長いけどご一読あれ!


沖縄名護市(旧羽地村)の

羽地小学校時代からの同級生

吉弘から(私たちは小学校からの同級生を名前で呼び合う)

彼がプロデュース↓、CDが送られてきた。




あいさつ文にこうあった

(悲しい時、楽しい時、人は歌を口ずさみます。

寂しい時や、悲しくて泣きたい時、音楽に励まされました。

そのような時に思わず口からほとばしり出た 

あの歌、この歌、それらの歌は、

幼少時の遠い想い出と共に、

私の心に残っています。


しかし、近年、懐かしいあの歌を知らない子供たち

歌えない子供たちが増えたように思います。

子供たちへ伝えたい、

ソした未来へ歌い継いでほしい・・・・・略・・・」


中におさめられているのは、

沖縄出身のソプラノ歌手平山留美子さんが

歌う沖縄歌や日本の童謡16曲。


このCDを沖縄の全小学校に2枚プレゼントするとのこと。

多くの学校で活用されますように。


冒頭には、懐かしの

~うさぎ、おいし~かのやま~

故里です。

さっそく、CDをききながら、涙がこぼれました。

沢山の思い出と共に。


この故里、かつて、東京都青少年赤十字教育事業に

関わっていたころ、モンゴルへ

東京の大学生や高校生を団長として引率し、

行ったことがあります。

降るような星空を眺めながら、

モンゴルの生徒や学生に日本語でこの歌を教えました。

10日間の交流後の空港で、

私たちが飛行機に乗る寸前、見送りに来た彼らが、

日本語でこの歌を大きな声で歌いだしたのです。

飛行場内にこだまするように。

私たちは、キャンプで、牧場で過ごした彼らとの思い出が

溢れるように湧き出て、みんな手を取り合って泣いていました。

そして、日本の子供たちとモンゴルの子供たちが

鳴きながら、故里を大合唱しました。


他にも、たくさんの思い出が詰まったCDの童謡です。


さあ、今日は、春日和。

これから、東京都立王子特別支援学校へ

出かけます。

このCDを持参し、沖縄の子守唄

「ていんさぐぬ花)を一緒に歌ってきます。

歌詞は、すでに、大きな紙に、毛筆でしたためてあります。


吉弘の心意気にほだされ、この活動を応援しようと

思います。

時代は変わり、故里を体感できない人も増えています。

日本を離れて、故里を離れて感じることもあります。


時代に即した童謡も沢山生まれています。

でも、でも、民族の心意気が詰まっている歌

大切に歌い継ぎたいですねえ・・

日本の心が息づいていますもの。