こんにちは 浅沼真由美です。
つつじがきれいな季節になってきましたね。
「人生はいつからでも変えることができるんです。
あなたが、変えたいと思ったその時から。」
私がセミナーや個人セッションでいつもお伝えしている言葉です。
私自身もビリーフチェンジ・セラピーと出会って「変われた自分」を実感しています。
そして、クライアントさんとの個人セッションでも実感する毎日です。
私たちは、オギャ～と生まれた時には
悩みも何もなく、ただただ
お腹すいた
おしっこしたい
お母さんに抱っこしてほしい と
生きるための欲求を素直に出しています。
赤ちゃんが、周りの大人の顔色を気にして泣き止む姿って想像できないですよね。
そして、3歳までの間に、親からたくさんの愛情をもらい、すくすくと育っていきます。
3歳までの赤ちゃんの脳は長期記憶に記憶が残りにくいと言われています。
それは、まだ言葉を獲得していないからなんです。
そして、3歳以降だんだんと言葉を覚えるようになると、私たちは親からどうやって愛情をもらい続けられるかって考えて始めます。
わかりやすいのが、弟や妹が生まれた時。
お母さんに構って欲しいのに、お母さんは赤ちゃんにかかりっきり。
今までのようにお母さんに甘えようとすると、
「お姉ちゃん（お兄ちゃん）なんだから、わがままを言わないで！」と言われてしまいます。
ガーン
いままでは、受け入れてくれたお母さんが、弟（妹）が生まれた瞬間から、今まで通りに受け入れてくれなくなるんです。
これは、幼い子どもにとっては大問題！
どうしたら、お母さんの愛情を得られるか、試行錯誤が始まります。
「いい子にしたら、お母さんが褒めてくれた。」
「勉強をがんばったら、お母さんが褒めてくれた。」等々
言葉、表情、態度そしてスキンシップを含め親から愛情をもらうために、嫌われないための方法を自分でいろいろと編み出していきます。
その時に、私たちは決めるんです。
自分のマイルールを。
それは、
いい子にしていたら、親の愛情がもらえる
とか
勉強をがんばったら、親の愛情がもらえる
という、幼い心で決めたマイルール。
心理学では、「ビリーフ（信念）」と言います。
年齢を重ねて大人になっても、幼い頃に決めたマイルールは心の中にずっと残っています。
そして、大人になった時でも、心の中のマイルールに沿って生きていきます。
目の前の相手に対して、親に取っていた態度と同じような態度をとってしまうんです。
大人になっても
いい子にしていたら、愛される
と決めた子は、
自分より他人を優先してしまう
人に甘えない
弱音を吐かない 等
「いい子」でいることを無意識で選択してしまいます。
勉強をがんばったら愛される
と決めた子は、学生の時も社会人になっても
勉強や仕事を一生懸命頑張るんです。
一生懸命頑張ることを無意識で選択しているんです。
本当は、
自分を優先させたいのに
人に甘えたいのに
弱音を吐きたいのに
頑張ることを止めたいのに
心の中のマイルールがそうさせてくれません。
だから、悩みや問題になってしまうんです。
特に、人生において悩みや問題になるマイルール（ビリーフ）のことを
リミッティングビリーフ（制限となるビリーフ）と言います。
そして、安心して下さい。
マイルール（ビリーフ）は、「私が決めた」んです。
だから
「私が変えることができる」んです。
大人になった私たちは幼い頃に決めたリミッティングビリーフを書きかえることができるんです。
もしあなたがいつも感じている心の悩みや問題も、もしかしたら、幼い時に決めたことが原因かもしれません。
リミッティングビリーフについては、次回以降書いていきますね。
リミッティングビリーフを書きかえる
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