出会いは必然。。。
必要な時に必要な出会いがあり、必要な人が現れる。。。
個人的にもう一つ付け加えると、必要な時に必要な本と出会う。。。
モチベーションは必ず落ちてくるモノ。
スタジオも行かず、WSもそんなに参加しないボクにとっては、何かからインスパイアされることでまた火をつけなければならない。燃料補給ともいえる。。。
もちろん、ヨガ仲間と会ってたっぷりヨガ話することでまた燃えてくることも多々ある。
同じくらい、本からインスパイアされ、学ぶことが、ボクは多い。
そんな嬉しい出会いが最近またあった。。。
芸術家・岡本太郎さん
の「今日の芸術
」
岡本太郎さんに関しては、ほとんど予備知識はなかった。
太陽の塔の人、「芸術は爆発だ」の人、トリッキーな人、とにかくアクの強い人。。。
そして少し前にココでも書いたが、オリジナル・ラブが彼の作品「明日の神話」に捧げた同名の曲 を作ったことで何となく興味が湧いたかな~ってくらい。
では何故、この本と出会うに至ったかというと。。。
これまた昨年ココでも取り上げた、忌野清志郎さんの著書「ロックで独立する方法」 という本の中で取り上げられていたからである。
ボクはこうして数珠つなぎにリスペクトしているがリスペクトしている人という風に探っていくのがとても好きである。リスペクトする人がどういう要素で構成されているのか調べるのが好きである。
今回のスタートはご存知、ちゃまさん である。
そして、本題のこの「今日の芸術」。。。
誤解を恐れずに、また適切な例えでないことを恐れずに言えば。。。この本はバケモノである(笑)
初版の発売が1954年だということを考えると。。。やはりバケモノである。
その当時、大ベストセラーになったらしいが、当然というほかない。
この本を1954年に書いたのか。。。スゴイ。。。全く古さを感じない。
言葉使い、視点、考え方、現状認識。。。今年発売と言っても全然違和感がない。。。哲学が普遍的でモノゴトの本質を見抜いているからだろう。。。
今や毒舌も流行の一部、それこそギャグの一部となっているが、1954年にこれだけエッジの効いた言葉を発する度胸・自信・信念はスゴイ。。。今とは比べようもないくらい風当たりも強かったのではなかろうか。。。
そして、岡本さんの造詣の深さ。。。芸術の世界史にとどまらず、日本の歴史などの知識がスゴイ。。。
確固とした実力・知識・経験の上での強気なだけに説得力は十分過ぎるほどにある。
清志郎さんの「ロックで独立する方法」の時は、ロックと音楽をヨガに変換して読んでも十分通じると書きましたが、この本も同じで芸術をヨガに変換して読んでもかなり学べる普遍的な内容です。
あまりに素晴らしい言葉の宝庫で、抜粋しきれませんが、その中でも
この本のキャッチコピーにもなっているであろう言葉。。。
今日の芸術は、
うまくあってはいけない。
きれいであってはならない。
ここちよくあってはならない。
何でもヨガに置き換えるクセがあるので、強引かとおもいながら、ヨガに置き換えて考えてみた。。。
今日のヨガは、
うまくあってはいけない。
きれいであってはならない。
ここちよくあってはならない。
特に最後は無理があるかと感じましたが、色んな角度から考え、に加えてボクの美学とを考慮してみると。。。これがボクの中では成立するんですね。。。
そして、サブタイトルを加えれば尚のこと、おさまりがよくなります。
決して高い本ではありません。是非読んでみてください。
ボクなんか比じゃない程にアツイので、ヤケドにご注意を。。。(笑)
ボクの新たなバイブルとなりました。
サブタイトル。。。
「時代を創造するものは誰か」
それはアナタかもしれない。。。!!
ヨガは爆発だ!!