築き
何が好き。何が嫌。どんなことで鳴く・・・・
気長に寄り添って欲しいと伝えると
「ウチに入れてあげたいけどアッチコッチにおしっこするんです」
はあ？？？？？
あたしってエライ。
ぶん殴るの我慢できました。
その程度ならその程度の気持ちなら里親になるな
家族を一度失ったんや。
新しい環境に戸惑ってんねん・・・しっこして何が悪いねん
ってかすぐ外って気長に教える気もないやんけ・・・・
ワナワナ煮えくり返る気持ちを抑え
マナーバンドって便利なものもあるので
ウチに入れてもらって少しずつトイレトレーニングを
してあげてくださいっと何度も何度もお願いしてお別れしました
とっても良い仔でした
お名前は「ポワレ」くん。
最初は脱走だと思ったので
ミンちゃんのこともあるし・・・人の事は言えないな。
なんて弱気やったけどホンマに腹立つ。
今も気になる・・・明日こっそり覗いてみよう。
保護犬の事を知り
何か自分に出来ないかと
足を突っ込んだワンコボランティアの世界。
２年と少し前足を突っ込んだつもりが
最近胸辺りまで突っ込んでる感じ(笑)
それゆえ泣いたり笑ったり怒ったり・・・・
喜んだり落ち込んだり・・・・・
毎日気分はジェットコースターやわ。
余談ですが・・・・
去年の５月２９日フラリとやってきたのは
大きな大きなミニチュアダックスフンドでした
なんの偶然やねん