2016年最後の麻生.tvは、児童養護施設へお邪魔しての放送でした!
これは石?と思うようなツルツルのまぁるい球体。
正体は麻生区の「白壁屋 左官橋本」の橋本さんが作る漆喰のどろだんご。
壁を塗る左官屋さんの仕事には、なかなか馴染みがないけれど、
どろだんごと言われると、子どもの頃に砂場で作ったどろだんごを思い出してなんだか親しみを感じます。
今月は放送前の時間に、このどろだんごを子ども達と作るワークショップをお手伝いしてまいりました!
集まった子ども達のフォローができるように、事前にレクチャーを受けています。
集中しすぎて、みんな無言。
指のカーブを使って塗る、ここで水分多すぎは駄目、、など、実際に自分たちが経験して色んな発見がありました。
自分のどろだんごが出来て満足しそうになっていましたが笑
あくまでこの後のワークショップのための準備段階!
子どもたちが続々と集まってきて、好きな色と原型になるだんごを選びます。
取り組み方はみんなそれぞれ、無言で集中、経過を見せ合いながら、とみんな真剣な表情を見せてくれました。
ちなみに、私もレクチャーの際作ったどろだんごの色が片寄ってしまって、これじゃ、たこ焼きだ~と悔しがっていたのですが…
翌日以降見てみると、色が落ち着いて馴染んできて、綺麗なマーブルになっていました。マーブルにならないように一色にするというのも技なんだろうけど、これはこれで綺麗。
最後うまくいかなくて悔しがってた子も、翌日変化に気付いて楽しめているといいなあ。
今回のワークショップは、お邪魔した児童養護施設の職員である須藤さんが代表を務められている「SOCIAL FIRST STEP」という取り組みのなかの特別編。
放送では、左官職人の橋本さんと、児童養護施設職員の須藤さんのお二人をゲストに迎えて、活動の内容や想いをお伺いしました!
放送も見学したい!と集まってくれた子どもたちに見守られて、すこし緊張感のあるなか、大人達も本音を伝えることが出来たのではないかと思います。
そんな放送の様子は、ホームページにアーカイブが作成されています。
個人的に、この数年間の出会いを通して、自分が家庭で子どもを育てることはなくても、社会の中で子どもたちとどんな関わり方ができるのかなということに興味をもつようになったのですが、その形のひとつが背中を見せられる大人になることなのかなあと思いました。
わたしにはまだ(?)それにチャレンジする大人たちの応援くらいしかできないけど…
そんな形が見えた2016年最後の放送でした。
ちなみに火曜日は、前回の放送でご紹介した、昭和音楽大学アートマネジメントコースの学生による自主企画公演へいってまいりました!企画公演の内容は、卒業生3人のバンド「SHOKA OKUBO BLUES PROJECT」によるルーツミュージックを中心としたライブ。昭和音楽大学の北校舎のスタジオに着いた頃には、既にほぼ満席。なんとなく知っているような知らないような「ブルース」というジャンルにドキドキしながら席についていたのですが、1曲目からステージに引き込まれました。ソウルフル
隣で聴いていたMCおさむさんと「かっこいい~!」と言い合う…
行ってみたいなと思わせてくれた、番組での小林君の熱い語りにも感謝だな~
さて、来年の麻生.tvは2017年1月8日(日)夕方4時から。
来年もどうぞよろしくお願いします。
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