季節のうつろい~イメージ!? | 遊行楽紀行 ~風のささやき 水の行く末~

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■ 季節のうつろい~イメージ!?


 二十四節気の「立春」と実際の季節感には、ズレがあるのでしょうか。「暦の上では「立春」とはいえ、寒さはまだまだ厳しい」といったニュースなどの枕言葉には、「暦では春になったが、実際にはまだではなく寒い」とのニュアンスを感じます。「昔の暦用語と季節感には、ズレがある」との意も感じます。

 次の画像には、二十四節気などが円にぐるりと記載されています。赤い丸で「立春」「立夏」「立秋」「立冬」を囲みました。円を90°で分割し赤い線を入れています。このイメージから暦の季節をとらえて、立春から立夏までが「春」とされているのでしょう。

 

実践!気学風水【風のささやき 水の行く末】

 

季節のイメージを図示してみました。画像参照。


 実践!気学風水【風のささやき 水の行く末】


 春は、「立春」から日々度合いを高め、「春の土用」でピークとなり、「立夏」を越えて次第に抜けていく。

 「」は「立冬」の頃に訪れ、「寒の土用」でピークを迎え、春の訪れとともに、抜けていく。春でも「冷え」が挽回する場面は、残り香のような「」の悪戯です。 <→寒の土用

 図の上部の帯は、緑色の文字で「立春」とし、山形(台形)で緑にしています。この緑が春の度合いです。各季節の、黄色の帯は「土用」です。「立春」「立夏」「立秋」「立冬」の直前18日間がそれぞれの季節の土用です。「土用」は、その季節の特徴のピークです。

 立春の前日「節分」までの土用で、冬がピークを迎えています。 <→節分 > 立春以降、日々、春の度合いが高まっていくのです。目に見えて春を感じるのは、立春から春の土用の間の1/3あたりからでしょうか。立春から数日たった今日あたりは、春の度合いは、まだまだ数%なのでしょう。

 図の土用の黄色がそれぞれ少し色合いが違うのは、五行のそれぞれの季節の色と、土用の黄色が混ざった色にしているからです。イメージです。

「暦の上では立春とはいえ・・・・・」 の表現よりも、「立春を迎え、春はスタートしたばかり・・・」「立春を迎え、日ごとに春の気配が・・・」などの方がしっくりします。掲載の図のイメージでみれば、二十四節気と季節感に、ほほズレはないと思われます。

 数パーセントの「春」の時期に、「春」を発見する楽しみが「季節の先取り」です。シャッターチャンスです。

 空が透けて見える寒々とした枝に桜の小さな蕾・・・「数パーセントの春」wwwです。春の残雪、夏の涼風などの「残り香」や「先取り」は文化・芸術の題材です。

 

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