川崎の凶悪犯行 | 遊行楽紀行 ~風のささやき 水の行く末~

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------川崎の凶悪犯行--

中学一年生が犠牲となった凶悪犯行が報道されています。
未然に防げなかったものかと、たいへん残念な気持ちになります。

ご冥福をお祈りするのみです。

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公園で屯する非行グループ」との言葉が伝えられます。

いつの時代も、奇妙な悪のグループが形成され、周囲を不快にするだけでなく、「犯罪」に至ります。

人には、悪の連帯の遺伝子があるのでは・・・とさえ思えます。
(大人の世界では、一目で不良と解らぬ姿だけに、潜行します。)

特に未成年の場合も、目視で「非行」との見て取れるものと、そうでないものもあるのでしょう。

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一か月も学校を休んでいた」と伝えられています。

明確な理由なく3日休めば「何事かが発生したのか確認」・・・ではないのでしょうか。
5日休み、10日休めば、他の組織との連携が必要かもしれません。

見て見ぬふりをした周囲、大丈夫だろうとの楽観もあったのでしょうか。

個人的に、これまですべての事に対して「(見て見ないふりをしない意味での)正義」を翳せたわけではありません。
「非行」や「非道」に対して「傍観者」となっていた心当たりがあります。
(極力そうならないように、心がけてきたつもりではありますが、年々、傍観者度が高まってきたと振り返ります。)

ただただ、冒頭の「未然に防止できなかったものか」との思いが抜けません。

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犯人は、どのような人物だったのでしょうか。

推定無罪(すいていむざい)。
「何人も有罪と宣告されるまでは無罪と推定される」

刑事訴訟法336条「被告事件が罪とならないとき、又は被告事件について犯罪の証明がないときは、判決で無罪の言渡をしなければならない」

疑わしきは罰せず
」・・・理解しています。
ですから、容疑者が犯人だと考えないようにしなればなりません。

早々に、しっかりとした捜査の上、犯人の確定し、罪を償わせる・・・。

仮に、未成年者の犯行ならば・・・なのですが・・・。
(実体を把握していないので、何ら批判の意味はありません。)
昔のように、街角での声掛けや未成年の補導は行われているのでしょうか。

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いつの時代も大人がよい手本を示せているとは到底思えません。

外国からも、非道な組織がリンチ(私刑)型で処刑するシーンが流されています。
もし、今般の事件が、リンチ型であったのならば・・・影響があったとすれば・・・。
表現できない不快さが残ります。怒りに近いものかもしれません。

子供の世界、大人の世界、ともに、世に潜む「」の部分。
子供の組織、大人の組織の排他的制裁・・・。
(大人の場合は合法的な範囲での器用にリンチするのでさらに悪質かもしれません。)

いじめ」や「誹謗中傷」「欠席裁判」がラインなどのネットで行われているケースもあります。
こうなると「」は、WEBの中に潜んでいるのかもしれません。

同じことが繰り返されないよう、関係者の徹底した取り組みに期待します。