明日も1時半頃から | 荒井修のブログ

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久々の奥山は楽しかった。それは隣近所の職人仲間が温かく迎えてくれ、何かと世話を焼いてくれたからであり、私も感謝を込めて皆に餅を焼いて配った。

皆は私の焼いた餅が「荒井さんが焼くとうまいんだよな」と言ってくれるが、私はもっと餅を焼かせるためのお世辞だと思っていた。

しかしお世辞を言えるタイプではない木彫家のY氏が「いや本当にうまいんだよ、Fが焼くと焦げちゃってるばかりでふっくらしないだろ、だけど荒井さんのは丁度良い焼き色でふっくらして伸びるんだよ」という。

ああそのことか、と私は思った。

実は普通の電気コンロというやつはコイルの部分と乗せた網が近くなってしまい、網に乗せた餅をちょっとほっておくとすぐに焦げてしまうので、とにかく小まめに餅の位置を変えて、向きを変えて焼く事が大切だと私は思っているのである。だから餅を焼いてる時にお客が来ると大変なのである。

場合によっては一度コンロを切りたくなるのだが、火を切ったり入れたりすることも餅をふっくらと焼く事の妨げになるのである。

だから網の外側に移し焦げないようにしながら常に遠くの熱にはさらすようにしているのである。

それが私のちょっとしたこだわりであるのだが、とかく男の料理とはそんな程度のこだわりがあるかないかの違いなのである。

ところで明日も倅に用があるそうで、私の用事が終わる1時半頃まで奥山をやってくれるが、そこから4時頃までは明日も私が奥山に行く事になった。

明日は2時間半くらいなので仕事らしい仕事はしないでよさそうだが、餅だけは焼く事になりそうである。