【開催報告】『さあ、才能(じぶん)に目覚めよう』|名古屋で朝活!!朝活@NGO | 名古屋で朝活!! 朝活@NGO

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朝活@NGOのブログ。 名古屋駅(名駅)・伏見・栄・藤が丘のカフェで朝の読書会・勉強会を開催中。 朝食を食べながら読んだ本についてディスカッション。 朝活@NGOでは英語や日経新聞の勉強会も企画。 朝時間を活用して、素敵な1日に!

さあ、才能(じぶん)に目覚めよう―あなたの5つの強みを見出し、活かす
さあ、才能(じぶん)に目覚めよう―あなたの5つの強みを見出し、活かす

今朝の課題は、自分の強みをWEBで診断できる「ストレングス・ファインダー」が付いた『さあ、才能(じぶん)に目覚めよう』が課題でした。このストレングス・ファインダーは1回しかできないので、興味のある方は必ず新品でご購入ください。

誰しも日常のあらゆる場面で細かな選択、決断を無意識のうちに行いながら生活していますが、その中でも「才能」=「繰り返し現れる思考、感情および行動パターンであり、何かを生み出す力を持つ資源」を明らかにして、その強みを活かそうという内容。

自分でも意識していなかった「強み」に気づけるので、一度はこの診断を受けてみるのはオススメです。


【管理人の読書メモ】
P.7 どれほど弱点が気になっていようと、それをまず脇に置き、強みを徹底的に探ってほしい。〈ストレングス・ファインダー(強み検索システム)〉を大いに活用し、強みのなんたるかを知り、自らの強みの源泉を見つけてほしい。

P.8 従業員の性格や能力は一人ひとり異なるという事実を踏まえて、そのちがいを活かすこと、ただそれだけのことだ。

P.17 人生における真の悲劇とは、傑出した強みを持たないことではなく、強みを活かせないこと、ということだ。

P.56 才能とは「繰り返し現れる思考、感情および行動パターンであり、何かを生み出す力を持つ資源」である。

P.70 添付の才能がなければ、いくら訓練を受けても強みは築けない。

P.186 弱点に厳しい眼を向け、それを克服しようと努力することもときには必要だが、結局のところ、失敗を回避する助けにしかならず、すぐれた成果を収める助けにはならないということだ。

P.208 資質は一生を通じてまず変わることはないが、新たな知識や技術を身につけた結果、意欲的に取り組める新たな分野が見つかる可能性は大いにある、ということだ。

P.303 1.人の才能は一人ひとり独自のものであり、永続的なものである。
2.成長の可能性を最も多く秘めているものは、一人ひとりが一番の強みを持っている分野である。

P.332 人間にはだれしも名声を得たいという欲望があり、それを無視したり抑制したりせず、その欲望を満たす道を切り開くべきだという考えはすぐれた洞察だ。とすれば、もう一方の大きな誤りとは何か。それは、人間が求めている名声には、権力を伴う名声、この一つの形しかないと考えている点だ。

WEBでの診断は、177問の質問に対して各20秒以内で回答していくだけ。だいたい30分くらいかかります。その結果、「強みになりうる34の資質」の中から、自分に当てはまる5つの資質が分かるようにできています。

例えば、管理人であれば強い順に「収集心」「学習欲」「最上志向」「内省」「個別化」という結果となりました。どれに対してもしっかりとした説明がついているのですが、単純化して言うと、
「収集心」⇒情報やモノを集めて、整理して保管することが好き。
「学習欲」⇒学ぶ「プロセス」そのものが好き。
「最上志向」⇒優秀であろうとすること。
「内省」⇒考えることを好むこと。
「個別化」⇒個人個人の違いに注目し、興味を引かれる。

だそうです。

面白いのは、こうした傾向はある程度固定化され、あまり変わることはないということ。

本書の主張は、
・弱みを改善することに力を注ぐより、強みに注目して磨いていく方がよほど成果がでる。
・強みを見い出し明快に言語化することで、実生活の中で上手く活かせるようになる。
・強みを打ち消すほどの弱みも、乗り越える方法がある。

というもの。

ストレングス・ファインダー自体は、若い時期に受けておいた方がより効果的であるし、マネジャー、管理者の方にとっては「部下の強みを知った上で活かす」という考え方が非常に役立つはずです。部下を指導する立場になると「できないところをできるように」と考えがちですが、本書に言わせるとそれは非効率的でハードルがかなり高いことかもしれません。

また国民性の違いもあって、

P.183 なかでも強みに対する注目度が最も高かったのはアメリカで、回答者の41%が「何より強みを知ることで人は成長する」と答えている。逆に、強みに対する注目度が最も低かったのは、日本と中国だった。

ということなので、特に日本人は弱点に注目してそれを克服しようとする傾向にあるらしいです。だからこそ、本書に書かれていることは「目からウロコ」的な内容なのではないでしょうか。

ご興味あれば、ぜひ一度「ストレングス・ファインダー」を試してみては。

さあ、才能(じぶん)に目覚めよう―あなたの5つの強みを見出し、活かす
さあ、才能(じぶん)に目覚めよう―あなたの5つの強みを見出し、活かす



来月の名駅の朝食読書会は6月1日(月)『エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする』グレッグ・マキューンが課題です。

詳細・お申込みはこちらから。⇒ http://ameblo.jp/asakatsu-ngo/entry-12021712632.html

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