コンビニ会計の肝・・廃棄の計算方法についてです。
実は、スーパーバイザーでも分かっていそうでよく分かっていないのがこれです。
税理士や監査担当者でもよく分かっていない人が多いのです。
これが。
本部から毎月来るPL・BS(試算表ですね)だけ見ても、
イメージがつかみにくいのです。
ただ、分かり難いのですが難しくはありません。
日本でもたぶん数人しかいないスーパーバイザー出身の税理士の責務(笑)として、
分かりやすく説明します。
コンビニエンスストアのオーナーさんはもちろん、
実はしっかり分かっておらず、うまく店に説明できないコンビニ本部のSV等関係者、
会計業界の方々、
必見です。要保存版として下さいね(^-^)
【簡単な数字を使って説明します】
商品:原価70円-売価100円。
仕入100個でスタート。
↓
売上90個:9,000円。
廃棄10個
人件費1,000円
の場合。
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計算方法A
売上 9,000円
売上原価 7,000円(売上分70円×90個+廃棄分70円×10個)
売上総利益 2,000円
人件費 1,000円
営業利益 1,000円
とはしません。
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計算方法B
売上 9,000円
売上原価 6,300円(売上分70円×90個)
売上総利益 2,700円
商品廃棄 700円(廃棄分70円×10個)
人件費 1,000円
営業利益 1,000円
とします。
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なぜか?
そうです。ロイヤルティの存在です。
廃棄を引く場所がポイントになります。
なんとなくわかってもらえると思います。
文にすると少し長くなりそうなので次回に回しますね。