不器用だからこそ得られた幸せ | \3年以上同じ会社で活躍した女性へ/どこにいけば私が本当に必要とされるかわかるノウハウをお届けします。

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『仕事はこのままでいいのか。私らしい人生を進んでいるか』
ふと頭を持ち上げてくるその迷いをエネルギーに、はっきりと自分の価値を掴まえましょう。
本気で自分の人生を動かし、求められ、あなたを社会に活かす力を手にします。

ある男性著者とのサシ飲み。

私自身、著者養成の講座
に通ったもののどこの出版社からも声がかからなかっ
た苦い思い出がある。そこから細い蜘蛛の糸のよう
な縁を手繰り寄せて出版にこぎつけた。

今から4年前のこと。

その後、プロフィール講師になった後、受講生に向
けての最後のコメントでは必ずそのエピソードを話し
てエールを送った。
審査員だった編集者にコケにされたミジメな思いや
どう這い上がったか。正統なやり方では勝ち目がない。
売り込むのは熱意のみ。ゲリラ戦に持ち込み出版にこ
ぎつけた話です。
不本意な結果に終わった受講生に向けていつもその話
で講座を終えていました。決して諦め無い事。道は必ず
開かれていくという思いを込めて。

そして、その話を聞いていた受講生の一人が、2年の月
日をかけて出版に辿りついた。彼も私と全く同じ目にあ
っていた。どこの出版社から声がかからず苦汁をなめた。

でも・・・・・

不屈の精神で出版社を探し、出版にこぎつけたと
のこと。彼なりのゲリラ戦はお見事だった。
そして既に3刷に突入したそうです。

2年ぶりの彼との再会。
当時と何も変わらずに温和だった。それでも
その心の奥底にある闘争心は素晴らしい。

大樹の横にいて恩恵を得ようという考えは苦手です。
そして彼も頑固な人だった。

『要領よく生きれば、もっと恩恵を得られたのにね』

と二人で笑い合った。

私の元に集まる受講生が頑固なのは、
今も尚、伝統として受け継がれているように思う。

でもそんな人が大好き。

必要以上に大きく見せない。必要以上に
受け取らない。どこか不器用。

お酒を酌み交わしつつあっという間に
閉店の時間になった。

心なしか店の短冊も私たちを応援してく
れているように見えますね。

しかし安いな、ここ、、